【乳頭温泉郷へ・秋田駒ヶ岳を見渡す展望台と鶴の湯温泉で最高の露天風呂に入る】秋の東北へ:その16

2025年2月27日*秋の東北へ*,全ページ,国内の旅,東北

10月の上旬、新潟から青森へと日本海側を北上し、奥羽山脈のあたりを通りながら帰ってきた時の記録です。

 

このページでは、乳頭温泉郷の展望台や散策道を歩いたり、鶴の湯温泉に入った時のことについて書いています。

 

乳頭温泉郷へ

 

玉川温泉を出て、次は乳頭温泉へ向かう。

目指すは鶴の湯だ。

温泉の次にまた温泉とは、なんと贅沢な旅だろう。

 

道中、秋田駒ヶ岳の雄大な姿が見えてくる。

今回の旅では山登りもしたいと思っていたのだが、少し前に風邪を引いて体調が芳しくないため、あきらめた。

東北には良い山がたくさんあるので、もったいない気もするが仕方ない。

 

県道194号を乳頭温泉郷の方に向かう。

途中、鶴の湯温泉を示す看板があるので、そちらの方に道を折れる。

 

鶴の湯温泉までの道は細く、すれ違いが難しい箇所もある。

こういう道は、前の車との距離を空けながらゆっくり走り、対向車が来たら譲り合いの精神ですれ違う。

 

秋田駒ヶ岳展望台

細い道を走っていくと、車を停められるスペースがあった。

 

展望台があるようだ。

行ってみよう。

 

 

 

ここから駒ケ岳が見渡せるようだ。

 

 

上の方は雲で見えない。

 

紅葉でまだら模様になっているのが美しい。

 

 

下に戻ろう。

 

水芭蕉群生地へ

 

展望台から降り、今度は隣にある水芭蕉群生地へ。

 

今は水芭蕉の時期ではないので、花は咲いていないだろう。

 

 

群生地に降りる道は、少し荒れている。

 

 

木道があるので進んでみよう。

 

 

 

 

 

秋の良い日だ。

このぐらいの気候がちょうど良い。

 

 

 

水芭蕉が咲いていないので、メインの見どころは無いのだが、秋の気配を感じながら歩いているだけで楽しい。

 

 

 

 

 

鶴の湯へ

 

水芭蕉群生地を散策し終え、鶴の湯に向かって車を走らせた。

とても風情のある温泉地だ。

 

ここではスマホで写真を撮ったのだが、酸ヶ湯温泉のところで書いたように、メモリーカードのエラーでスマホの写真が消えてしまった。

建物など素晴らしかったのに、もったいないことをした。

 

事務所で料金を払い、男湯の建物に入る。

玉川温泉や酸ヶ湯温泉のように、木造りの風情ある建物だ。

建物の中は、貴重品入れのロッカーに、脱衣所と浴槽2つだけのシンプルさ。

 

浴槽は狭めで、熱い湯とぬるい湯がある。

ぬるい湯はずっと浸かっていられる湯加減だ。

 

薄暗い建物の中に窓から光が差し込み、木の樋から浴槽に湯が流れ込んでいる。

 

しばらく内湯に入った後、次は外の露天風呂へ。

露天風呂へ行くには、一旦服を着て、建物の外に出る必要がある。

 

男女別の脱衣所を経て露天風呂へ。

露天風呂は混浴だが、女性優先のスペースもある。

 

露天風呂はとにかく広い。

湯は乳頭温泉らしい、白い濁り湯だ。

湯に入ると足元が見えないので、つま先で探りながら歩いて行く。

 

湯加減はちょうどよく、この時期の涼しい風も非常に心地よい。

いつまでも入っていたい。

 

趣ある建物に自然の風景、これ以上ない程の絶妙な湯加減、今までに入った中で最高の温泉だった。

 

どのくらい入っていたか分からないが、この後の予定もあるのでそろそろ出なければと思い、湯から上がる。

途端に立ち眩みがした。

 

湯にのぼせてしまったようだ。

あまりにも心地よいので、長湯しすぎてしまった。

気を付けなければいけない。

 

露天風呂から出て、鶴の湯を後にした。

 

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Posted by 無郷庵