【秋田から日本海沿いに青森へ・アオーネ白神十二湖で休憩】秋の東北へ:その4

2025年2月11日*秋の東北へ*,全ページ,国内の旅,東北

10月の上旬、新潟から青森へと日本海側を北上し、奥羽山脈のあたりを通りながら帰ってきた時の記録です。

 

このページでは、秋田の能代市街を通って日本海沿いに青森に入り、アオーネ白神十二湖で日帰り入浴をした時のことについて書いています。

 

能代市街へ

 

男鹿半島の寒風山を出発し、北へ向かう。

能代市街に入った。

 

車内での時間つぶしのため、ブックオフで本を調達。

 

良い雰囲気の商店街。

雨も降りだした。

 

イオンを見つけたので寄って行こう。

 

今日の昼食兼、夕食を購入。

イチジクはオガーレで買ったものだ。

 

能代からさらに北へ

 

能代を出て、さらに北へと向かう。

 

途中、ハタハタ館に立ち寄る。

ここは温泉施設や産直の店がある。

まだ時間が早いので、温泉には入らなかったが、土産物屋を見て回った。

 

さて、この辺りから東の方に、白神山地があるはずだ。

 

白神山地について

白神山地は、秋田県から青森県にまたがる広大な山域だ。

ブナの原生林や多種多様の生き物が生息しており、世界遺産に登録されている。

 

私はこのブナの木が大好きで、山登りの途中で見かけるたびに、立ち止まってしばらく眺めたりしている。

 

ブナは水分を多く含み、木材としての利用が難しい。

そのため、昔は役に立たない木として伐採されてきた歴史を持つ。

 

だが、その保水力の高さなどから、森林での生態系維持に重要な役割を持つことが分かってきた。

現在では、各地でブナ林を保存する動きが活発なようだ。

 

ブナの樹姿や生態について、私の好きな森と水の郷あきたのページに詳しい。

源流釣りに興味を持っていたころ、このページを何度も見返して山菜やキノコについて調べたものだ。

 

白神山地については、瀬畑雄三さんの源流テンカラ釣りの知恵という本で見て、ずっと興味を持っていた。

今回、東北へ行こうと思い立ったときから、白神山地は目的地の一つになっていた。

 

白神山地にはいくつかの散策路があるが、調べた感じだと、散策路に通じる道路は通行止めになっている所が多いようだ。

海の近くから十二湖というところにアクセスできるようなので、明日行ってみようと思う。

 

本当は今日行ってみる予定だったのだが、強い雨が降ったり止んだりを繰り返しているので、明日行くことにした。

 

象岩を見物

 

ハタハタ館からさらに北上する。

この辺りの海岸沿いは、大小の岩が立ち並び風光明媚だ。

 

車を停めて写真を撮る。

 

 

 

青森まで来たが、標高の低い場所はまだ紅葉していない。

 

国道から海へ向かい、細い道に入る。

 

奇妙な形の象岩を発見。

ちょっと不気味だ。

 

真ん中の垂れた岩が、象の鼻のように見える。

 

 

アオーネ白神十二湖へ

 

そろそろ風呂に入りたかったので、近くのアオーネ白神十二湖へ行く。

 

ここは宿泊施設だが、宿泊客でなくとも日帰り入浴などを利用できるようだ。

受付を済ませ、浴槽へ。

温泉ではないが、地下水をくみ上げて沸かしているそうだ。

ゆっくり湯につかり、疲れを落とした。

 

売店があったので、夜食を購入。

残ったイチジクとともに、腹が減ったら食べることにしよう。

 

二日目の終わり

 

雨が本格的に降り出した。

 

と思ったら、日が沈むころにピタッと止んだ。

 

旅先で見る夕日は良いものだ。

 

そういえば、北海道一周のときは十五日もかけたのに、室蘭でしか夕日を見なかった気がする。

もったいないことをした。

 

 

太陽が沈んでいく。

 

 

すぐに夜の帳が降りるだろう。

 

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Posted by 無郷庵