【バンコクの物価とタイバーツについて・一日目の終わりに】初めての海外バンコク七日間紀行・その8
初めての海外旅行で、タイの首都バンコクを七日かけて歩いた時の記録です。
このページでは、バンコクの物価やお金、一日目の回想について書いています。
・文章を書いている現在、1バーツは約4.4円ですが、手数料なども考えて1バーツ5円として計算しています。
バンコクの物価について
ホステル近くのセブンイレブンで、バンコクに来て初の買い物をしてきた。
一度買い物をしてみると、どれだけのお金でどれだけの物が買えるのか、感覚がつかめてくる。
バンコクでは、全体的に物価が日本より低めだが、同じくらいの物もある。
観光客向けの物は、むしろ日本より高いこともあるようだ。
日本と比べてどのくらい安いかは、その品目による。
特にフルーツ類が安かった。
例えば、屋台で売っているカットメロン一袋が20バーツ(100円)、スイカが25バーツ(125円)だった。
日本で買ったら二倍か三倍の値段になりそうだ。
食費に関していえば、後に屋台なども見回ったが、50バーツ~250円ぐらいで軽食が食べられる。
コンビニ弁当も1つ50バーツぐらい。
100バーツ~500円もあれば、大体なんでも買えるだろう。
観光客向けのレストランでは、メインの一品が200バーツ~1000円や300バーツ~1500円になることもあった。
ホステルの宿泊費は、私が見て回った限りでは、ワンルームで700~900バーツ(3500~4500円)。
ドミトリーは大体その半額ぐらいになるようだ。
タイのお金バーツについて
手持ちのお金を並べてみた。
赤い紙幣が100バーツ(500円)。
緑は20バーツ(100円)。
この二つはよく使うし、よく見かける。
100バーツが一枚あれば、十分な食事がとれるし、だいたいの物は買える。
他に、50バーツや500バーツ、1000バーツの紙幣がある。
50バーツや500バーツは、日本の5円・50円・500円と同じく、見かける頻度が少ない。
1000バーツ(5000円)は、一番の高額紙幣で、薄い茶色だ。
財布の中に入っていると嬉しくなる。
コインは小さい方から、1バーツ・5バーツ・10バーツの三種類。
10バーツは、中に金色の金属が入っている。
硬貨単体で買えるものは少なく、帳尻合わせの役割が大きいと思う。
積極的に使わないと、どんどん財布の中に貯まってしまう。
一日目の回想
手洗いで洗濯を済ませ、シャワーも浴び、今日しようと思っていたことは全て終わった。
何だか、自分がバンコクにいるという実感がない。
非現実的・非日常的な感覚に包まれている。
町を歩けばタイ語と英語に囲まれている。
英語は半分以上聞き取れない。
日本とは質の違う熱気。
ムッと来る臭い。
近代的な高層ビルの近くに、バラック街。
このアンバランスさ。
大学生のころ、タイ人の知り合いがいたのだが、物静かでゆったりとしていた。
タイという国もそんなイメージで捉えていたのだが、来てみると、やっぱりイメージと違うことが多い。
道路を歩いてみると、車もバイクもスピードを出している。
信号が青でも赤でも、隙あらば前に出ようとする。
クラクションもしばしば聞こえる。
ホステルにいる今だって。
親切な人が多いのだが、こちらが外国人だからなのか、対応に不愛想な感じを受けることもある。
これは日本でも、どこの国でも同じだと思う。
誰だって打ち解けてみないと、その人自身の本性は出てこないのだ。
自分の中のタイという国のイメージが、再構築されていく。