【六日目の終わり】車で北海道一周の旅・その42

2024年8月20日

車で北海道をほぼ一周したときの記録です。

このページでは、六日目の回想などを書いています。

 

波打つ山々

 

北きつね牧場を見終えた。

 

道の駅に戻って他の車を見ていると、これまでは旭川ナンバーの車が多かったが、このあたりは北見ナンバーが多い。

 

昼下がりの良い時間帯だ。

今日の活動はここまでにしよう。

 

道の駅で聞いた日帰り温泉に行ってみることに。

 

西に車を走らせ、リストにあった塩別つるつる温泉を目指す。

 

温泉に行く途中、車を降りて写真を撮った。

 

 

富良野周辺と景色が似ている。

 

道の左右に田畑が広がり、その奥には小高い丘と山々。

山が波打っているようだ。

 

畑の作物はネギかと思ったのだが、後で調べたらタマネギのようだ。

 

ここ留辺蘂の辺りなど、北見市はタマネギの産地として有名らしい。

 

 

 

綺麗なおわん型の山が多い。

 

 







塩別つるつる温泉

 

車を走らせ、塩別つるつる温泉に着いた。

 

湯は無色透明だが、硫黄の香りが強い。

シャワーにも温泉が使われているようだった。

 

北の大地の水族館で、おんねゆ温泉のすごさについて説明書きがあった。

おんねゆ温泉は還元力が強く、アンチエイジング効果があるそうだ。

このような効能は全国でも稀だそう。

 

湯に入ると肌がつるつるスベスベになった。

つるつる温泉という名前なだけある。

 

さっき訪れた北の大地の水族館で、ドクターフィッシュに齧られて手がスベスベになっていた。

温泉に入ってさらにスベスベになってしまった。

 

北海道に来てから、毎日のように温泉に入ってスベスベになっている。

このままスベスベになり続けたら、いったいどうなってしまうのか。

 

露天風呂に入りに外に出ると、小川がさらさらと流れている。

適度な山風もあって良い心地だ。

 

今日は北海道に来てから、一番長い距離を運転した日だと思う。

ゆっくり風呂に使って疲れをいやそう。

 

風呂は良いものだ。

疲れが湯に溶けてゆく。

 




今日の回想

今日は早朝から運転しっぱなしだった。

 

宗谷岬の近く、猿払を出発し、ひたすらオホーツク海沿岸を進んで紋別へ。

 

途中、ウスタイベ千畳岩などを見た。

 

紋別では、スカイタワーやオホーツクタワーに立ち寄ったのだった。

 

それから遠軽を通り、温根湯温泉へ。

 

温根湯で北の大地の水族館や北きつね牧場を見学したのだった。

 

温根湯は観光地もあり、良い温泉もあり、観光におすすめの場所だ。

 

ちなみに、温根湯というのは温泉地の名前であり、地名ではないようだ。

この辺りの地名は留辺蘂という。

 

今日はたくさん走ったものだ。

通ってきたところには、他にも観光地があったが、多くを素通りしてしまった。

もったいない回り方をしてしまったかもしれない。

 

明日は北見を通って網走へ行く予定だ。

 

網走といえば、博物館網走監獄がある。

漫画ゴールデンカムイの舞台にもなっていたが、観光地として有名である。

ぜひ訪れてみたかった場所だ。

 

網走ではゆっくりしたいものだ。

新潟に住んでいる私にとって、網走は日本の果て。中々来られる場所ではない。

 

長風呂をしてしまった。

上がろう。

 




六日目の終わり

 

道の駅に戻る途中、セブンイレブンで買い物をした。

北海道に来て初のセブンイレブン。

 

本州とは少し品ぞろえが違う。

北海道ならではの物が売られている。

 

車高が低いので、車内で飯を食うのが大変だ。

体を捻じ曲げながら食事する。

 

北海道に来てから甘いものばかり食べている気がする。

糖尿病になりそうだ。

 

夕食後、土産物屋で買ったものを広げる。

 

これはつい衝動買いしてしまった。

郵便局から出せるらしいので、明日、網走で出すことにしよう。

 

イトウ手ぬぐい。

 

北きつね牧場で買ったしおりとキーホルダー。

 

他にも、イトウのコースターやポストカードなどを買った。

後はガチャガチャも。

 

北海道では、100円で回せるピンズのガチャガチャが各地にある。

ここの道の駅では、北海道の淡水魚のピンズがあった。

 

今日買った土産物をまとめ、車の奥の土産物スペースに移動させる。

荷物の整理を済ませ、スマホとカメラを充電器につなぐ。

 

ガイドブックを見ながら、明日の予定を確認する。

これも毎夜のルーティーンになっていた。

 

予定を確認した後は、眠くなるまで本を読んだり、物思いにふけったりする。

 

北海道に来る前、仕事を辞めてからというもの、学生時代の嫌な記憶ばかり思い浮かんでいた。

それが一つずつ、頭の中で整理、引き出しが再構築され、自発的に思い出されることが少なくなってきた気がする。

これも旅の効用だろうか。

 

夜中、腹が減って目を覚ます。

夜中に腹が減るのは久しぶりだ。

 

しばらく眠れずに過ごす。

眠れないのも久しぶりだという気がする。

 

旅に慣れ、余裕が出てきたのかもしれない。

 




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Posted by 無郷庵