【小平の旧花田家番屋を見物】車で北海道一周の旅・その21

2024年7月29日

車で北海道をほぼ一周したときの記録です。

このページでは、小平の道の駅 おびら鰊番屋と、旧花田家番屋を訪れた時のことについて書いています。

 

道の駅 おびら鰊番屋へ

道の駅 るもいを出て、海岸沿いの道、オロロンラインを北上する。

左手にはずっと海が見え、右手は小高い丘が続いていく。

 

小樽から神威岬まで行くときの道は、切り立った崖のような岬が連続していた。

そのときとは、道の様相がだいぶ違う。

 

道の駅 おびら鰊番屋に着いた。

ここも、そこそこ車が多い。

 

今日は土曜日。

土日にかけ、稚内まで行く人が多いのではないかと推測。

 

奥の鰊番屋は見学ができる。

まだ開いていないので、後で見に行こう。

 

海に降りてみる。

 

海は遠浅で、手前には海藻が漂う。

釣りはできなさそうだ。

 

 

泥岩質のような岩盤が海底を覆っている。

砂浜にかけらが落ちていたので、中を割って化石でもないかと探してみる。

時折、ポツンと黒いシミのようなものを見つけるのだが、それらしいものは無かった。

 

 

そろそろ良い時間だ。

道の駅に戻る。

 

 

 




道の駅の二階へ

 

二階に展示室があるので、のぞいてみることに。

 

凝った展示だ。

昔の農機具などが展示されている。

 

 

 

道の駅の土産物屋をのぞいてみると、海産物が多かった。

魚を加工した犬用のフレークなどを購入。

 

外に出ると、トラックの上に牧草が積まれていた。

一つ一つがとても大きい。

 




旧花田家番屋へ

旧花田家番屋を見に行ってみる。

 

ここは、鰊番屋として使われていた建物を、小平町が買い取って解体復元したものだそう。

 

番屋とは、ニシンを取る漁師たちが泊まるところだ。

親方の居住区もあり、そちらも見学することができる。

 

ところで、ゴールデンカムイでは鰊御殿がでてきた。

鰊御殿は、ニシン漁で儲けたお金で作られた家のことであり、この番屋とは異なる。

 

 

漁師たちが泊まるスペースをぐるっと取り囲むように、漁具を収納する場所がある。

 

 

囲炉裏もある大広間。

ここで漁師たちが雑魚寝していたのだろう。

 

 

 

 

親方の居住区へ。

 

 

 

親方はいつの時代でも恐れられる存在だ。

漁業は特に、一つ間違えば命の危険にかかわる仕事だから、親方は怖い存在にならざるを得ないのだろう。

 

ニシン漁ではないが、漁業関係の親方の恐ろしさは、おゝ ポポイ! その日々へ還らむを読むとよくわかる。

 

 

旧花田家番屋を後にした。

 




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Posted by 無郷庵