【朝霧の羅臼を散策】車で北海道一周の旅・その53
車で北海道をほぼ一周したときの記録です。
このページでは、朝の羅臼町を散歩したときのことを書いています。
朝の羅臼市街へ
早朝に目を覚ます。
寒い。今は12℃。
北海道に来てから、30℃から10℃まで幅広く体験した。
朝霧が出ている。
昨日もウトロで霧に巻かれたのだった。
道東や道北は霧が出やすいのかもしれない。
それにしても、やっぱり羅臼は面白い町だ。
電線や屋根の上には、カラスではなくてウミネコがいる。
道を歩いているのは、野良猫ではなく野良狐だ。
街中を歩いてみたくなった。
ちょっと散歩に行こう。
羅臼川の河口へ
あてもなく海岸沿いを歩いてみることに。
どこからともなく、硫黄の臭いが漂う。
りりしい鳥像。
ここは羅臼川だ。
羅臼川の河口に降りてきた。
遠くで海鳥が群れている。
豊かな羅臼の海
河口を歩いていると、この羅臼の海の豊かさがよく分かる。
流れ着いて堆積している有機物。
乗ってみると、マットのようにフカフカしている。
大きな昆布が打ち上げられている。
とても分厚く、触ってみるとガッチリとして固い。
羅臼港へ
羅臼川の河口から、港を目指す。
来た方向を振り返る。
向こうに道の駅がある。
朝の漁港。
霧で太陽がおおわれている。
霧に覆われた太陽を見て、何となくBloodbornの漁村を思い出す。
折しも昨日、「狩人の悪夢」という本を読み終えたばかりだった。
もちろん、Bloodbornの漁村と羅臼の漁村(町)は似ても似つかないのだけれど。
豊かな海だ。
堤防の先端目指して歩いていると、釣り人も先端に向かって歩いていた。
海に目をやると、ポツポツと小さい波紋が立っている。
よく見てみると、小さい銀色の魚が集まっているようだ。
出港する漁船。
先端の釣り人を見ていると、一投ごとに何かが掛かっているようだった。
やっぱり海が豊かなのだ。
道の駅に戻ろう。
河口の海鳥
来た道を戻る。
河口に戻ると、海鳥が岸近くに群れていた。
googleレンズで調べると、オオセグロカモメというらしい。
一羽、模様の違う鳥がいる。
これは違う種類の鳥ではなく、若い個体のようだ。
道の駅に戻ってきた。
やっぱり羅臼は良いところだ。