カヤックで笹川流れの恐竜岩くぐり
釣りに飽きて笹川流れ巡り
笹川流れの眼鏡岩の沖にある大島でカヤックフィッシングをしていたが、何も釣れずに飽きてきた。
笹川流れをクルーズしてみよう。
今日の海はエメラルドブルーに澄み切っている。
楽しいクルーズになるだろう。
謎の白い物体
陸の方に漕ぎ出そうとしたとき、海面に白い物が浮いているのを見かけた。
傍に海鳥が2匹飛んできた。
何だろう。
放っておこうかと思ったが、気になったので近づいてみた。
白くて細長い物体だ。
ゴミ袋や発泡スチロールだろうか。
光を反射している。
鱗がある。
魚だ。
浮いていたのはボラだった。
体長は40cmぐらい。
まだ鮮度がある。
鳥にでも襲われたのだろうか。
海岸沿いに北上
ボラから離れ、陸の方へと向かう。
眼鏡岩の駐車場から陸沿いに北上していく。
途中魚探を見ながら漕いでいたが、魚は見当たらない。
陸に近寄ってみる。
奥にはトンネルが見える。
この陸地は車で来ることができず、海からしか近づけない場所だ。
カヤックにキャンプ道具を積んで、こういう場所でキャンプしてみたい。
ロマンがある。
だが、ここら辺の陸地は岩に囲まれ、カヤックで上陸しにくそうだ。
途中には洞窟もあった。
中にはブイなどが落ちていた。
流れ着いたのか、誰かが置いて行ったのか。
ここにもロマンが渦巻いている。
他にもたくさんの美しい景色を見た。
さらに北へ向かい、恐竜岩を目指す。
悠久の時を感じて
恐竜岩に近づく。
大きな穴が空いている。
ここをくぐってみよう。
海のエメラルドブルーと明暗のコントラスト、岩の洞窟が神秘的な雰囲気を作り出している。
この岩は太古の昔からこの形だったのだろうか。
工事中の海岸に上陸
恐竜岩をくぐり抜け、近くの海岸に上陸した。
とても静かだ。
テトラポッドを積む工事中のため、陸から入れないようになっている。
工事中の場所には近づかず、早めに立ち去ろう。
やって来たルートを見ると、遠くに恐竜岩が。
恐竜が首を伸ばして水を飲んでいるように見える。
浜辺から右手を見ると、良さそうな岩場が見える。
先端には渡船の釣り人がいる。
あそこまで行く気力はない。
引き返そう。
クルーズを終え、大島に戻った。