【自衛隊駐屯地隣の北鎮記念館を訪問】車で北海道一周の旅・その17
車で北海道をほぼ一周したときの記録です。
このページでは、旭川の北鎮記念館を訪れた時のことについて書いています。
北鎮記念館へ
旭山動物園を出て、今度は北鎮記念館へ。
北鎮記念館は、北海道の開拓から日露戦争、そして第二次世界大戦ごろまでの文章や展示品を見ることができる。
ゴールデンカムイで有名になった、第七師団関係の展示品も多い。
ゴールデンカムイを読んだことがあったので、ここ北鎮記念館の展示に興味があった。
また最近、偉人の書を見るのが趣味になっていたので、当時の軍人や有名人の書が見られないかと思い、訪れることにしていた。
記念館は、陸上自衛隊駐屯地の敷地内にあり、少し緊張する。
駐車場に車を停めて中へ。
北鎮記念館の内部へ
入り口のところで、見学に際しての説明を受ける。
メインの展示は二階にある。
陸軍関係の展示がびっしりとある。
この展示を無料で見られるというのは、とてもありがたいことだ。
開拓当時のことが展示されていた。
とても過酷な労働だ。昔の人の多大な苦労のおかげで、今こうして観光を楽しめている。
西郷隆盛の書が展示されていた。
西郷隆盛といえば、どのような人物像を思い浮かべるだろうか。
西郷隆盛のことを知るには、内村鑑三の代表的日本人を読むのが良いと思う。
第十八師団長・鯉登中将の書がある。
「鯉登」という名前を見ると、やはりゴールデンカムイの鯉登少尉を思い浮かべる。
経歴などを調べてみると、作中の鯉登少尉のモデルとなった人物のように思われる。
月島軍曹のモデルになった人などもいるのだろうか。
明治天皇による宣戦の詔勅や、乃木希典の書などもあった。
いろいろと本を読んだが、明治天皇も乃木希典も尊敬でき、ご両人の関係性も好きだ。
夕張の石炭博物館などにもあったが、大正や昭和のころの、レトロな雰囲気を感じさせる展示が非常に良い。
二階を見終え、一階に戻る。
一階では、第七師団や陸軍関係の書籍なども閲覧できるようになっている。
お土産屋なども回り、記念館を後にした。