【玉川自然研究路と噴気孔・ピリピリする酸性湯の玉川温泉に入る】秋の東北へ:その15

2025年2月26日*秋の東北へ*,全ページ,国内の旅,東北

10月の上旬、新潟から青森へと日本海側を北上し、奥羽山脈のあたりを通りながら帰ってきた時の記録です。

 

このページでは、玉川温泉自然研究路を散策し、玉川温泉に入浴した時のことについて書いています。

 

玉川温泉へ

 

八幡平ビジターセンターを出て、次の目的地、玉川温泉へ。

 

 

玉川温泉には自然研究路という散策道があるらしく、そこを歩いた後で、温泉に入っていくことにしよう。

 

玉川温泉に着いた。

駐車場は高台にあるのだが、湯けむりと温泉の建物が見えている。

 

 

まずは左側にある研究路へ行ってみよう。

 

玉川温泉自然研究路の散策

 

 

道を行くと、湯けむりの立つ小川が見えてきた。

 

 

見えているのは、硫黄や湯の華を採取する設備だろうか。

 

何とも温泉地らしい感じがする。

 

 

小川の反対側に、でこぼこの表面をした岩がある。

北投石というらしい。

珍しい岩のようだ。

 

 

硫黄の小川を見ながら進んでいく。

 

 

 

道端に、ゴザを敷いて寝ている人たちがいた。

 

 

研究路の奥へ

 

 

さらに歩いて行くと、小屋のようなものがあり、ゴザを敷いている人がたくさんいた。

地面を触ってみると暖かい。

確かにこの上で寝るのは気持ち良いだろう。

 

 

北海道の硫黄山や登別地獄谷でも見たような景色だ。

 

噴出口から、硫黄を含んだ蒸気が噴き出ている。

 

 

 

岩山の一面に噴出口があり、煙が間断なく噴き出している。

 

 

 

 

高台から、噴出口のある小山を見渡せる。

 

 

 

 

 

ぐるっと一回りし、研究路の入口に戻った。

 

玉川温泉に入浴

さて、楽しみにしていた温泉に入ろう。

 

温泉の建物の間を進んでいくと、左手に「大浴場」と書かれた建物がある。

そこで日帰り入浴ができる。

 

受付を済ませると、係りの人から、温泉の入り方に付いて詳しく説明をしてもらえた。

温泉はいくつかの浴槽に分かれており、50%の濃度と、100%の濃度の温泉があるらしい。

最初は50%の方に入り、体を慣らしてから100%に入るのが良い。

また、湯にはあまり長く浸からない方が良いようだ。

 

浴場に入って行くと、木造りの大部屋の両側に、色々な浴槽が並んでいる。

かけ湯をしつつ、まずは50%の湯へ。

 

50%の湯に浸かると、体がピリピリとしてくる。

何となく、かなり効能がありそうな気がする。

 

暖まるまで入った後、部屋の奥へ。

奥では飲泉と、箱湯に入ることができる。

書いてある通りに湯を薄めて飲んでみると、酸性湯らしく酸っぱい味がする。

 

次は100%の湯へ。

どうでもよいことだが、50%や100%などと書いていると、戸愚呂弟を思い出す。

 

50%はピリピリとした刺激だったが、100%はビリビリする。

肌の弱い人は入らない方が良いだろう。

少し傷口に染みてくる。

 

100%の刺激は不快なほどではなく、湯加減もちょうどよいので、しばらく浸かっていた。

その後は立ち湯に入ったりしつつ、ゆっくりと温泉を楽しんだ。

 

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Posted by 無郷庵