【ATMに大苦戦】初めての海外バンコク七日間紀行・その23
初めての海外旅行で、タイの首都バンコクを七日かけて歩いた時の記録です。
このページでは、三日目のホステルが決まってから、ATMでお金を下ろしたときのことなどについて書いています。
・文章を書いている現在、1バーツは約4.4円ですが、手数料なども考えて1バーツ5円として計算しています。
ホステル近くのセブンイレブンへ
少し話の順番が前後するが、前のページの途中、セブンイレブンに買い物とお金を下ろしに行った時のことを書く。
八陳号ホステルに宿泊が決まった。
疲れていたので昼寝をしようとしたのだが、頭の中を色々な考えが巡り、眠りにつくことができなかった。
そこでとりあえず、近くのセブンイレブンへ行って水と軽食を買うことにした。
ホステルを出て、セブンまで歩いて行く。
セブンの近くの路地には、屋台が多く出ていた。
セブンイレブンの前にATMが設置されていた。
手持ちの現金が少なくなってきている。
明日行く観光地は入場料がかかるし、ホステルに連泊するための宿泊費も払わなければいけない。
買い物をした後に、ATMでお金を下ろしていこう。
セブンイレブンで買い物
バンコクでコンビニといえば、セブンイレブンだ。
セブンイレブンは至る所で見かけた。
どこも大体品ぞろえは変わらない。
とにかく買いたかったのは水。
海外では水道水を飲めないと、色々なところで見たり聞いたりしているので、ミネラルウォーターは必需品だった。
実際に水道水が飲めないのかどうかは分からないが、水道管が劣化しているので飲まない方が良いと聞いたことがある。
明日の観光で持ち歩くために、500mlを一本(7バーツ~35円)。
ホステルに置いておく用に倍のサイズの物をもう一本(14バーツ~70円)。
後は軽食と、ビタミルクの抹茶を買った。
ビタミルクはミルク入りの飲料で、コーヒーや抹茶などのフレーバーがある。
日本で飲むコーヒー牛乳などと同じ味わいで、日本人の口に合うと思う。
下の画像はレスティニーホステルで撮ったものだが、右上の猫のビンがビタミルク(抹茶)だ。
ただ、他の飲料と同様、かなり甘い。
ATMと手数料
買い物を済ませ、セブン前のATMでお金を下ろす。
ATMの周りにはたくさん人が座っており、使うのにちょっと躊躇する。
クレジットカードを入れて暗証番号を入力する。
パヤタイ駅で使ったATMと同様、日本語でメニューが表示されるので、操作は全く問題ない。
1000バーツ・2000バーツ・5000バーツなどと、引き出す金額の選択肢が出てくる。
多めに5000バーツ(約25000円)を選んでみると、手数料は220バーツ(1100円)だった。
これはパヤタイ駅で2000バーツを下ろしたときと同じ手数料だ。
後に別の場所で1000バーツ下ろしたが、そのときも手数料は220バーツだった。
どこのATMでも、下ろす金額にかかわらず、手数料は220バーツなのかもしれない。
だとすれば、一度に多めに下ろしておいた方が得だということになる。
ATMに苦戦
さて、操作を完了したはずなのだが、おかしい。
クレジットカードは出てきたものの、お金が出てこない。
ATMの中に十分なお金がなく、引き出せなかったのだろうか。
脳が冷汗をかき始める。
嫌な想像が頭に浮かぶ。
ATMからお金は出てこなかったけれども、手続きが完了してしまっているので、口座から25000円引かれてしまうのではないか。
もう一度試してみるか、、、
けれど、本当にお金が出てこないのに、口座から25000円引かれているとしたら、、、
もう一回試すと合計50000円を無駄にしてしまうことになる。
どうしよう。
冷汗が出てくる。
困った末、毒を食らわば皿までの気持ちで再度試してみることにした。
ここで引き出せなければ、後々困ることになるのだ。
それに、いくらなんでも、お金を引き出せていないのに口座から引かれるなんてことはないだろう。
再度試してみると、今度は上手くいった。
ATMから5000バーツが出てきたときは本当にほっとした。
お金が出てこなかったわけ
先ほどATMからお金が出てこなかったのは、手続きが最後まで完了していなかったからだった。
ATMを操作していくと、最後に確認画面になる。
引き出す金額と手数料、口座から引かれる日本円などが表示されるのだ。
ここで「続けて手続きしますか」と出て、Yes/Noを選択することになる。
私はこの、「続けて手続きしますか」の意味を、「今している手続きを終えた後に、続けて手続きしますか」という意味だと思っていた。
ここでNoを選択していたので、手続きが完了せず、お金が出てこなかったのだ。
つまり、「続けて手続きしますか」というのは、「これで手続きを完了させて良いですか」という意味だったということだ。
一つ一つだ。
初めての海外旅行で分からないことばかり。
一つ一つ試しながら、できることを増やしていくしかない。
ホステルへの帰り道、路地は車で大渋滞している。
大通りからパレードのような音楽が響いている。