中富良野と上富良野
富良野市街からさらに北へ。
次は中富良野町、そして上富良野町を通ることになる。
富良野周辺の市街地は、国道237号に沿って南から、富良野市・中富良野町・上富良野町と分かれている。
中富良野町と上富良野町は「富良野」と付くものの、富良野市ではなく空知郡に属しているという、少しややこしいことになっているようだ。
これも余談だが、私が住んでいる新潟県は、南から北に向かって、上越・中越・下越と分かれている。
東京や京都など国政の中心に近い方から、上・中・下と付けられたのだろう。
富良野とは、上・中・下が逆の位置関係になっているのだ。
中富良野ラベンダー園へ
中富良野町の中を走る。
標識がライラック色だ。
北海道では、各町の街灯や標識が凝った造形になっている。
そういったものを眺めながら、町々をめぐるのも楽しい。
ラベンダー園の標識を見つけ、行ってみることに。
やはり、まだラベンダーの時期には早いようだ。
7月ごろの開花時期には、この丘一面がラベンダー色になるのだろう。
見ごたえがありそうだ。
フラワーランドかみふらの
上富良野町を北に進み、市街地を抜ける。
今日のもう一つの目的地、フラワーランドかみふらのへ。
富良野周辺は、ラベンダーを取り入れた花畑が、観光地として点在している。
まだラベンダーの時期ではないにしても、大きな花畑を見ておきたいと思っていた。
白樺の林を抜け、フラワーランドかみふらのに到着。
街路樹として白樺が植わっているのも、北海道らしい。
駐車場から花畑内が見える。
やはりは開花時期には早いようだが、それでも見ごたえがありそうだ。
土産物屋を通り、花畑へ。
トラクターバスで場内を回ることもできるようだ。
大雪山系の山々。
そう、富良野周辺のガーデンの特徴は、小高い丘を利用した花畑づくりにある。
雄大な景色を背景に、花を楽しむことができるのだ。
東屋もあり、ガーデンを一望できる。
花が十分に咲いていないときでさえ、壮観な眺めだ。
7月はさぞかし、花と人でにぎわうのだろう。
さて、一通り見終わったので、次に行くとしよう。