【旧日本銀行新潟支店長役宅(砂丘館)を見物】新潟市観光
2025年の3月に、砂丘館の愛称で親しまれる、旧日本銀行新潟支店長役宅を見物に行った時の記録です。
砂丘館について
2025年の3月初め、新潟島にある観光名所の建築物を回ってみることにしました。
まずは砂丘館(リンクは公式ページです)へ行ってみましょう。
砂丘館は、旧日本銀行新潟支店長役宅の通称です。
なぜ砂丘館と呼ばれているのかは、調べても分かりませんでしたが、おそらく新潟砂丘の上に建っているからなのでしょう。
パンフレットから言葉を借りると、
旧支店長役宅は昭和8(1933)年の建設
だそうです。
またパンフレットからの抜粋ですが、
日本銀行が役宅を売却することとなったため、新潟市が取得し、平成12年6月から一般公開
されてきたとあります。
一般公開されたのはもっと昔、昭和のころだと思っていました。
平成12年は、西暦だとちょうど2000年です。
砂丘館は、新潟駅から3kmほどのところにあります。
新潟駅からの道筋は分かりやすく、駅前の大通りを真っすぐ行き、萬代橋を渡ってからも、ひたすら道なりに真っすぐ行くだけです。
駅から歩くと、30~40分ほどかかります。
車ならすぐですが、駐車場はありません。
パンフレットには、公共交通機関を利用することが推奨されていました。
八千代橋からの眺め
今回は、別の場所で用事を済ませてから向かったので、萬代橋ではなく、一つ南の八千代橋を渡りました。
向こうに見えるのが萬代橋です。
ハトやカモメ、カモがいました。
八千代橋からは色々なものを見渡すことができ、ここからの眺めは結構気に入っています。
右側の四角い建物は新潟県庁です。
県庁の左側には角田山と弥彦山が見えています。
角田山にはいくつかのコースで登ったことがありました。
反対側に目をやると、前に行った朱鷺メッセが見えます。
橋を渡った向こう側には、特徴的な三角の天辺をした、NEXT21が見えます。
NEXT21にも展望所などがあります。
橋を渡っているときに見える、ごちゃっとした眺めがたまりません。
商店街の辺りを通りながら、先ほど地図で出した大通りに合流します。
どっぺり坂を登って砂丘館へ
大通りを直進すると、どっぺり坂に着きます。
上の画像で、正面の奥に階段が見えていますが、ここから新潟砂丘があるので高台になっています。
地図で見るとこんな感じです。
勾配が急なので、こんな曲がりくねった形の道路になっているのでしょう。
どっぺり坂の手前にはカトリック新潟教会があります。
中を見学しようと思っていたのですが、ドアに張り紙がしてあり、私が立ち寄った時間はちょうど見学ができないようでした。
さて、どっぺり坂を登りましょう。
階段を上っていきます。
階段を上って振り返ると、NEXT21が見えます。
階段を上るとすぐそこに砂丘館がありました。
砂丘館の中へ~玄関~応接室~受付
砂丘館の中に入って行きます。
玄関の左手から庭に入れるようなので、館内を見学し終わったら見に行きましょう。
玄関に入ろうとしたところ、他の見学者も何人か来ていました。
玄関の次の部屋です。
ここは応接室で、洋風の調度になっています。
応接室を抜けると受付がありました。
砂丘館は入館料がかかりません。
受付にはお土産が置いてあり、コーヒーやお茶も販売しているようです。
受付~蔵の特別展
受付を通って奥へ。
外は雨が降っています。
奥には蔵がありました。
蔵は展示室になっており、私が訪れた時は、湊 雅博写真展 海 / FUSION:環という写真展が開催されていました。
展示されていたのは、主に、海と波をテーマにしたような写真でした。
展示されている写真を見ていると、カヤックフィッシングをしていた時に見た海面を思い出します。
辺りに何もない中、自分だけカヤックに乗って海に浮いていると、海の中に吸い込まれてしまいそうな感覚になったものでした。
二階にも展示があります。
二階にはインタビュー記事の切り抜きなどもあったので、写真を見ていて思う所もあり、長居して文章に目を通しました。
さて、次へ。
砂丘館の二階へ
蔵から出て、建物の二階へ行きます。
やっぱり日本家屋の作る陰影は良いものです。
二階は部屋の周りを回れるようになっており、邸宅の周囲を見渡せます。
下に戻りましょう。
玄関から庭へ
大体見終わったので、外に出て庭を巡ってみましょう。
玄関から出て右を向くと、庭への入口があります。
砂丘館を出て、次に向かいます。