五頭FPでフライフィッシング・2021/6/30

2024年1月30日

久々の五頭フィッシングパーク


 

前回の五頭フィッシングパーク釣行は、雪の降り積もる2月のことだった。

防寒具を突き抜けるような寒さと吹雪、遠雷が鳴る中での釣りだった。

マイクロスプーンをゆっくり巻く動作の少ない釣りのため、氷の彫像になるかと思った。

 

そんな釣行からしばらく経ち、最近は裏磐梯フォレストスプリングスでのフライフィッシングにハマっていた。

レイクでのカヌーフィッシングも楽しい。

 

ふと、五頭フィッシングパークにフライフィッシングの練習に行ってみようと思い立ち、道具を準備する。

最近はすっかりフライのタイイングにハマってしまい、道具やマテリアルを買い込んでタイイングばかりしていた。

 

前回の裏磐梯FSでは、フライのフックサイズが大きすぎて全然釣れなかったので、今回はティムコのフライフック14~10番辺りでフライを巻いてきた。

トラウトの口には小さすぎる気がするのだが、このぐらいの大きさでないと見切られてしまうのだろう。

実際、今回の釣行でも何度かトラウトがフライにそっぽを向くのが見えた。

 




五頭フィッシングパークへ


 

五頭FPの駐車場に到着。

開場にはまだ時間がある。

 

駐車場からポンドが見える。

何度かトラウトが跳ねているのが見えた。

 

五頭FPの駐車場は、ポールに向かって車を停めていく形になっている。

管理人の方の車から、ポール2本分開けて車を停める。

このスペースは通り道になっているらしい。

 

管理棟の方から駐車場を見渡す。

結構広い。

 

この時期は比較的釣り人が少ないようだ。

後から数台の車が停まった。

 

時間前に受付で3000円を支払い、場所を確保する。

釣り開始の8:00になると、管理人の方がメガホンで開始の合図をする。

それから釣りの開始だ。

 




釣りの開始


 

最初はとりあえず、エルクヘアカディスを投げてみることに。

 

今日は風が強く、うまく投げられない。

風向きも頻繁に変わり、最初は向かい風だったが横風に変わったりもする。

 

フライはあまり飛ばず、ほんの手前に着水する。

白いエルクヘアカディスがぽっかりと水面に浮いている。

 

突然、フライの真下の水面がゆっくりと盛り上がり、魚がフライをくわえた!!

すぐにアワセを入れる。

 

あまり引きは強くなく、すぐに足元まで寄ってきた。

ラバーネットに入れてフォーセップでフックを外す。

 

結構簡単に釣れてしまった。

またフライを投げる。

 

一匹魚を釣ると、ドライフライは濡れてしまい、水面に浮かばなくなってしまう。

ゆっくり糸をたぐってみる。

 

すると、また魚がかかった。

難なくもう一匹ゲット。

 

ルアーで苦戦していたのが嘘のように、簡単に釣れてしまった。

 




フライで爆釣


 

使っていたエルクヘアカディスを木に引っ掛けて失くしてしまった。

背後に木の枝があり、バックキャストのときに引っ掛けてしまったのだ。

 

途中で切れてしまったリーダーと、フライをチェンジ

 

何となくで巻いたフライだったが、これも効果は抜群だった。

水面に浮いたフライに魚が食いつく!!

 

 

フライが濡れて沈むようになってしまった。

ゆっくりと少しずつリトリーブする。

 

それからさらに何匹もトラウトを釣り上げた。

 

次はパラシュートを投げる。

 

横風が強くフライが真っ直ぐ飛ばない。

 

水面のフライに魚が飛び掛かる!!

 

パラシュートも濡れてしまって浮かばなくなった。

キャストして着水し、ゆっくりと沈んでいくパラシュート。

水面が盛り上がり、トラウトが食いつくのが見えた。

 

パラシュートでもトラウトを何匹も釣ることができた。

 




さらに爆釣


 

最後はオリジナルのフライ。

上の画像の縞模様の部分は、羽の一部を大きめに切り取り、ウイングとして巻いた後でセメントで固めている。

シルバーマーチブラウンっぽいフライだ。

 

今回はこれが一番効いた。

一投につき一匹の頻度で掛かる。

 

沈めてゆっくりと泳がせる。

トラウトがいればほぼ間違いなく食ってくる。

 

フックを外すときにウイングが取れてしまった。

 

この頃になるとキャストにも慣れ、横風でも真っ直ぐに飛ばせることが多くなってきた。

横風のときは、風が吹いている方向とは逆の方向から竿を振ってサイドキャストすると、真っ直ぐ飛ばせることが分かった。

向かい風は相変わらず難しい。

 

ウェットフライを巻いてくる釣りは、魚がフライを飲み込みにくいというメリットもある。

今回、フライを飲み込んでダメージの大きそうな魚は、全てキープすることにしていた。

 

今日はたくさん釣ることができた。

ルアーでの苦戦が嘘のようだ。

フライフィッシングはまるで餌釣りのように食いつきが良い。

 

時間が来たので五頭FPを後にすることに。

帰りに気付いたのだが、フライフィッシングができる範囲はポンドのうしろ半分のみのようだ。

 

帰りは百花の里城山温泉へ。

温泉は無色透明だが、肌がすべすべするような感じだ。

時間がなかったのでカラスの行水になってしまった。

今度はゆっくり入りたい。

ここも湯元龍泉と同じく、SDカードを見せると割引してもらえる。

 

今回使ったフライたち。

どれもボロボロになってしまっているが、再使用できそうなものもある。

捨てて巻きなおそうか思案する。

 

次は何の釣りをしようか。

 




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Posted by 無郷庵