【豪雪で有名な酸ヶ湯温泉への入浴と静かな睡蓮沼の散策】秋の東北へ:その9
10月の上旬、新潟から青森へと日本海側を北上し、奥羽山脈のあたりを通りながら帰ってきた時の記録です。
このページでは、酸ヶ湯温泉と睡蓮沼を訪れた時のことについて書いています。
酸ヶ湯温泉へ
八甲田ロープウェーを出て、次は酸ヶ湯温泉へ向かう。
今回の旅の目的の一つは、温泉を巡ることだった。
酸ヶ湯温泉は、ガイドブックでよく紹介されている有名な温泉だ。
風情ある浴場の写真を見て、どうしても行ってみたいと思っていた。
着いてみると、平日だが車が多い。
建物に入る前、スマホで建物の写真を撮ったのだが、家に帰ってからPCに写真を移すとき、メモリカードのエラーですべて消えてしまった...
中に入って受付を済ませ、奥へ。
脱衣所は男女別に分かれているが、浴場は大きな一つの部屋に、男女が一緒に入る形になっている。
ただ、男女のスペースはしきりで分かれており、気になる人でも大丈夫だろう。
かけ湯をしてから浴槽へ。
非常に良いお湯だ。
酸ヶ湯温泉という名の通り、湯が酸性で酸っぱい。
このあたりの温泉は酸性湯が多いようだ。
広い浴槽で無心に湯につかる。
打たせ湯と大浴槽を往復しながら、ゆっくりと時間を過ごした。
湯から上がったら腹が減った。
館内にある食事処の鬼面庵へ。
メニューに迷ったが、鴨のかけそばを注文。
このそばがまた美味かったのだが、先に書いた通り写真が消えてしまったのが残念だ。
そばは白く、つなぎが少ないのだろうか、ブツブツと切れるような食感だ。
そばと具の鴨も美味いし、出汁がまた美味い。
出汁だけ別にもらって、飲みながら運転したいぐらいだ。
温泉と食事に満足し、外に出た。
みそおでんの屋台が出ていたので、みそおでんとごへい餅をおやつに購入。
私の前に並んでいた海外の人が、指さし注文していた。
バンコクに行った時のことを思い出す。
次へ進もう。
睡蓮沼の散策
酸ヶ湯温泉を出て、少し行ったところに駐車スペースがあった。
睡蓮沼という沼があるようだ。
車を停めて見に行ってみよう。
階段を上って小道を行く。
散策デッキに出た。
同じ青森でも、場所によって紅葉の進みが違う。
このあたりはすっかり紅葉している。
沼と紅葉のコントラストが良い。
睡蓮沼は、10分ほどあれば全て見終えるような、こじんまりとした沼だ。
人もあまりおらず、のんびり散策できる。
人の多い有名観光地に行くより、こういうところをブラブラしている方が、私は性に合っている。
散策を終え、車に戻った。