【津軽海峡フェリーで函館から大間へ】車で北海道一周の旅・その93

車で北海道をほぼ一周したときの記録です。

このページでは、函館から青森の大間へ、フェリーで渡った時のことについて書いています。

 

十六日目の朝

 

早朝に目を覚ました。

今朝は、七飯町のコインランドリーで洗濯をする予定だった。

 

この旅で学んだことの一つは、コインランドリーは昼に混むということだった。

コインランドリーは早朝や深夜にやっている所も多い。

早朝の暇な時間は、コインランドリーで洗濯をするのにちょうど良いのだ。

 

洗濯物を洗濯機に放り込み、コンビニで朝飯を購入。

 

今日はこれから函館に行く。

函館を一日観光するか、それともフェリーで大間に行ってしまうか、まだ迷っていた。

 

とりあえず函館のフェリー乗り場に行ってみよう。

大間へのフェリーは9:30出発らしい。

乗船手続きは1時間前ぐらいからだろうか。

 

もし大間までのチケットが取れたら、そのままフェリーに乗って大間へ行こう。

 

津軽海峡フェリーへ

七飯町を南へ。

 

朝日で松の影が伸びている。

昨日通ったときは夕日により、影が逆側に伸びていた。

そんなことが少し面白かった。

 

函館市街を通り、津軽海峡フェリーのターミナルに来た。

 

受付に行って、予約していないことを告げたのだが、今日のフェリーチケットが取れた。

大間に行ってしまおう。

北海道一周も今日で終わりにしよう。

 

 

正直なところ心残りはある。

函館で五稜郭とか、函館山とか、色々と見ておきたいところがあった。

 

だがそれ以上に、帰りたいという気持ちが強くなってしまった。

 

小樽からここまで、総走行距離は3002.2kmだった。

長かった。

 

津軽海峡フェリーに乗船

 

大間行きのフェリーは大函丸という。

函館と大間の間を、一日に何往復かしているようだ。

 

フェリーから続々と車が出てくる。

大間から乗ってきたのだろう。

 

道外ナンバーが多い。

これから北海道を旅する人たちだろうか。

仕事で来ている人もいるのだろう。

 

函館⇔大間の間のフェリーに乗る際は、新潟⇔小樽のフェリーに乗るときと、少しの違いはあるが、大まかな流れは変わらない。

 

車ごとフェリーに入り、荷物を持ってツーリストの部屋へ。

 

函館を出航

 

大間までの一時間半は、このようなスペースで過ごす。

 

デッキに出てみた。

 

たったの一時間半で着くなら、ずっとデッキに出ているのも悪くない。

 

 

 

フェリーに乗るときに通ったタラップが上がった。

いよいよ出航のようだ。

 

船が出た。

 

 

 

 

函館山を遠望

 

大間に着くまでの間、ずっとデッキで写真を撮って過ごすことにした。

 

 

 

どんどん岸を離れていく。

 

これが函館山だろう。

登ってみたかったが、まあいずれまた来よう。

 

函館山のふもとの辺りは、工業地帯になっているようだ。

 

函館山のてっぺん。

ロープウェイが見える。

 

 

 

 

 

奥にはうっすらと、目指す大間崎が見えている。

 

野生のイルカを発見

 

 

 

函館からどんどん遠ざかっていく。

 

 

海面に目を凝らしていると、野生のイルカを発見した。

 

 

 

 

北海道との別れ

 

大間が近づいてきた。

 

 

白黒の大間崎灯台が見えた。

大間まですぐそこだ。

 

船内アナウンスがあり、車に乗り込む。

 

 

待っている間に荷物の整理を。

 

地球の歩き方 北海道に付いてきた別冊マップ。

この旅で、何度開いたか分からないぐらい世話になった。

折り目が付いて所々擦り切れている。

 

毎日寝る前に、この地図を開いて、次の日のルートを確認するのが日課になっていた。

 

ひとまず、この地図の役割は終わりだ。

次に北海道に来ることがあれば、また世話になるだろう。

 

フェリーのタラップが開き始めた。

北海道の旅は終わりだ。

 

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