魚群探知機のガーミンストライカー4について、付属のパーツとカヤック上への配置の仕方、操作方法などを述べていきます。
別のページでは、ストライカー4の画面の見方や電源の取り方、振動子の配置についても解説しています。
ガーミンのストライカー4について
このページでは、ガーミンストライカー4の準備や操作方法、カヤック上の配置について説明しています。
ガーミンストライカー4は、操作が簡単な魚群探知機です。
サイズも、カヤックで使うには丁度よいです。
私が乗っているカヤックは、真ん中にボトルホルダーがあるのですが、そこにスポッと収まるぐらいの大きさです。
ストライカー4の組み立て
ストライカー4を購入すると、以下の物が付属してきます。
本体
説明書
振動子とケーブル
振動子を固定するパーツ
電源ケーブル
台座
ストライカー4を動かすためには、上の付属品以外に、12Vの電源や充電器が必要です。
私はLONGのバッテリーを使っています。
充電器も必要です。
電源については、ストライカー4のバッテリーのページで詳しく解説しています。
また、カヤックによっては魚探を配置するマウントや、振動子を取り付けるアームなどがあると便利です。
これらについては、このページの下部や他のページで説明します。
ストライカー4の付属品と組み立て
本体裏面は下の画像のようになっています。
丸い部分に、付属の台座をはめ込んで使います。
ストライカー4を使うためには、本体に12V電源と振動子をつなぐ必要があります。
左のPOWERと書かれている部分に電源、右のXDCRと書かれている部分に振動子のケーブルをつなぎます。
それぞれの穴に、違うケーブルは刺さらないようになっています。
ストライカー4の操作について
バッテリーと振動子からのケーブルを本体に差し込めば、ストライカー4のセッティングは完了です。
本体の電源ボタンを押すと、本体が作動します。
電源ボタンは下の画像の赤丸です。
電源を付けたとき、振動子も接続していないと操作ができないようになっています。
ストライカー4の使い方は簡単です。
ここでは一番基本の使い方だけ説明します。
操作には、主に下の画像の赤丸で囲んだボタンを使います。
四つの矢印は方向キーで、下のチェックマークが決定ボタンです。
赤丸の左にある、丸まっている矢印のボタンは、元の画面に戻る時に使います。
電源を付けると、一番上の「Traditional」の位置にカーソルが合っています。
そのままチェックマークのボタンを押すと、魚群を探索する画面になります。
振動子が適切に配置されていれば、海中の魚群や海底地形、水深などが表示されます。
基本的に、使うのはこの「Traditional」だけで十分です。
魚群探知機で見たイナダの反応と周波数分割の使い方のページで説明したように、画面を周波数分割する場合は、「Split Frequency」を選択します。
魚群探知機の電源を切るときは、そのまま電源ボタンを長押しすれば電源が切れます。
魚探の画面を見ずに長距離移動するときなどは、電池の節約のため、電源を切っておいても良いでしょう。
ストライカー4の配置について
カヤックでストライカー4を使う際、
・本体
・バッテリー
・振動子
・ケーブル
これらをカヤック上にどう配置するかが問題になります。
ストライカー4の本体について、私が行っている配置方法を紹介します。
魚群探知機の本体は、カヤック上の自分が見やすいところに置く必要があります。
私はストライカー4の本体を、カヤックのペットボトルホルダーに入れて使っていました。
ホルダーは、ちょうど本体がすっぽり入る大きさです。
ただ入れるだけでは安定しないので、マジックテープや吸盤で固定していました。
バッテリーや振動子は、カヤックの上に置くと邪魔なので、カヤックの内部に収納していました。
ホルダーの本体に穴をあけ、バッテリーや振動子からの配線を通し、本体につなぎます。
バッテリーと振動子の配置方法については、以下のページで詳しく紹介しています。
Scottyのマウントを利用
しばらくは、本体をボトルホルダーに入れて使っていました。
ところが、ボトルホルダーにはプライヤーなどのよく使う道具を入れておきたくなりました。
そこで、カヤックの真ん中にScottyのマウントを装着していたので、そこにフィッシュファインダーマウントを取り付け、魚探を載せてみることにしました。
カヤック→スコッティのマウント→フィッシュファインダーマウント→魚探本体
という順に取り付けて使っています。
魚探マウントと魚探本体は、本来はネジ止めが必要なのですが、私はケーブルタイでくっつけています。
ケーブルタイは非常に便利で、物を固定する時に役立ちます。
登載の前の準備:日よけと画面保護シート
最後に、魚探を実際に使う前にやっておいた方が良いことを書いておきます。
日差しがあると、反射で画面が見えにくくなるため、日よけも付けたほうが良いです。
日よけは飛沫よけの役割も果たします。
カヤックに乗っていると、どうしても水しぶきがカヤック上の物にかかってしまいます。
魚探は防水だと思うのですが、電子機器なので、あまり水にさらしたくありません。
上の日よけは、プラスチック段ボールを適当な大きさに切り、ケーブルタイで留めて作りました。
ケーブルを挿す背面はパカパカ開くようにしています。
日よけの下は、ケーブルタイで後述のフィッシュファインダーマウントに留めています。
プラダンではなく、スポンジシートで覆っていた時もありました。
プラダンもスポンジシートも、ホームセンターに売っています。
どちらも適当な大きさに切り、ケーブルタイで留めるだけなので作成は簡単です。
問題は見た目が悪いことぐらいでしょうか。
また、画面には液晶保護フィルムを貼っています。
ストライカー4専用の物もあるようですが、私は大きめのフィルムを買い、画面に合わせて切って貼り付けています。
切るときは普通のハサミを使い、まずはシートを大雑把に切ります。
仕上げに、シートを画面に当てながら、調整するように細かく切っていきます。