【紋別のオホーツクスカイタワーを訪問】車で北海道一周の旅・その38
車で北海道をほぼ一周したときの記録です。
このページでは、紋別のオホーツクスカイタワーを訪れたときのことについて書いています。
一路紋別へ
道の駅 おこっぺを出て、一路紋別へ向かう。
ここのオホーツク海沿岸はドライブにとても良い。
車通りは少ないし、道が広く、信号機もない。
道中に道の駅や駐車場が点在している。
海は広大で、陸の方に目をやれば、なだらかな丘陵地帯も広がっている。
景色に見とれながら走っていると、目的地まであっという間に着いてしまう。
また駐車場を見つけた。
海の写真を撮る。
カレイでも釣れそうだ。
道路のカラス
車を走らせていると、道路の真ん中にカラスが寝ているのを見つけた。
どうしたのだろうと思い、少し先の駐車スペースに車を停め、歩いてカラスに近付く。
カラスは生きていたが飛べないようだ。
車にでもぶつかったか。
羽で地面をかき、何とか私から遠ざかろうとする。
地面のカラスに近付こうとすると、上の電線に止まっていたカラスたちが、威嚇するように鳴き始めた。
助けてやろうとしているのだから襲い掛かって来るな、と上のカラスたちに念じながら、地面のカラスに近付くと、観念したように逃げるのをやめた。
持ってきていたビニール袋を手にはめ、カラスを持ち上げる。
そのまま道路わきの草むらに横たえてやった。
長く生きられないかもしれないが、道路に寝ているよりは良いだろう。
どうか安らかに。
電柱のカラスたちは散り散りになっていた。
カラスは見ている。
紋別のオホーツクスカイタワーへ
やっと紋別に着いた。
猿払からここまで長かった。
紋別市街は、これまでに通ってきたオホーツクの町より、一回りも二回りも大きい。
ちょうどよい大きさという感じがする。
市街地から少し山道を行くと、オホーツクスカイタワーがある。
山の上の展望台。
良い眺めが期待できそうだ。
駐車場に車を停めるが、開館時間まで少し早い。
周囲を歩いて時間をつぶす。
タワーの周りには公園があり、ベンチも置かれている。
展望塔付近は涼しい、というより寒いくらいだ。
標高が高いからだろうか。
リフトがある。
ここはスキー場にもなっているのかもしれない。
紋別市街が見渡せる。
時間になったのでタワーへ。
オホーツクスカイタワーの展望台
受付を済ませ、一階を一回りする。
コーヒーコーナーがあったので、有難くいただくことに。
座って一息つく。
エレベーターで上階へ。
紋別周辺を一望できる。
紋別市街。
陸から潮目が伸びているように見える。
このあたりは、潮流がぶつかり合う良い漁場なのだろう。
山側の眺め。
紅葉の時期も見てみたい。
望遠鏡が備え付けられている。
網走やサロマ湖の方面。
一番奥がサロマ湖だろうか。
手前に見えている湖は、マップで確認すると、コムケ湖やシプノツナイ湖という名前の湖らしい。
サロマ湖は、淡水と海水が半々の汽水湖として有名だ。
手前の2つの湖も、地図を見ると海とつながっているので、汽水湖なのかもしれない。
これから向かう先を見渡す。
遥か彼方にうっすらと見えているのが、目的地の一つ、知床半島だろうか。
展望塔を歩いていると、流氷接岸中の写真が飾られていた。
ここでは冬に流氷が接岸するのだ。
流氷、見てみたいものだ。
今日の出発地点である猿払の方面。
今朝は猿払から150kmも移動してきた。
今日の最終目的地は網走。
まだまだ運転しなければ。