【天塩川歴史資料館を訪問】車で北海道一周の旅・その26
車で北海道をほぼ一周したときの記録です。
このページでは、天塩町の歴史資料館を訪れた時のことについて書いています。
道の駅 てしおへ
遠別を出て北へ。
天塩町に到着して少し行くと、道の駅 てしおがあった。
今日はここまでにしよう。
中でカフェオレソフトを購入。
バニラソフトの上からカフェオレをかけてくれる。
いわゆるアフォガートだ。
アフォガートは美味い。
スタバに行ったときはよく頼むし、家でも作っている。
てきとうなバニラアイスを椀に入れ、上から濃い目に淹れたドリップのホットコーヒーを、アイスが半分かぶるくらいまで注げば出来上がりだ。
天塩川歴史資料館へ
まだ日が沈むまでに時間がある。
道の駅のすぐそばにある、天塩川歴史資料館に歩いて行ってみることに。
受付を済ませ、ゆっくり館内を見学する。
掲示を見ると天塩町は、もとは北前船の寄港地であり、ニシン漁でも栄えていた。
だが、旧花田家番屋でも見たように、段々とニシンが取れなくなり、産業のシフトを余儀なくされていったそうだ。
掲示には、この郷土資料館ができた経緯なども書かれていた。
旧花田家番屋や苫前町の資料館もそうだったが、ここも人が多くなく、それでいて展示品が多く、入場料が安い。
観光の穴場だと思う。
思えば、新潟から遠くまで来た。
古いものは郷愁を感じさせる。
奥の金庫は開いており、中が見えるようになっていた。
階段を上がってみる。
昭和天皇の人間宣言の詔書や、教育勅語の文章なども展示されていた。
大きなテシオコククジラの化石が。
化石は天塩町の陸地で発見された。
古代では、このあたりが海だったことが分かる。
山神講という、祈りの行事を行った場。
天塩町は、アラスカのホーマー市と姉妹都市だそう。
一通りの展示を見終え、郷土資料館を後にした。
道の駅に戻ろう。