【知床観光船おーろらに乗船】車で北海道一周の旅・その48
車で北海道をほぼ一周したときの記録です。
このページでは、ウトロで知床観光船おーろらに乗船したときのことについて書いています。
遊覧船には乗りましたが、霧により、途中で引き返すことになりました。
道の駅 うとろ・シリエトクへ
オシンコシンの滝を見終え、北へ向かって車を走らせる。
ウトロの市街地に着いた。
この辺りでは、ホテルの名前などあちこちに「知床」という言葉が使われている。
それでここウトロに来るまで、私はここの町を知床と言うのだと勘違いしていた。
道の駅 うとろ・シリエトクへ。
道の駅の隣には、知床世界遺産センターがある。
まずはこちらから行ってみよう。
知床全体のガイドマップや、知床の動植物についての展示がある。
一通り見回り、知床の知識を仕入れた。
次は道の駅のお土産屋へ。
昆布などの海産物に、ヒグマグッズなどもあった。
観光船は出船するのか
買いたいものがたくさんあるが、今は買わないでおく。
もうすぐ観光船に乗る時間だ。
観光船に乗り、観光地を見回った後で、ゆっくり買い物をしよう。
だが、肝心の観光船が出航するか分からない。
道の駅の掲示板に、観光船の出航予定が出ている。
それによると、私が乗りたい便の前の便までは、霧により全て欠航になっていた。
ちなみに、今日乗ろうと思っていたのは知床観光船 おーろらの、秘境知床岬航路だ。
3つあるコースのうち一番長いもので、知床岬の先端まで行くコースだ。
しばらく待っても出航の可否が分からないので、観光船の案内所まで行ってみることにした。
町営の駐車場へ
案内所に行くと、どうやら私が乗りたい便は出航するようだ。
出航はするのだが、霧のため、途中で引き返す可能性もあるそうだ。
その場合、代金は途中までの分が払い戻しになるよう。
上の写真でも見えているが、案内所の奥にオロンコ岩という大岩がある。
そのオロンコ岩をくりぬいてトンネルが作られている。
トンネルの先に、町営の駐車場と観光船乗り場がある。
駐車場の入り口に料金所があるので、そこで料金を先払いする仕組みだ。
知床観光船 おーろらに乗船
観光船は、駐車場奥の波止場から乗る。
カバンに上着と300mmレンズを入れ、船に向かう。
列に並んで順番に乗り込む。
席は自由だ。
船内にも船外にも席がある。
私はクルーズの最中、ずっと船外デッキに出ていた。
乗船時はそれほど風がなく、上着が無くても寒さを感じないくらいだった。
クルーズ中は風が出てきて少し寒かった。
おーろらが出航した。
おーろらの船出
何歳になっても船旅は良いものだ。
ウトロの町並み。
駐車場の方にあるオロンコ岩
上に登れるらしい。
クルーズから帰ってきたら登ってみよう。
ウトロから北の海岸。
霧の知床半島クルーズ
沖に出るにつれ、ますます霧が濃くなってきた。
あの白いのは何だろう。
持ってきていた300mmレンズで動物などを探すが、見つかりそうにない。
霧で見えにくいが、景色は素晴らしい。
晴れていたら、、、と思わなくもないが、霧の中を行くのも趣があって良い。
滝だ。
何という滝だろう。
ウミウの溜まり場
所々に滝があり、崖があり、洞窟があって景色を見るのも飽きない。
岸壁の白い所がウミウの溜まり場になっている。
カムイワッカの滝へ
ここら辺では何が獲れるのだろう。
海はとても豊かそうだ。
海面が黄色くなってきた。
近くにあるカムイワッカの滝は硫黄分を含んでおり、流れ出た水が黄色く見える。
奥に見える滝が、たぶんカムイワッカの滝だろう。
ちなみに、この「カムイワッカの滝」の上流には、「カムイワッカ湯の滝」という滝もあり、そこでは自然の温泉に入ることができる。
船内アナウンスが流れ、霧が濃いためウトロに戻ることになったそうだ。
残念だが仕方がない。
ウトロに帰航
ウトロに戻る間、船内の散策などをして過ごした。
コーヒーやお土産などを売っている場所があった。
またデッキに出てみると、海鳥がたくさん来ていた。
ウトロ港に戻ってきた。
下船し、車に戻る。