【硫黄山の散策】車で北海道一周の旅・その63

車で北海道をほぼ一周したときの記録です。

このページでは、弟子屈の硫黄山を訪れた時のことについて書いています。

 

硫黄山の駐車場へ

摩周湖第三展望台を見終わり、次は屈斜路湖の方へと向かう。

 

第三展望台から西へ。

道道52号から国道391号に出て、すぐにまた道道52号に入る。

 

国道から道道に折れたとき、急に硫黄の臭いがし始めた。

 

少し行くと、「硫黄山」と書かれた標識が。

登山道の入り口でもあるのかと思い、そのまま通り過ぎる。

 

先へ行くと道の両脇が開け、大きな山々が見えてきた。

路肩に駐車場があったので、車を停めて写真を撮る。

正面の山が、先ほど通り過ぎた硫黄山だろうか。

 

周辺では、北海道で今までに見たことのなかったような植生が見られる。

 

 

先ほどの「硫黄山」と書かれた場所が気になり、戻ってみることにした。

あの山の麓だけでも見てみたい。

 







硫黄山の散策

硫黄山の看板に引き返した。

 

道の先を行くと、有料の駐車場が。

摩周湖のページにも書いたが、この券は摩周湖第一展望台と共通になっている。

 

どうやらここは、登山道ではなく観光地になっているようだ。

 

正面の山からモクモクと煙が出ている。

そして強い硫黄の臭い。

 

 

 

荒涼とした風景。

 

 

地面が黄色い。

硫黄の色だろう。

 

この景色を見ていると、青森の恐山が思い出される。

 




硫黄と噴気孔

 

黄色い噴気孔から、蒸気が噴き出し続けている。

 

すごい眺めだ。

 

 

 

 

 

 

 

硫黄山は、北海道一周の中で一番感動した場所だった。

ここでは地球の息吹を感じ取れる。

 

これまでに、羅臼摩周湖でも「一番」という言葉を使ってきた。

「一番」を連発しているが、それぞれ一番の理由が違うのだ。

 

摩周湖が静の絶景なら、ここ硫黄山は動の絶景だ。

 

 

 

ボコボコと湯が沸き出ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴーという音とともに、熱湯のしぶきが噴き出す。

 

 

 

 

 

 

 

すごい眺めだった。

思いがけず素晴らしい場所に出会えた。

 

帰りに、駐車場隣接の土産物屋に立ち寄った。

 




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