【八日目の終わり】車で北海道一周の旅・その52

2024年9月3日

車で北海道をほぼ一周したときの記録です。

このページでは、八日目の回想などを書いています。

 

知床食堂のうに・ほたて丼

 

ウトロから知床峠を通り、羅臼に着いた。

 

道の駅隣接の知床食堂で、うに・ほたて丼を注文。

 

ガイドブックで見た時から、この知床食堂で、うに・ほたて丼を食べるのが夢だった。

 

感無量。。。

 

食事を終え、道の駅で昆布ソフトを注文。

緑色の粉は昆布パウダーだ。

 

注意書きに、「むせるのでパウダーを吸い込まないように注意」と書いてあったのだが、吸い込んでむせてしまった。

 

ソフトクリームには昆布の板が刺さっていた。

これをスプーン代わりに食べれば良かったのかもしれない。

 







八日目の回想

遅い昼飯とデザートを食べ終え、日帰り入浴に向かう。

 

知床峠の麓には、いくつかの温泉宿泊施設がある。

その中の一つ、峰の湯へ。

 

温泉は硫黄の香り。

黄白色の結晶が浴槽に付いている。

 

ストレートに良い温泉。

上がった後もずっと汗が引かない。

 

今日も充実した一日だった。

ここ知床周辺は、北海道一周の中で一番楽しみにしていた場所だった。

 

網走を出発し、まずはウトロの手前でオシンコシンの滝を見た。

 

ウトロでは知床観光船のおーろら号に乗船。

 

その後オロンコ岩に乗ったり、

 

知床自然センター近くの遊歩道から、フレペの滝を見に行ったのだった。

 

そして知床峠を越え、

 

ここ羅臼に到着した。

 

ウトロでは濃霧に巻かれ、知床クルーズは途中で引き返すことになるし、フレペの滝は見えずじまいだった。

もう一日ウトロに滞在し、またクルーズ船に乗ろうかとも思ったのだが、ずっと来たかった羅臼に足が向いてしまった。

 

やり残しを作っておけば、また知床に来るきっかけになる。

今後の楽しみということにしておこう。

定年後にでも、ツアーで来るのも良いかもしれない。

 

余談だが、北海道から帰ってから、男はつらいよ 知床慕情を見た。

知床が舞台なのと、三船敏郎が出ているので興味を持ったのだ。

 

映像に出てきた晴れの知床は、私が見てきた知床とは、また別の風情があった。

 




再び知床食堂へ

風呂から上がり、道の駅に向かって車を走らせる。

 

羅臼はすごく良いところだ。

温泉も良いし飯も美味い。

来る前から何となく、自分の気に入るような気がしていた。

 

町中を走っていると、野生のキタキツネが道端にいる。

他の車に目をやれば、窓から犬が顔を出しているじゃないか。

何とものんびりとしたところだ。

 

羅臼は北海道を一周する中で、一番気に入った町になった。

 

また知床食堂へ。

ここで食べたいものがたくさんあった。

 

壁にかかっているワシの写真がとてもかっこいい。

 

羅臼昆布羅ーメンを注文。

 

これも何かで見て、ぜひ食べたいと思っていた。

 

昆布のダシが効いていて美味い。

塩味だが、油が多めで、見た目よりもこってりしている。

 




八日目の終わり

今日はここまでだ。

 

明日は羅臼の観光地をいくつか回り、海岸沿いに南へ向かおう。

 

道の駅で買った土産を広げる。

土産用に、羅臼昆布をたくさん買った。

 

昆布茶。

 

知床食堂でお盆に載っていた、ダシ醤油も購入した。

 

道の駅では、ソイなどの魚介類も売られていたが、とても安かった。

 

寝る前に明日の予定を立てた後、小説を読むのが毎日の習慣になっている。

少し前から読んでいた、有栖川有栖さんの狩人の悪夢を読み終えた。


 

小説をたくさん持ってきていたのだが、けっこうなペースで読んでいる。

一周を終えるまでに、あと何冊読めるだろうか。

 

次は同じ作者のマレー鉄道の謎を読むことに。

マレーシアの、キャメロンハイランドというところが舞台の推理小説だ。

 

余談だが、キャメロンハイランドは、シルク王のジム・トンプソンという人が失踪した場所だ。

タイのバンコクには、ジム・トンプソンの収集品を見ることのできる、ジム・トンプソンハウスという観光地がある。

 

北海道一周を終えてから、タイのバンコクを歩き回ったのだが、そのときジム・トンプソンハウスにも立ち寄った。

北海道の記録を書き終えてから、バンコクのことも書いて行こうと思う。

 

さて、これからは北海道の南半分を回るルートに入る。

これまで通ってきた北側には、見どころがたくさんあった。

南側にも楽しみなところが多い。

 




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Posted by 無郷庵