【関川村の渡邉邸探訪】新潟観光・2022/5/2
待ちに待ったゴールデンウィーク!!
久々にカヤックに乗ろうと思い、カヤックを車載して海に向かう。
夕方に出発し、目的地で車中泊して翌朝カヤックフィッシングを行う予定。
今年のゴールデンウィークは荒れ模様の日が多い。
波が低い日を狙って行った。
海に着いてみると寒い・・・
家にいても寒く感じるぐらいなので、当然と言えば当然。
去年・一昨年のGWは気温が20℃を超すぐらいの暖かさだったと思うのだが、今年は10℃しかない。
車の中で寝袋にくるまった。
朝起きてみるとやはり寒い。
車中泊やテントで寝る時は、できるだけ厚着して寝た方が良い。
そうすると起きるのが少し楽になる。
この寒さでカヤックフィッシングをするのは辛い。
これから雨も降りそうだ。
断念してどこか観光に行こう。
温泉にも入りたかったので、関川村の「道の駅関川」へ向かうことに。
道の駅の隣には「桂の関温泉ゆーむ」という温泉施設がある。
まだ早かったので時間を潰しながら関川村へ向かう。
荒川の上流に向かって車を走らせる。
土手沿いに植わっている桜がきれいだ。
道の駅に着き、早速温泉に入る。
寒くて体が冷えた時の温泉は、何物にも勝る心地よさだ。
身体全体が芯から温まっていく感じがする。
温泉から上がり道の駅関川を散策する。
特産物、特に山菜がたくさん売られていた。
タラノメ・ウルイ・ギョウジャニンニク・ミズ(ウワバミソウ)・シドケ(モミジガサ)・コシアブラなどを購入。
帰ってからてんぷらやおひたしにして食べよう。
道の駅で買い物を終え、以前から行こうと思っていた渡邉邸へ行くことに。
車は渡邉邸前の関川村役場の駐車場に停めてよいらしく、受付を済ませて邸内へ。
邸内の写真は自由に撮って良いそうです。
公式サイトなどによれば、渡邉邸は1660年台に建てられた後、1730年代に庭園が造られたり、平成になってから改修が行われたりと、歴史ある建物のようです。
間取りは下の画像のようになっています。
改修工事の様子。
受付を過ぎた後の大広間には囲炉裏があり、炊事道具などもありました。
囲炉裏は2つあり、下の画像は小さい囲炉裏です。
大きい方の囲炉裏には係りの方がおり、大きな薪で火が入っていました。
囲炉裏の上には格子状の木が渡されており、上に昇っていく暖かい空気を部屋中に散らす効果があるようです。
格子からは弁慶という藁束が吊るされています。
串に刺した魚を弁慶に刺し、囲炉裏の煙で燻します。
奥に庭園が見えます。
細部まで趣向が凝らされています。
広々とした庭園です。
配置された樹木や石の一つ一つに意味があるのでしょう。
雨樋周りも凝った造りになっています。
二階に上がります。
屋根は小さい板が大量に貼られているように見えます。
杮葺きというようです。
壁に杉皮が貼ってあります。
渡邉邸を後にし、大石ダムに向かいました。
その様子は別のページに書くとして、以下は購入した山菜の調理の様子です。
ウルイの茎を湯がいて水に漬ける。
これは酢味噌を付けて食べました。
ウルイ独特の歯触りがたまりません。
シドケも湯がいて水にさらす。
塩昆布と一緒にして浅漬けにしました。
タラノメとコシアブラはてんぷらに。
太い物は時間をかけて揚げました。
ギョウジャニンニクも揚げてみましたが、葉が膨らんで油が跳ねたり、衣がうまく付かなかったりと苦労しました。
コシアブラの残りを小さく刻み、醤油・酒・砂糖・顆粒だしを煮立たせたものに入れ、ご飯に混ぜてコシアブラ飯にしました。
コシアブラの清涼な香りに、だし汁の美味さでご飯が進みました。