【ヒラメの刺身と中華スープ】粟島の釜谷でキャンプ③

2019年5月3日

弁天岩からヒラメと帰還

ヒラメとテントへ

一日目②の続きです。

 

大きなヒラメを釣って有頂天になり、歩きづらいゴロタ場もなんのその。

小躍りしながらテントに戻った。

 

テントに戻って気付いたが、ヒラメを置いておける場所がない。

外には海鳥やカラスがたくさんいて、目を離すとヒラメを持っていかれそうだ。

とりあえず水場でヒラメを捌いてしまうことに。

 

釜谷キャンプ場の水場

ここの水場は贅沢なことに、常に水が流れっぱなしだ。

使っているときに、つい蛇口を締めなくてはと何度も思ってしまった。

水を飲んでみたが、特に腹をこわすこともなかったので、ここの水は飲めるようだ。

 

 

ヒラメを捌く


シマノのナイフ

水場の狭いヘリのところに金属製のトレイを載せ、その上でヒラメを捌く。

まな板や包丁を持ってきていたのだが、取り出すのが面倒だったので、ヒラメを締めたナイフで捌いた。

 

このシースナイフロングは、魚を締めるのに愛用しているナイフだ。

手入れをしているが、長年の使用で少し錆びてきている。

 

捌き終わったが...

ヒラメが大きく、ナイフが小さいのでとても捌きにくい。

身がとても分厚い。

前に笹川流れで釣ったヒラメとは段違いの厚さだ。

 

なんとか捌き終わった。

左は刺身で、右の切り身は、焼いたりスープを作るのに使う予定。

 

かなり量が多い。一人で食べきれないかも。

余ったら干物にしよう。

なんて贅沢な干物だろうか。

 

2人連れにおすそ分け

ここで、2人連れのキャンパーがやって来た。

これ幸いとばかりに、ヒラメをおすそ分けすることに。

 

キャンプでは夕食などをあらかじめ決めていることが多い。

ヒラメを調理する道具を持っているかも分からない。

迷惑かとも思ったが、快くもらってもらえた。

とてもありがたい。

 

夕食の支度

物干し場を作る

テントに戻って夕食の支度をする。

 

夕食の前に、木を組み合わせて物干し場を作ることに。

吊るしている網はコールマン ハンギングドライネット

折りたためばとてもコンパクトになる優れものだ。

 

もうすぐ日が沈む。

早く調理と夕食を済ませよう。

 

ヒラメの刺身と串焼き

ヒラメの調理

ヒラメの調理に取り掛かる。

切り身にマジックソルトをまぶしておく。

身がとても分厚い。

見るだけでお腹一杯だ。

 

ウィンナーを持ってきているので、これも串に刺して焼いてみる。

 

イワタニのジュニアコンパクトバーナー

持ってきていたコンパクトバーナーの上にアルミクッカーを載せて焼くことに。

 

ヒラメもウィンナーもとてもうまい。

 

皮がサクサクで塩加減が丁度よかった。

淡泊な白身だがいくらでも食べられそうだ。

 

贅沢な刺身

刺身は分厚く切ってある。

高級な料理店でも食べられない、釣り人限定の超高級贅沢料理だ。

食べると潮の香りが広がる。

 

 

ヒラメの中華スープ

中華スープを作る

のこった切り身は、これもクッカーに入れ、水と玉ねぎを入れてスープにする。

味付けは創味シャンタンで中華風味だ。

濃い目の味付けにしよう。

 

暗い中での晩餐

スープを作っているあたりから暗くなり始めた。

大自然の中では日が沈むとあっという間に暗くなる。

スープがいい具合に煮えている。

 

日が落ちると途端に寒くなる。

ヒラメの中華スープで体を暖める。

淡泊で上品な白身に中華の味付けがベストマッチしている。

マジックソルトの程よい塩味が効いている。

 

キャンプに似つかわしくないような、贅沢すぎる夕食だった。

 

 

一日目の終わり

立つ鳥跡を濁さず

後片付けをしてテントに戻る。

キャンプは立つ鳥跡を濁さずが基本だ。

流木を焼いた後の炭なども、ゴミ袋に入れて持って帰る。

 

真っ暗なキャンプ場

片付けてテントに戻ると、辺りは真っ暗闇だった。

外の写真を撮ってもこのありさま。

地面にライトを向けるとハサミムシが。

 

就寝

今日は濃い一日だった。

初めての釜谷キャンプ場に大ヒラメ、贅沢な夕飯。

疲れた。テントで寝っ転がる。

 

人里から少し離れた場所だが、幸いスマホの電波は届いている。

眠くなるまで時間をつぶし、就寝。

 

夜中は鳥の声がするのと、地面が少し傾いているのとで、中々寝付けなかったり何度か目を覚ましたりした。

トイレに行ったが外は真っ暗闇で、とても怖かった。

そんなこんなで一日目は終了した。

 

二日目①へ続く。

 

関連ページ

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Posted by 無郷庵