【幌延ビジターセンターと長沼の散策】車で北海道一周の旅・その29

2024年8月6日

車で北海道をほぼ一周したときの記録です。

このページでは、幌延ビジターセンターや長沼、展望台を訪れた時のことについて書いています。

 

幌延ビジターセンターへ

トナカイ観光牧場を出て、次は幌延ビジターセンターへと向かう。

北海道らしい、とこちらで勝手に思うような、広大な湿地や沼を見てみたかった。

 

どこまでも見通せるような、開けた道を突き進み、センターの駐車場に到着した。

近くに大きな展望塔もある。

後で登ってみよう。

 

北海道らしい道。

赤い矢印は、積雪時でも道路の端っこが分かるようにするためのものだ。

 

豪雪地帯と言われる新潟から来て、それなりに雪道運転の経験を積んでいる私であっても、冬の北海道では運転したくない。

たまにテレビで北海道の雪景色を見ることがあるが、運転の大変さは容易に想像がつく。

いや、想像はするのだが、実際のところは想像のはるか上を行く大変さなのだと思う。

 

ビジターセンターは工事中のようだった。

入れるかどうか心配したが、入り口は開いていた。

 

ここの幌延ビジターセンターでは、周囲の長沼やパンケ沼の情報を手に入れることができる。

 

花や動物の展示が詳しい。

 

 

泥炭が展示されている。

枯死した植物が堆積し、炭のようになったものだ。

 

2階の展望室へ。

 

ここからセンター周辺の下サロベツ原野を見渡すことができる。

 

 

現在、センターからは長沼までしか行けないようだ。

パンケ沼までの道は通行止めになっている。

 

センターを出て、長沼の方に向かう。

 







長沼の散策

センターわきの道から、奥の長沼へと向かえるようになっている。

雰囲気の良い木道。

 

様々な野鳥が鳴いている。

カッコウとウグイスの声は判別できた。

 

と、ウグイスを発見。

 

 

ハンノキの球果(だと思われる)。

ハンノキは、湿原で生育できるただ一つの植物だそう。

木道に据えられた看板に書いてあった。

 

看板を追っていくと、湿原に詳しくなれる。

 

 

ゼンマイは指標植物。

 

ゼンマイの生育から湿原の様子が分かるそうだ。

 

 

シダ植物はプログラミングで描くことができる

 

 

 




木道の先端へ

長沼の傍を通る。

 

 

とても豊潤な湿原だ。

 

 

 

 

歩いているだけで楽しい。

 

 

木道の先端に着いた。

少し開けたスペースがある。

 

ここから利尻富士が見えるそうなのだが、靄がかかっており、見えるような見えないような、、、

 

来た道を振り向く。

遠くに展望台が見える。

 




湿原バードウォッチング

鳥のさえずりが周囲から聞こえてくるので、しばし、鳥の姿を探してみることに。

 

まず一羽。

 

300mmレンズとコンバーターで、精一杯ズームする。

おそらくカワラヒワ。

 

家に帰ってから鳥の名前を調べているのだが、googleレンズが大活躍だった。

 

 

もう一羽発見。

 

どうやらコヨシキリのようだ。

 

 

しばらく野鳥を探し、来た道を戻る。

 

 

 

 

 

 

ノビタキを発見。

 

 




展望台からの眺め

駐車場に戻ってきた。

 

次は展望台に登ろう。

 

結構きつい。

 

 

やっと天辺に着いた。

 

さっき歩いてきた木道と長沼が見える。

 

 

広大な景色。

こんな景色、本州でも見られるものだろうか。

 

 

牛が放牧されている。

 

 

牧歌的という言葉が良く似合う。

 

 

展望台を下りて車に戻った。

 




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Posted by 無郷庵