簡単にカヤックを艤装してみよう!!

2018年9月10日

~簡単にフィッシングカヤックを艤装してみよう!!~

 


カヤックの艤装について


 

カヤックで釣りをする場合、

カヤックに釣り竿を立てるロッドホルダーや、

カラビナを引っ掛けられるフックキーパーなどがあると便利です。

 

私が購入したSTREAM JOURNEYのBARRACUDAには、

元々ロッドホルダーなどが取り付けてあります。

 

カヤックにこういったパーツがない場合、自分で取り付けなければいけません。

カヤックに装備を追加することを艤装と言います。

 





一般的な艤装の仕方


 

艤装する場合、パーツはねじで止めるのが一般的です。

 

特に、航行中にとれてしまうと危険を招くようなパーツは、

必ずねじ止めしなければいけません。

 

ねじ止めは、カヤックにキリで目印を付け、スクリューネジを回せば簡単にできます。

ねじはΦ5ぐらいが良いでしょう。

 

 

ただ、ねじ止めの際には当然カヤック本体に穴が空きます

穴の位置を変更することはできないため、よくよく考えて位置を決めなければいけません。

また、穴を空けるときに下手をすると、穴から浸水して大変なことになりかねません。

 

そういったことを考えると、穴を空けるのは結構リスクがある気がするので、

穴を空けずに簡単に艤装ができないかと考え、

いくつか思い付いたので実践してみます。

 





手軽な艤装


 

1.接着剤による艤装

セメダインなどの接着剤でパーツを取り付けます。

 

接着剤ならば簡単に取り付けられ、ある程度の強度が出ると思います。

 

また、取り外そうと思えばカッターなどで強引に取り外すことができるので、

パーツの付け直しも可能になると思いました。

 

実際に、旗を立てるためのパーツをセメダインで取り付けてみました。

 

このパーツをつかんでカヤックを持ち上げてみましたが、とくに問題なく持ち上げられました。

なので耐荷重は20kg以上はありそうです。

 

実際に海へ出てみて、使用感を試そうと思います。

 

※9/24追記

上の写真の旗立てですが、カヤックを車から降ろすときにとれてしまいました。

旗立ての方には接着剤がしっかりとくっついていたのですが、

カヤックの本体は表面が滑らかなためか、接着剤の付きが良くありませんでした。

なので、接着剤で留めるときは、

カヤックの表面をやすりで削るなどしてから接着した方が良いと思います。

 

いずれにせよ、大事なパーツはねじ止めした方が良いでしょう。

結局このパーツはねじ止めしました。

 

2.吸盤による艤装

カヤックがひっくり返ったとき、釣り竿などのかさばるものが、

リカバリーの邪魔になってしまうことがあります。

 

なので、いざというときに邪魔になってしまうような物は、

簡単にカヤックから外せるようにしておいた方が良いようです。

 

ただ、普段使用するときには、簡単に外れないようになっている必要もあります。

そんなわがままを叶えてくれそうなのが、吸盤です。

 

吸盤をカヤック本体に取り付けて引っ張ってみましたが、

カヤックをぎりぎり持ち上げられるぐらいの吸着力がありました。

耐荷重は結構あります。

 

外そうと思えば、つまみを引っ張れば簡単に外すことができます。

 

吸盤を選ぶときは横穴タイプが良いです。

ロープや針金を穴に通して、簡単に工作ができます。

 

吸盤でこのような物を作ってみました。

 

普段は吸盤を船体に取り付けておき、転覆した時などの非常時は、

吸盤を外して竿を船体から離せるようにします。

船を立て直したら、海上のフロートを見つけて道具を回収します。

 

マリンコンパスにも、針金で吸盤を取り付けてみました。

 

このように、道具に吸盤を取り付けることで、

簡単に道具をカヤックから取り外しできるようになります。

 

※2018/9/24追記

実際にカヤックで海に出て、吸盤の使用感を試してみました。

使用してみると、吸盤の裏にほこりが付いてしまい、

カヤックの本体にとまってくれませんでした。

ただ、吸盤の裏に海水が付くとよくとまってくれました。

なので吸盤を使うなら、あらかじめ吸盤を濡らしてから取り付けると良いでしょう。

 

※2019/7/14追記

吸盤を何度か試してみましたが、結構使い勝手が良いです。

濡らしてから取り付ければ、ちょっとやそっとでは取れません。

魚探の振動子を船底に取り付けるのに、とても便利です。


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Posted by 無郷庵