【秋田から日本海沿いに青森へ・アオーネ白神十二湖で休憩】秋の東北へ:その4
10月の上旬、新潟から青森へと日本海側を北上し、奥羽山脈のあたりを通りながら帰ってきた時の記録です。
このページでは、秋田の能代市街を通って日本海沿いに青森に入り、アオーネ白神十二湖で日帰り入浴をした時のことについて書いています。
能代市街へ
男鹿半島の寒風山を出発し、北へ向かう。
能代市街に入った。
車内での時間つぶしのため、ブックオフで本を調達。
良い雰囲気の商店街。
雨も降りだした。
イオンを見つけたので寄って行こう。
今日の昼食兼、夕食を購入。
イチジクはオガーレで買ったものだ。
能代からさらに北へ
能代を出て、さらに北へと向かう。
途中、ハタハタ館に立ち寄る。
ここは温泉施設や産直の店がある。
まだ時間が早いので、温泉には入らなかったが、土産物屋を見て回った。
さて、この辺りから東の方に、白神山地があるはずだ。
白神山地について
白神山地は、秋田県から青森県にまたがる広大な山域だ。
ブナの原生林や多種多様の生き物が生息しており、世界遺産に登録されている。
私はこのブナの木が大好きで、山登りの途中で見かけるたびに、立ち止まってしばらく眺めたりしている。
ブナは水分を多く含み、木材としての利用が難しい。
そのため、昔は役に立たない木として伐採されてきた歴史を持つ。
だが、その保水力の高さなどから、森林での生態系維持に重要な役割を持つことが分かってきた。
現在では、各地でブナ林を保存する動きが活発なようだ。
ブナの樹姿や生態について、私の好きな森と水の郷あきたのページに詳しい。
源流釣りに興味を持っていたころ、このページを何度も見返して山菜やキノコについて調べたものだ。
白神山地については、瀬畑雄三さんのという本で見て、ずっと興味を持っていた。
今回、東北へ行こうと思い立ったときから、白神山地は目的地の一つになっていた。
白神山地にはいくつかの散策路があるが、調べた感じだと、散策路に通じる道路は通行止めになっている所が多いようだ。
海の近くから十二湖というところにアクセスできるようなので、明日行ってみようと思う。
本当は今日行ってみる予定だったのだが、強い雨が降ったり止んだりを繰り返しているので、明日行くことにした。
象岩を見物
ハタハタ館からさらに北上する。
この辺りの海岸沿いは、大小の岩が立ち並び風光明媚だ。
車を停めて写真を撮る。
青森まで来たが、標高の低い場所はまだ紅葉していない。
国道から海へ向かい、細い道に入る。
奇妙な形の象岩を発見。
ちょっと不気味だ。
真ん中の垂れた岩が、象の鼻のように見える。
アオーネ白神十二湖へ
そろそろ風呂に入りたかったので、近くのアオーネ白神十二湖へ行く。
ここは宿泊施設だが、宿泊客でなくとも日帰り入浴などを利用できるようだ。
受付を済ませ、浴槽へ。
温泉ではないが、地下水をくみ上げて沸かしているそうだ。
ゆっくり湯につかり、疲れを落とした。
売店があったので、夜食を購入。
残ったイチジクとともに、腹が減ったら食べることにしよう。
二日目の終わり
雨が本格的に降り出した。
と思ったら、日が沈むころにピタッと止んだ。
旅先で見る夕日は良いものだ。
そういえば、北海道一周のときは十五日もかけたのに、室蘭でしか夕日を見なかった気がする。
もったいないことをした。
太陽が沈んでいく。
すぐに夜の帳が降りるだろう。