【日本への帰国】初めての海外バンコク七日間紀行・その46
初めての海外旅行で、タイの首都バンコクを七日かけて歩いた時の記録です。
このページでは、飛行機で日本に帰国した時のことについて書いています。
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帰国便の出発
ドンムアン空港で、日本への帰国便に乗った。
タイに来てから約7日。
この7日間は長かった気もするし、あっという間だった気もする。
飛行機が出発するようだ。
来るときは中央の席だったが、今回は窓側なので外が良く見える。
台湾で乗り直し
飛行機に乗っている間、時間が経つのが遅く感じた。
本を読んだりしながら時間を潰す。
知らなかったのだが、飛行機は経由便だったので、途中で台湾に着陸した。
ここで一旦、乗客の乗り降りがあるようだ。
同じ飛行機で成田に向かうので、乗ったままで良いのかと思ったら、一度空港に降りてから乗り直さなければいけないらしい。
ずっと乗りっぱなしで腰が痛くなっていたので、良い気分転換と運動になる。
目的地までに他の空港を経由するのを、トランジットやトランスファーというらしい。
トランジットは同じ航空会社の飛行機で乗り継ぐことで、トランスファーは違う航空会社の飛行機に乗り換えとなる。
今回は同じ航空会社・同じ飛行機なので、トランジットということになる。
トランジットのとき、飛行機に乗ったままで良い場合と、一旦空港に降りなければいけない場合がある。
今回は後者だ。
台湾の空港に降り立ち、また保安検査を通ることに。
液体を持ち込めないため、ドンムアン空港で買ったザクロのジュースを捨てることになってしまった。
ハサミがなく、歯でパッケージを食いちぎり、ゴミ箱に中身を噴射した。
もったいないことをした。
歩いて行くと、日本人の客室乗務員が日本語で道案内してくれる。
しばらくぶりに日本語を聞いた。
搭乗ゲートを通り、飛行機の同じ座席に着いた。
成田空港まで後もう少し。
日本に帰国
ようやっと成田空港に到着した。
ずっと座りっぱなしで、骨盤のあたりが痛むようになっていた。
坐骨神経痛かもしれない。
他の乗客に付いて、空港の建物をひたすら歩く。
入国手続きなどはあっという間に終わった。
最後に税関検査というのがあり、そこで申告書を書いて、全ての手続きが終わった。
ここからがまた長い。
新潟まで帰らなければならないのだ。
成田から東京まで行き、東京からは新幹線で新潟まで戻るつもりだった。
成田空港から東京へ
成田から東京まで行くには、いくつかの手段があるようだ。
できるだけ安い手段が良いと思い、バスなども見てみたのだが、表示の見方がよく分からなかった。
周りは日本語の案内であふれているのだが、何だか内容がさっぱり頭に入ってこない。
日本にいるはずなのに、海外にいるような感じがする。
一番分かりやすかったスカイライナーという特急電車に乗ることにした。
スカイライナーは上野まで行くようだ。
上野からも新潟行きの新幹線に乗れるので、ちょうどよい。
駅員に聞きながら切符を買い、電車のプラットフォームにたどり着いた。
スカイライナーに乗っているとき、ふと思ったことがあった。
日本に帰ってきたが、やっていることはタイと変わらないじゃないか。
成田から東京まで行く方法がよく分からず、掲示を見たり、人に聞いたりしながら、何とかスカイライナーに乗った。
これはタイでやってきたことと大して変わらない。
スカイライナーに乗っても、周りは外国の人だらけで、外国語しか聞こえてこない。
これもタイにいた時と同じだ。
新潟へ帰る
上野駅に着き、新潟への新幹線に乗った。
後二時間ほど座っていれば家に帰れる。
昨日、タイの電車に乗ったばかりだったので、つい新幹線と比較をしてしまう。
新幹線のレールには人も野良犬も歩いていない。
新幹線の車内放送で、体調不良の人がいたので、到着時刻が3分遅れると言っている。
やっぱり日本はきっちりしている。
きっちりしすぎているような気もする。
それが良いことなのかどうかは分からない。
一長一短がある。
そんなことを考えながら、やっと新潟に着いた。
新潟駅に最近できたばかりの、牛たん炭焼き利休に寄った。
日本食のしょっぱい味付けが胃に染みわたる。
何日か前から、ずっとこういうのを食べたいと思っていた。
牛タンを食べ終え、家に帰った。