ズワイガニのスパイスカレー作り
寺泊でカニを購入
先日、新潟の寺泊でズワイガニを購入しました。
カニを美味しく食べ終えたのですが、殻がもったいなく思い、煮詰めてダシをとることにしました。
かなり濃く、しょっぱいダシが取れました。
もしかするとカニは塩茹でされていたのかもしれません。
取ったダシの使い道を考え、カニのスパイスカレーを作ってみることにしました。
カニのスパイスカレーの材料
分量は一人分です。
まずはスパイスです。
・最初に入れるスパイスとして、クミンシード・マスタードシード・フェヌグリークシードを使います。
すべてホールスパイス(粉になっていないもの)です。
この中で、フェヌグリークは手に入りにくく、クミンやマスタードシードは、大きめのスーパーであればスパイスコーナーに売っています。
最低限、クミンは欲しいところです。
スパイスについては、最初は小瓶で買い、よく使うようであれば大入りの物を買うと良いでしょう。
私はよくカレーを作るので、Amazonで袋入りの物を買っています。
クミンシードとフェヌグリークシードは、匂いを嗅いでみると分かりますが、カレーっぽい香りがします。
クミンは鼻を通るようなスッキリした香りで、フェヌグリークは香ばしい香りがします。
マスタードシードは香りが抑えめです。
・次は途中で入れるスパイスの、カイエンペパー(唐辛子)・パプリカ・ターメリックです。
全てパウダーのものを使います。
カレーらしい味を加えるのはもちろんのこと、色を出すのにも使います。
・仕上げに入れるガラムマサラです。
ガラムマサラとは、いくつかのスパイスを混ぜたものです。
メーカーによってスパイスの配合が違い、香りが全く違います。
上の袋入りの物は、クローブとカイエンペパーの割合が大きく、少し入れただけでかなり味と香りが変化します。
S&Bなどが小瓶で売っているガラムマサラは、比べてマイルドになっています。
・しょうがとにんにくのチューブです。
もちろん生の物をすりおろした方が良いのですが、チューブの方が洗い物も減り、簡単です。
・カニのダシ汁とトマトジュースです。
生のトマトを使った方が良いのですが、トマトジュースを使うのが簡単です。
・玉ねぎ1/2と、エリンギです(一人分)。
玉ねぎは必須で、そこにもう一つ具を入れると良いと思います。
日本風のカレーと違い、具は多くても3つぐらいにするのが良いと思います。
上の画像で一人分ですが、玉ねぎは1/4でも良いと思います。
・ほぐしたカニの身です。
半分を途中で入れ、残りを最後に加えます。
カニのスパイスカレーの作り方
玉ねぎを粗みじん、エリンギを食べやす大きさに切っておきます。
サラダ油に、クミンシード・フェヌグリークシード・マスタードシードを入れ、弱火にかけます。
ホールスパイスはそれぞれ、小さじ1/6~1/4ぐらいが目安です。
クミンとフェヌグリークは香りが強いので少な目、マスタードシードは多めでも大丈夫です。
それぞれのスパイスが真っ黒になるまで熱します。
にんにく2cmほどと、玉ねぎを入れて中火にします。
玉ねぎがしんなりして、良い香りがしてきたら、トマトジュースを入れます。
トマトジュースはなべ底が見えなくなるぐらいが良いでしょう。
入れすぎると、仕上がりが酸っぱくなります。
さらに、カイエンペパー・パプリカ・ターメリックも入れます。
カイエンペパーは少量でも辛くなるので、最初は少な目にしておき、最後に味を見ながら入れ、辛さを整えるのが良いと思います。
ガラムマサラにカイエンペパーが入っていることもあるので、この段階ではカイエンペパーを入れずにおいても良いでしょう。
パプリカとターメリックは、目分量で1振り~2振りほどを入れます。
ここで塩も入れますが、まずは少な目に、小さじ1/4ぐらいを目安に入れてみます。
塩も、具材や水の分量などで、最適な分量が変わってくるので、最後の仕上げで調整するのが良いと思います。
水分がなくなるまで炒めたら、エリンギとカニの身を入れ、さらに炒めます。
ほどよく炒め、良い香りがしてきたら、具材がひたひたになるぐらいカニのダシ汁を入れ、煮ていきます。
私が使ったカニのだし汁は、しょっぱかったので、水で薄めました。
煮立ったら味見をしておき、塩分を調節しておきましょう。
ガラムマサラも入れます。
香りが強いガラムマサラの場合は、小さじ1/4ぐらいを目安に、味見をしながら少しづつ入れていきます。
数分煮たら完成です。
皿に盛り、残りのカニ身を入れます。
ライスと一緒に食べても美味しいですし、今回は手軽にチーズトーストと食べました。