そろそろ何かを釣ってみたい
2回目もカヤックからは何も釣れず、そろそろ何かを釣ってみたいと思う今日この頃。
3回目のカヤックフィッシングに挑む。
場所は前回陸からアオリイカを釣った場所。
陸からそう遠くない岩礁を、取り回しの良い重めのエギで探る作戦。
今回のタックル
前回同様、青物用とアオリイカ用のタックルを用意。
今回のルアーも、前回と同じムーチョ・ルチアの35g、シルバーカラー。
ただ、今回はそこにジギングサビキを付けている。
ジギングサビキ(ジグサビキ)とは、普通のサビキ仕掛けより太めの針とハリスを使用した、大物用のサビキ仕掛けだ。
針の本数も普通の物より少なめになっている。
先端にメタルジグを取り付けて使い、普通にメタルジグで釣りをするのと同じ感覚で使う。
この仕掛けのメリットは、疑似餌が多くなるのでアピールが増すことや、針の本数が多いので数釣りが狙えること。
また、魚が小魚を追いまわしているように見えるため、魚を興奮させる効果もあると思う。
疑似餌がルアーより小さいので、ベイトが小さく、ルアーへの反応がない場合に大きな効果を発揮する。
アオリイカ用のエギは、エメラルダス ボートIIの縞ピンクオレンジイエロー、3号だ。
ラトルも入ってアピール力が高そうだ。
前回は荷物が多くて準備に手間取ったので、今回は荷物を必要最小限にとどめた。
真ん中に水分補給のぶどうジュース。
ハッチの中にもう一本ペットボトルが入っている。
飲み物は多めに持って行った方が良い。
出航
準備を終えていざ出航!!
良さそうな岩礁地帯を目指す。
今日は沖から陸に向かって斜めに潮が流れている。
カヤックがどんどんその向きに流されていく。
移動には便利だが、帰りが大変そうだ。
岩礁地帯でエギを投げる。
エギが重い分、状態を把握しやすい。
ふと海面を見ると沈み根が・・・
なんとなく怖い・・・
この辺は所々に沈み根があるようだ。
エギを投げていると根にぶつかるような手ごたえを感じる。
根掛かりしないように注意せねば。
カヤックと潮流
釣りをしていると、どんどんカヤックが流されてしまう。
仕掛けを一回投げて回収する間に、結構な距離を流されてしまっている。
感覚的にあまり位置は移動していない気がするのだが、ルアーを投げ込む方向によって、明らかに糸ふけが多く出たり、逆に糸がピンと張り続けていたりする。
潮の流れでカヤックは予想以上に動いている。
また、釣りをしようとカヤックを止めると、カヤックが流れの向きを向いてしまうのも問題だ。
基本的に、カヤックの左に向かって仕掛けを投入するのだが、巻いているうちにカヤックの向きが変わってしまい、ルアーの位置がカヤックの後方になってしまったりする。
一つ分かったこととして、竿をホルダーに置いてカヤックを漕ぐときは、どこでもいいのでルアーをカヤックの上に置いておくと良いことが分かった。
ルアーを竿からぶら下げたまま漕ぐと、ルアーが揺れて危ない。
ルアーを置いておくと、漕いでる最中も安定する。
途中でエギからルアーに切り替えたりするも、何もアタリがない。
底まで落とすと、よく海藻が引っかかってくる。
海藻が多いのでイカは多そうだが・・・
う~む釣れない。
今日はここまでにしよう。
出航した地点からだいぶ流されている。
波も高めで、ややもするとカヤックの中に水が入ってきそうだ。
全力で漕いで出航地点に戻る。
今日も何も釣れなかった。
だが、収穫の多い一日だった。
カヤックフィッシングで難しいのは、潮の流れでカヤックの向きが変わったり、流されてしまうことだ。
それを何とかして、狙ったポイントを探れるようにならなければいけない。
その対策も何となく分かってきた。
次は必ず何かを釣りたい。