ラッシングベルトの使い方
ラッシングベルトとは
ラッシングベルトでの荷締めの仕方を詳しく説明します。 ブログの方の、ラッシングベルトの使い方のページにも詳しく書いているので、そちらもご覧ください。 機械の力で、かなり強く荷締めすることができます。 2本のラッシングベルトで、車上のキャリアーに20kg超のカヤックを充分固定できます。
購入時の注意
ラッシングベルトを購入する際は、ベルトの長さが、実際に使う寸法よりも長いものを選択しておきましょう。 ベルトは切って調節することができます。
ラッシングベルトのパーツ
ラッシングベルトは、荷締め機が付いているものと付いていないもの、2つのパーツに分かれています。
ベルトを機械に通す
荷締めをする際は、まず固定したい荷物にベルト巻きつけます。 そして、荷締め器の真ん中にある、丸い回転部分に、もう片方のベルトの端を通して折り返します。 この時点でベルトの端を強く引っ張り、できるだけ端を引き出しておきます。 上の画像では、ベルトの端が分かるよう、器械から出ている部分を短くしています.
レバーを上下
ベルトの端を引っ張りながら、荷締め機のレバーを赤矢印のように上下させます。 すると、回転部分がベルトを巻き取り、ベルトが締められていきます。 先述の通り、上の画像ではベルトの端を充分に引き出していません。 実際に使う場合は、もっとベルトを引き出してから使ってください。
強く締めすぎないように
ベルトは、荷締め機によってかなり強い力で締まります。 レバーを上下させるたび、ベルトの張り具合を触って確認し、少し余裕のあるぐらいまで締めましょう。
実際にカヤックを固定してみる
カヤックを固定
実際にラッシングベルトでカヤックを固定してみます。 ベルトを荷物と車のキャリアーに巻きます。 巻いたら、荷締め機の回転部分にベルトを通し、人力でできるだけ強く引っ張っておきます。 荷締め機を動かしてベルトを締めていきましょう。
余りの処理
同じ荷物をずっと運び続けるのであれば、荷締めをした段階で、ベルトの端を丁度よい長さに切っておきましょう。 切った後は、必ずライターなどで端を炙っておきます。 そうしないと、下の画像のようにほつれてしまいます。
ベルトを緩める
ベルトを緩めるときは、下の画像の、赤矢印の部分二か所を、赤矢印の方向に引っ張ります。 そうするとレバーの固定が外れ、ベルトを引き出せるようになります。 引っ張ってもベルトが緩まなければ、赤矢印の部分を引っ張りつつ、ベルトを引っ張りながら、レバーを何度か開閉します。 そうするとベルトが緩んできます。