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私の本棚
私は幼少の頃からたくさん本を読んでいました。 気に入った本があると、その著者の本をひたすら多読・乱読するような癖があります。 「私の本棚」では、そのようにして読んできた本の中で、読む意義があったと思う本や、人生に影響を与えてくれた本を選んで紹介しています。 年齢制限のある物や、万人におすすめできない物もあるのでご注意ください。
・執行草舟「生くる」講談社
この本は本物の本なのだろうか、これが最初に抱いた感想だった。
関大徹さんの「食えなんだら食うな」という本の巻末レビューを書いていたのが執行草舟さんだった。
そこからの縁で、この「生くる」という本に出会ったのだったと思う。
内容は、とにかく強い。そして深い。ここで語りつくせないほどに。
社会人になって自己の課題が見え始めたときにこの本と出会い、ずいぶんと助けられた。
本を読んだときは目を疑い、本を疑った。本物の本なのだろうかと。
レビューを見ると無名の著者だと低い評価を付けている人がいた。
私は疑念に囚われて執行草舟さんの本を全て売ってしまった。
本は私の心に残り続け、しばらく経ってからまた買い戻した。私が売った本は全て売れ残っていた。
本の良し悪しを決めるのは周りの評価ではなく、読み取り手の問題だったのだ。
「生くる」に限らず、執行草舟さんの本は全ての若者に読んでもらいたいと思っている。
特に悩みのある若者に。仕事で出世したい者はなおのこと。
・南直裁「語る禅僧」ちくま文庫
大学院に上がるための試験がとにかく辛かった。
四年間で習った内容が全て出るうえ、面接もある。
それに加えて生活面での問題も山積していた。
あまりにも辛いので死にたいと思うようになった。
だが、理性は死にたいと思っても、本能がそれを押しとどめる。
そこで死ななくても良い理由、つまり自分の生きる意味について模索し始めた。
誰に聞いても納得できる答えはない。
手当たり次第に様々な本に当たってみた。
哲学、宗教、学問、ハウツー、自己啓発、、、どこにも答えはない。
唯一、哲学の本には答えが載っていそうな気がしたのだが、難しくて分からなかった。
そんな泥沼の中の苦しい探求で出会ったのがこの著者のシリーズである。
筆者の言は論理的で、ごまかしがなく、明快である。明快に答えはないということを教えてくれる。
その代わり、難しい問題との向き合い方も教えてくれる。
ご著者の本にはずいぶんと助けられた。これを契機に曹洞宗を始めとした禅の本をひたすら読み、座禅もし、今では禅が私の生活の一部になった。
・林輝太郎「株式上達セミナー:これで成功は約束された」同友館
大学を卒業してフリーターをしていたころ、仮想通貨の取引で暮らそうと夢を見た。
結果は言わずもがなであった。
一時200万まで上がったビットコインは急激に下がり始め、当時のなけなしのお金は露と消え去ったのである。
それでも取引は続けたいと思い、株やFXも始めたが中々勝てない。
何とかして勝てる方法ないものかと、昼夜を分かたず自動売買のプログラムを組んだり、ネットと本で確実に勝てる方法をひたすら探し回った。
そんな時に見つけたのがこの本である。
著者の言は厳しい。だが優しさに満ち溢れている。
本に書いてあることを忠実に実行したら利益を出せるようになった。
この本に書いてあることが、株で安定して利益を出せる唯一の方法なのではないかと思う。
・沢木耕太郎「深夜特急シリーズ」新潮文庫
インドのデリーからイギリスのロンドンまでバスを乗り継いでいく紀行文であるが、フィクション小説のようにも見える。
普段目にしないような海外の話、旅の途中で出会った人との関りや、出来事についての描写がとにかく面白い。
話に引き込まれ主人公と一緒に旅をしているような気分になってしまう。
ただ出来事を羅列するのではなく、ロンドンに向かうという目標と、他にもいくつかのストーリーが添えられ、話が散らからないようになっている。
喧噪のアジアからトルコに着き、トルコから出るとそこはもうヨーロッパ。時期は晩秋。
ヨーロッパの物悲しい雰囲気も良い。アジアの項を読んだ後はなおさら。
・サイモンシン (著),青木薫 (翻訳)「フェルマーの最終定理」新潮文庫
中学二年生のときにこの本を読み、おかげで理系に進路を取ることになった。
私の人生に最も影響を与えた本である。
フェルマーの最終定理をめぐるドラマが主題となっている。
数学が分からなくても読み進めることができる。
本文もさることながら、実は巻末の付録から受けた影響の方が大きい。
ルート2が無理数であることの証明が付いているのだが、それを理解したことで数学の面白さに目覚めた。
・瀬畑雄三 (著),浦壮一郎 (編集)「源流テンカラ釣りの知恵 (渓の翁、瀬畑雄三の遺言。)」つり人社
山渓有情。本の中でこの言葉に出会ったとき、これだ!と思った。
釣られた魚が防波堤に投げ捨てられていたり、管理釣り場で針が刺さったままの魚が泳いでいるのを見てから釣りに足が向かなくなった。
そこで、釣りをするときはシングルのバーブレスフックを使うという自分ルールを決めたのだが、それでも釣りに行く気が起きない。
山渓有情という言葉に、この気持ちの全てが言い表されていた。
今は山を越えて渓流に行くことを夢見るばかり。
・高田瑞穂「新釈 現代文」ちくま学芸文庫
大学入試の国語現代文の参考書なのだが、私が読んだのは、大学入試を終えてから10年も経った後だった。
このサイトを改修するにあたり、より良い文章を書くための参考になる本を探していた時だった。
本屋でWebライティングの棚を探したが、いまいちしっくりこない。どれもただ実用的なだけで、内面に響くような感覚がない。
持ち前の本格志向により、今どきのハウツー本よりも、昔から残っている本の中に答えがあるような気がして、堅苦しい題名のこの本を手に取った。
筆者の文章も堅く、扱う題材も難しい。だが不思議なことにどんどん読み進められてしまう。
筆者の強力な導きは実に頼りがいがあり、難解な文章も読みこなせるような気がしてくる。
事実、本で取り上げられている文章は(かなり時間がかかったが)設問と合わせて全て読みこなした。
この本を読み、文章はもっと自由に、書きたいように書いて良いのだということが分かった。
また、難しい文章を読みこなせるという自信もついた。
読後は、前に少しだけ読んで放置していたウナムーノに取り掛かった。
・つくしあきひと「メイドインアビスシリーズ」竹書房
絵柄はポップだが、、、
グロイ、話も重い、、どう考えても万人向けではない、、、
だが並みの漫画にはないロマンがある、、、私は漫画を数回読むと飽きるのだが、この漫画は何回読んでも面白い。最後まで見届けたい、、、
是非完結してほしい。
更新履歴
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