カヤックフィッシングでマグロ?カツオ?の若魚をゲット・2021/10/11

2021年10月11日

心機一転カヤックフィッシング


 

前回はエソしか釣れず、熱中症にもなって大変な目にあった。

帰り道でもう二度とカヤックに乗るまいと思っていたのだが、数日たつとまた乗りたくなってしまう。

 

熱中症対策として、今回は電解質の入ったスポーツドリンクを多めに用意した。

今朝は風が強い予報なので、風が強い時間帯を回避し、いつもより遅い9:00ぐらいに乗り始めることに。

おかげで睡眠を十分にとることができた。

 

万全の状態で乗ることができそうだ。

 

海に着いて状態をチェック。

よく澄んでいる。

 

所々に根がある。

まだ風があるので、最初はあまり沖に出ず、アオリイカを狙って近場の根を中心にエギを落としてみようと思う。

 

エギ用のタックルと、メタルジグをキャスティングするタックルを準備。

どちらもスピニングタックルだ。

 

前回落とし込み用の竿を折ってしまったので、キャスティング用のタックルは落とし込み用も兼ねている。

 

今回の釣りでは落とし込みがメインとなったが、やはり落とし込み専用のベイトタックルがあった方が良いことが分かった。

ベイトタックルは落とし込みやすく、とても手返しが早くなる。

キャスティング用のタックルは重いので、落とし込んでいると疲れてしまう。

 

ルアーはムーチョ・ルチアの35g、ブルピンカラーだ。

 

フックはシングルフックの1番にし、ムーチョルチアに付属のアシストフックもセット。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

カツイチ デコイ プラッギンシングル シングル27
価格:264円(税込、送料別) (2021/10/11時点)

楽天で購入

 

 

どちらのフックもカエシを潰してある。

 

トレブルフック+カエシがあった方が釣果は良くなりそうだが、魚をネットに入れた後が大変だ。

魚からフックを外すのも大変だし、フックがネットに引っかかると容易に外せない。

結局シングル+バーブレスに落ち着いた。

 

カヤックに乗って沖へ漕ぎ出す。

 




不発のアオリイカ


 

海中を見てみると、アオリイカの好きそうな海藻が生えている。

 

近場の根回りでエギを落としてみたが、イカの姿が見えない。

エギに海藻が付いてきた。

 

今年はあまりアオリイカが釣れていないらしいが果たして・・・

 

近場の根回りを探り、沖のテトラポッドに移る。

こういうところをじっくり狙えるのもカヤックフィッシングの良さだ。

 

しばらく落とし込んだが、やはりアオリイカの姿は見えなかった。

今年はだめなのか、それとも時間帯が悪いのか。

 




沖に出発


 

イカが釣れないので、とりあえず沖に向かってみよう。

 

今日はこのような反応があちこちで見られた。

恐らく小魚が底付近で群れを作っている様子。

このような反応の時は大物のヒット率が高い。

 

少しだけうねりがあり、風もある。

寂しい風と海鳴りで秋の気配が濃い。

南下する渡り鳥の姿をよく見かける。

 

漕ぎながら沖を見ていると、魚のジャンプが見えた。

サバのような紡錘形の魚だったが、サバとはカラーが違うような気がした。

 

手の届く範囲だったので、すぐさまムーチョルチアを投げる。

巻いてきたがヒットしなかった。

 




マグロ?カツオ?


 

18m付近に到着。

相変わらず良い反応が見えている。

落とし込みを開始する。

 

しばらく落とし込んだが、全くヒットがない。

時間帯が悪いのか。

魚探には良い反応が出続けている。

 

スピニングタックルでは落とし込みが大変だ。

落とすときはリールのベールを起こさなければいけないし、メタルジグが着底して巻き上げるときもスムーズにいかない。

これがベイトタックルならば、スイッチを押し込むだけで糸が出ていくし、着底した時もすぐにルアーを動かせる。

 

しばらく粘ったが何も反応がない。

 

もう何回落とし込んだか分からなくなったころ、ルアーが着底する寸前にガガッガガッと竿が震えた。

すぐに糸を巻くと、かなりの重さが・・・

続いて引きがあった!!

ようやく何かが掛かった。

 

引きはかなり強く、中々途切れない。

前回大漁だったエソや根魚ならば、途中で引かなくなることが多い。

青物のようだ。

 

ようやく水面まで上がってきた。

黒い背中に紡錘形の体。

これは・・・

 

 

マグロ?カツオ?

 

最初見た時にマグロだと思い、とても嬉しくなったのだが、後からカツオではないかと思えてきた。

横縞があるのでマグロの若魚かと思ったが、カツオも興奮すると横縞になるらしい。

色々調べたが、結局どちらなのかは最後まで分からなかった。

 

模様が鮭に似ている気がする。

 

後で測ってみた所、37cmぐらいだった。

40cmまでいかないが、かなりの引きだった。

 




大物×2


 

すっかり気を良くして釣りを続ける。

すると、すぐにまた強い引きがきた。

 

大きい魚だ。

先ほどよりずっしりとした重みがある。

 

上げてみると・・・

 

エソだった。

50cm以上あるだろうか。

すぐにリリースした。

 

魚探にとても良い反応が出ている。

この反応を狙って落とし込んだが、何も釣れなかった。

 

今日は南東から風が吹いている。

釣りをしていると沖に向かって流されるので、釣りをして、陸に向かって漕いでを繰り返す。

 

重いタックルを持つ手が痛い。

今度落とし込み用のジギングロッドを買いなおそう。

キャスティング用のもので大丈夫かと思っていたが、釣りやすさが違う。

 

時折アタリのような感触があるのだが、ヒットまで至らない。

重い。

何かが掛かった!!

かなりの大物のようだ。

 

ドラグがジージーと何度も引き出される。

かなりの重さで上がってこない。

少し巻いては潜られ、巻いては潜られを繰り返す。

 

もう少しドラグを強めてみようかと思った矢先、ふと軽くなった・・・

逃げられてしまった・・・

 

すぐにジグを少し巻き、落とし込みを繰り返す。

もしかしたらまた掛かるかもしれない。

 

しばらく試したがだめだった。

残念。

 




浅場でエギング


 

大物を逃がして気が抜けてしまった。

浅いところでエギングでもしてみようか。

 

 

日差しは強いが風が少し冷たく、快適な気候だ。

のんびり岩場の周りを回ってみよう。

 

 

 

陸から手が届かないような所でも、カヤックなら狙うことができる。

 

切り立つ岩場。

エギを岸壁沿いに投げたりしてみたが、アタリはない。

 

海底までよく見える。

イカの姿は一向に見えない。

 

 

気温が高いので釣った魚のことが心配になり始める。

イカはあきらめて戻ろうか。

 

陸に上がってカヤックを車載する。

 

結局この魚は何だったのか。

マグロのようなカツオのような。

 

鋭い歯が並んでいる。

 

 

身を見てもどちらなのかはっきりしない。

スーパーで売っているカツオのたたきより身が白っぽく、所々に白い筋がある。

マグロのような気がするが、やっぱり分からなかった。

 




関連ページ


広告

2021年10月11日カヤックフィッシング,釣行記,全ページ

Posted by 無郷庵