秋晴れの裏磐梯FSでフライフィッシング・2021/11/2
秋晴れの裏磐梯へ
今年の夏前、裏磐梯フォレストスプリングスへ何度か通ったが、新緑がとてもきれいだった。
そんな裏磐梯フォレストスプリングスでぜひとも紅葉を見たいと思い、秋晴れの中、裏磐梯フォレストスプリングスへと車を走らせた。
猪苗代の周辺は山々がとてもきれいだ。
遠くに磐梯山が見える。
毎回ここに来ると磐梯山の威容に圧倒される。
猪苗代の周辺に住むと、この光景が当たり前のものになるのだろう。
しばらく車を走らせ、裏磐梯FSに到着して受付を済ませる。
紅葉の裏磐梯FS
ポンドは人が多いので、とりあえずレイクの岸から釣りをしてみることにする。
とてもきれいな風景だ。やはり紅葉は良い。
湖中の木に光が映えて非常に美しい。
紅葉は盛期のようだ。
今回のタックル
久々のフライフィッシングだ。
今回で4回目となる。
フライフィッシングを始めたばかりでタックルなども手探り状態だ。
特にラインシステムについて、まだ分からない部分が多い。
フライライン・リーダー・ティペットなどを組み合わせてシステムを作るが、それぞれの種類や材質・長さなど色々な組み合わせ方がある。
WFやDTのフライラインにリーダー・ティペットとつなぐのが一般的な組み方だというのは分かったが、他にもたくさんシステムがあり、どんな状況でどのシステムを使うのかなどはまだよく分からない。
今回は、重いフライラインを使ったST(シューティング)ヘッドシステムを使う。
とりあえずエルクヘアカディスを結ぶ。
キャストの練習
早速釣りを開始する。
STヘッドシステムはとても投げやすい。
ラインに張りがあってスパッと投げられる。
下の画像の右手にある、紅葉した木の根元辺りを狙う。
しばらく投げたが何も釣れなかった。
フライを変えながら投げ続ける。
何も釣れないので、何度も投げなおしてキャストの練習をする。
中心付近の、湖に生えている木までフライを届かせたい。
手前までは届くようになったが、そこから先が伸びない。
リールの半分以上は糸が出るようになった。
しばらく投げていると糸のキレが悪くなり、飛距離が出なくなる。
そんな時はラインドレッシングの出番だ。
少量を布などに取り、ラインに塗っていく。
すると見違えたようにラインのキレが良くなり、飛距離がアップする。
カヌーで湖へ
陸から釣れないのでカヌーをレンタルし、湖に出る。
一部分が見事に紅葉しており、周囲とのコントラストが美しい。
風が吹いているので風裏が良いと言われたが、とりあえず奥の方まで行ってみる。
奥の方は釣りにくそうだ。
風が当たらない場所を探す。
水は濁っており、釣りにくそうだ。
フライをキャストし、ゆっくりリトリーブしてくる。
たまに手ごたえがあるのだが、とても小さい魚がフライにアタックしているようだった。
釣れないので陸に上がることに。
ポンドでフライフィッシング
ポンドは人が少なくなっていた。
良い場所を確保できたので、ポンドで釣りをすることに。
エルクヘアカディスを投げる。
ぽっかりと水面に浮かんでいたフライが、波紋と共に姿を消した・・・
ラインを手繰ると手ごたえが!!
結構引きが強い。
何度か池の真ん中に走られた。
無理せず、糸を出しながらやり取りする。
ようやくゲット。
持ち帰る魚のため水面から出している。
後で測ったら40cmあった。
シューティングヘッドをしばらく使ってみて、使い方が分かってきた。
ヘッドをすべて先端のガイドから出しておき、ランニングラインも1mぐらい出しておく。
そのままバックキャストで竿を振り上げても、ランニングラインの柔らかさでヘッドが後ろに伸びない。
そこで、竿を振り上げるときには一回ホールが必要になる。
また、シンキングヘッドは水に沈んでしまうが、ヘッドが水に入っている状態だと、ホールを入れてバックキャストしてもヘッドを振り上げることができない。
そこで、一回ロールキャストを入れてヘッドを水上に出してから、バックキャストを行うと良いことが分かった。
ロールキャストでもバックキャストでも、どちらもホールは必須だ。
そうするとヘッドが後ろに伸びるので、またホールを入れつつ前方にキャストする。
これで素早く遠方にキャストができる。
だが、竿が柔らかすぎるためか竿先がぶれてしまい、ラインが左右に蛇行したまま水面に落ちてしまう。
竿の柔らかさに合ったパワーのホールや振り方が必要なのだろう。
まだまだ練習が必要だ。
しばらくしてもう一匹追加。
この魚も40cmぐらいで結構な引きだった。
キープする。
それから30cmぐらいのトラウトをリリースし、釣れなくなったので帰ることに。
色々と勉強になった一日だった。
とりあえず、次の釣行に備えてもっとフライをタイイングしなければ。