シングルアシストフックの作り方
自作のアシストフックの良さ
実際に私が使っている、アシストフックの作り方を紹介します。 アシストフックを自作することで、自分が使いたい針と根付け糸のアシストフックを作ることができます。
一本針アシストフックの材料
材料は以下の画像の通りです。 フックと根付け糸、ソリッドリング、瞬間接着剤、そしてプライヤーかペンチを用意します。 プライヤーかペンチは、合わせて二本あると便利です。 根付け糸を、両方から引っ張って締めるのに使います。 ソリッドリングは売られている物の中で一番小さいサイズか、二番目に小さいサイズがちょうど良いです。 根付け糸も同様で、一番細い物か二番目に細い物で良いと思います。 私が使っている根付け糸の太さは、8号と10号です。 ソリッドリングも根付け糸も、チェーン店の釣具屋には大体売っていると思います。 フックについては、マダイ用・クロダイ用・セイゴなどが良いです。 マダイ用の物は軸が太めです。 環付きの物でも大丈夫です。
一本針アシストフックの作り方
では作り方について書いていきます。 まず、根付け糸を適当な長さに切りましょう。 長めに切っておくと、針やリングに結びやすくなります。
根付け糸に針を結ぶ
針に、外掛け結び(リンク先はシーガー様のサイトです)で根付け糸を結びます。 結んだら、糸の両側をプライヤーやペンチで引っ張って締めます。 締めるときはゆっくりと締めていきます。 針と糸も引っ張って締めておきましょう。 締めた時、糸の先が下の画像のように、針のフトコロ側に来るように締めていきます。
寸法を合わせる
針を結んだらルアーに合わせてみて、ソリッドリングをどのくらいの位置に結ぶか確認しましょう。 ジグの頭から1/3ぐらいの位置に、針が来るようにします。
根付け糸にソリッドリングを結ぶ
根付け糸にソリッドリングを、ユニノット(リンク先はシーガー様のサイトです)で結んでいきます。 結ぶときは、できるだけ針に近い位置でリングを結ぶようにします。 そうすると大体ちょうど良い長さになります。 結びながら、針からリングまでの長さを調整しましょう。 結んだら締めていきます。 糸と糸、リングと糸、針と糸、針とリング同士を締めていきます。
結び目の処理
締め終わったら根付け糸の余分を切っておきます。 結び目に瞬間接着剤を塗りますが、ここが肝心です。 接着剤の量が多すぎると、根付け糸の上の方まで浸透して固まってしまうので、接着剤の量はほんの少しにします。 瞬間接着剤のパッケージに塗布用の針が入っています。 針の先端にほんの少しだけ接着剤を乗せ、根付け糸の結び目にくっつけます。 これでシングルアシストフックの完成です。
一本針アシストフックの完成
外掛け結びをした部分に熱収縮チューブをかぶせても良いのですが、それは次の項で紹介します。