【襟裳岬の風景】車で北海道一周の旅・その76
車で北海道をほぼ一周したときの記録です。
このページでは、襟裳岬の先端まで行った時のことについて書いています。
襟裳岬の先端を目指す
風の館を見終え、襟裳岬の先端を目指す。
この強風の中を、あの先端まで行くのは怖い。
ここから見える分でも、襟裳岬はすごい景色だ。
エゾカンゾウとエゾキスゲ
エゾカンゾウを発見。
この花の名前を調べていたとき、エゾカンゾウ・ニッコウキスゲ・エゾキスゲなど、似たような花がたくさん出てきた。
国土交通省のページによれば、微妙な違いはあるものの、エゾカンゾウとニッコウキスゲは同じ種らしい。
また、北海道のページを見ると、エゾカンゾウとエゾキスゲは違う花のようだ。
つまり、エゾカンゾウ=ニッコウキスゲ≠エゾキスゲということだ。
エゾカンゾウが日中に咲いているのに対し、エゾキスゲは夕方から翌日の昼頃まで開花するそう。
色も、エゾカンゾウが橙色で、エゾキスゲは黄色という違いもある。
エゾカンゾウは、神威岬や金浦原生花園などで何度も目にしてきた。
襟裳岬の先端へ
遊歩道から振り返ると、先ほど入った風の館が見える。
ガラス張りのところが展望台だろう。
襟裳岬の先端に到着。
先端からの眺め
ものすごい風。
ここ襟裳岬では、北海道で訪れた中で、一番ダイナミックな景色を見ることができた。
あまりにも風が強く、潮の泡が一方向に伸びている。
襟裳岬と海鳥
岩の所で、たくさんの海鳥が営巣している。
岸には、木切れや海藻がたくさん落ちているので、それを巣の材料にしているのだろう。
ウミウもたくさん。
ゼニガタアザラシがいないかと思い、双眼鏡で探したが、見当たらなかった。
日高山脈と襟裳岬
ところで、ここ襟裳岬は、綿々と連なる日高山脈の南端であり、山脈が海へと沈んでいく場所でもある。
今日、日高山脈の山々を一本山展望タワーで見てきたばかりだった。
画像の左の方が南側で、ゴツゴツとした恐竜の背中のような山脈が、今いる襟裳岬まで続いていくのだ。
そういえば、十一日前には日高町の日高山脈博物館を訪れていた。
このあたりが日高山脈の北端になる。
とすれば、今日襟裳岬に来たことで、日高山脈の北端から南端まで訪れたことになる。
襟裳岬を後に
駐車場に戻ろう。
風の館に戻ってきた。
駐車場からも素晴らしい景色が見られる。
次に進もう。