【旅の終わり】初めての海外バンコク七日間紀行・その47
初めての海外旅行で、タイの首都バンコクを七日かけて歩いた時の記録です。
このページでは、旅を終えて思ったことなどを書いています。
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旅を終えて
思い立ってタイのバンコクへ行ってきた。
初の海外旅行で分からないことばかり。
英語もあまり分からない。
それでも4つのホステルを巡りながら、食べたかったものを食べ、見たかったものを見て、何とか帰国の途に着くことができた。
バンコクの蒸し暑さ
バンコクはとにかく蒸し暑かった。
気温は日本の夏と同じ、30℃を少し超えたぐらいだったが、バンコクは年中この気温なのだ。
湿度が高く、外に出るとすぐに汗をかく。
水分摂取は必須で、コンビニで何度も水を買った。
手ぬぐいで汗を拭きながら歩いていたが、すぐに処理しきれなくなる。
ホステルに着いたらすぐにシャワーを浴び、洗濯をするのが日課になっていた。
バンコクの街中は湿度でムワッとしているが、臭いもムワッとしている。
なんというか、独特の臭いがする。
路地と市場
バンコクでは路地歩きが面白かった。
現地の人が生活している様子や、家々を見るのが面白い。
日本と違うものを見るのが、とにかく面白いのだ。
子どもたちが走り回っているのを見ると何とも心が和んだ。
バンコクで一番楽しかったのは、路地を歩いていて市場を見つけた時だ。
観光地を見るより楽しかった。
市場では香草が山と積まれ、これまたムワッとした匂いが充満している。
魚がうろこを剥がされている最中だったり、ニワトリが捌かれていたりする。
タイ語が飛び交い、独特の喧騒があり、野良犬がうろついている。
見たことのない果物もたくさん積まれている。
バンコクの観光地
一番楽しかったのは市場だったが、観光地も面白かった。
今回巡った観光地は、
・ワットプラケオ
・旧王宮
・ワットポー
・ジムトンプソンの家
の4つだった。
タイ独特の、お寺の建築や装飾は素晴らしかった。
とても豪華でカラフルだ。
歴史や建築様式などはさっぱり分からないのだが、見ているだけで面白かった。
日本とは違った感性で作られた建築物。
そういう物を見るのが刺激になる。
バンコクでの危険
バンコクでは、明確に危険なことはなかった。
強いて挙げるとすれば、やっぱり道路の横断だろうか。
交通事情のページに書いたが、バンコクは交通量が多い。
それに加え、バイクや車は信号無視をするので、青信号の横断歩道を渡っているときでも油断できないのだ。
道路の横断はいつも嫌だった。
また、観光地のそばでは客引きに注意が必要だ。
先生を名乗る客引きに出会ったこともあった。
トゥクトゥクに乗せられ、スーツファクトリーに連れて行かれたのだった。
ワットポーに行く途中、「ワットポーシマッテル」などと嘘をつかれたこともあった。
ただ、客引きはしつこくなく、無視していれば追ってこないことが大半だ。
とにかく知らない人に声をかけられたら、無視する、取り合わないことが鉄則だと思う。
それで失敗したこともあったけれども。
他に危険そうなことと言えば、野良犬だろうか。
屋台のそばで何度か、大きめの野良犬がうろついているのを見かけた。
現地の人は食べ物を与えたり、話しかけたりしていたので、特に問題ないのだろうけれど、やはりちょっと怖い。
今回、狂犬病のワクチンは打って行かなかったが、できれば打ってから行った方が良いのだと思う。
危険といって思いつくのはそんなところだ。
夜に出歩かなかったことも良かったのかもしれない。
海外では、おつりをごまかされたり、色々な詐欺にあったというのを本で読んでいたので、最初はかなり警戒していた。
だが、上に挙げたようなこと以外は何事もなく、安全に見て回ることができた。
警戒を切らしてはいけないのだろうけれど、警戒しすぎても疲れる。
警戒しなければいけない場所と、そうしなくても良い場所の見極めが大事なのだろう。
それには経験を積むしかない。
バンコクの土産
土産は最終日にまとめて買った。
土産を買うのに良いと思ったのは、セブンイレブンだ。
日本に住んでいる、海外にあまり行ったことのない人に贈るのであれば、現地の物(で美味しい物)なら大体喜ばれるのではないか。
セブンは大体どこにでもあるし、小さいものを安くたくさん買える。
贈り物として現地のお菓子やドライフルーツが特に喜ばれた。
ドライフルーツはおすすめだ。
セブンでも空港でも、色々なところで売っている。
味も外れが無い。
日本ではあまり食べることのないフルーツなら、なおさら良いだろう。
ただし、お菓子にしてもドライフルーツにしても、ドリアンはおすすめしない。
ドリアンのキャラメルを買ってみたが、とても臭かった。
後は、タイのお茶も土産におすすめだ。
紅茶のような赤い色の茶だが、ジャスミンような甘い香りが付いている。
砂糖とミルクを入れて飲むのが、現地の飲み方のようだ。
私は空港で、タイティーのティーバッグを買った。
上の画像の、左上の缶がそうだ。
ちなみに、画像の右にある袋は、ドライフルーツの詰め合わせだ。
200バーツ(1000円)と値は張ったが、バーツを使い切るために買ってみた。
量も多く、色々なフルーツが入っていて美味しかった。
種類ごとに細く切ってビンに入れ、茶菓子にしたり、ヨーグルトに入れても美味い。
トムヤムクンを調理
セブンイレブンで買ったトムヤムクンの素を使い、トムヤムクンを作ってみた。
その様子を載せ、バンコクの旅の締めくくりにしようと思う。
トムヤムクンの素は二種類売られており、普通の物と、クリーミーなものがあった。
これはクリーミーな方だ。
書いてあった材料とは違うが、家にあったタマネギとナスを入れてみる。
エビも用意した。
鍋に分量の水を沸かし、トムヤムクンの素を入れる。
材料を入れ、熱が通れば完成だ。
食べてみると、、、
素材とトムヤムクンの素の旨味を、柑橘系の香りが引き立てる。
美味い。
柑橘系の香りは、袋に描いてあるライムなのだと思う。
ライムが良い引き立て役になっている。
美味いのだが、けっこう辛い。
後を引く辛さだ。
水が無ければ食べられない。
バンコクでは、このぐらいの辛さがメジャーなのだろうか。
バンコクで食べてきた物の中に、これほど辛いものはなかった。
ともあれバンコクの旅はこれで終わり。
以降は、何ページかに渡り、持って行った荷物などについて書いて行こうと思います。