【三日目の終わり】車で北海道一周の旅・その19

2024年7月26日

車で北海道をほぼ一周したときの記録です。

このページでは、三日目の回想などを書いています。

 

道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつ

神居古潭を出て、国道233を進んでいく。

 

途中、深川市に立ち寄り、イオンで昼飯を買い、郵便局で知人にポストカードを出す。

この旅では各地でポストカードを買い集めた。

 

道が真っすぐで、遥か彼方まで続いているのは相変わらずだが、暑さゆえか逃げ水が見えるようになった。

 

秩父別町に到着。

 

道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつに車を停める。

 

「ちっぷべつ」というのもコミカルで面白い響きだ。

前に訪れた「しむかっぷ」と良い勝負。

 

道の駅には展望台や日帰り温泉があった。

 

登ってみるとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

町の規模は小さいが、雰囲気が良い町だ。

各町ごとに独特の雰囲気がある。

一つの町でゆっくり過ごすのも良さそうだ。

 




道の駅 サンフラワー北竜へ

 

秩父別を通り過ぎ、今度は道の駅 サンフラワー北竜に着いた。

 

周囲は田畑で開けており、風がとても強い。

 

 

 

サンフラワーには、宿泊施設や日帰り温泉などが併設されている。

 

ここ北竜町は、「太陽を味方につけた町」だそうだ。

すごいスローガンだ。どんな危機があっても乗り越えられそうな感じがする。

 

 

 

日帰り温泉に入る。

 

サンフラワーの温泉は、黄色く透明で無臭っぽい。

しょっぱく、肌がスベスベになる。

 

露天風呂へ。

田園を渡る風が吹き抜け、涼しく心地よい。

心身がお湯と一体になるような感じで、永遠に入っていられる気がする。

 




荷物の整理と夕食

 

入浴後、使ったタオルを干して荷物を整理する。

 

日中に行動しているときは、買ったお土産や使った道具を後部座席に放り込んでおく。

その日の終わりに、荷物を整理して次の日の準備もする。

 

使うものと使わないものがはっきりしてきた。

テントや自炊道具・300mmレンズ・三脚などは使わないので、車の奥へ押し込む。

 

荷物を整理した後、近くのセコマに夕食を買いに行く。

セコマの神髄は、このパックに入ったパスタ類だと思う。

とても安いのに美味い。

値段なりに量は少ないのだが、ここにもう一品付け足せば、一食に十分な量だ。

 

ソフトカツゲンは、カルピスを少し酸っぱくして、甘みを少なくした感じだ。

さっぱりしていて美味い。

 

北海道にきてから、ずっと食事をコンビニで済ませている。

もっと海産物を食べたい気もする。

明日からは海岸沿いを行くため、店を探してみようか。

 




今日の行程

今日は当麻を出発し、小沢ダム、当麻鍾乳洞、旭山動物園、北鎮記念館、神居古潭と見学してきた。

昨日よりはだいぶ走った距離が短い。

 




今日の回想

新潟を発って四日。

北海道を回り始めて三日が経とうとしている。

 

ホームシックにはならないが、家で飲む熱い紅茶やドリップコーヒーが恋しい。

 

これまでは大きめの市街地を走ることが多く、地図やナビとにらめっこで車を走らせてきた。

明日からは海沿いの一本道、オロロンラインを行くので、あまりルートを気にしなくてよくなる。

 

運転をしているとき、変な感覚に捉われていた。

自分が今いるのは北海道ではなく、どこか別の場所なのではないか。

新潟からフェリーで小樽に向かったはずが、実は全く別の場所で降ろされ、走らされているのではないかと。

 

もちろん、そんなことがあるはずはないのだが、そんなことを考えてしまうのは、自分にここら辺の地理感が無いからだと思う。

どの方向に何があるのか分からないので、ただ地図に従って車を走らせ、目的地に向かうだけになっている。

 

こんなことも、旅をしてみないと味わえない感覚だろう。

 

昼は暑かったが、日が暮れると急に気温が下がる。

おかげで夜は寝やすい。

 

夜中に目が覚める。

胃もたれしたような感じで苦しい。

こういうとき、一人だと本当に不安になる。

 

真っ暗な中、たくさんのカエルの声が遠くから聞こえている。

 




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Posted by 無郷庵