隻狼 SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE Official Artworksの紹介

2020年9月23日

~隻狼 SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE Official Artworks~

 

Official Artworks


 

このサイトでも紹介した、フロム・ソフトウェアのゲーム、

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICEOfficial Artworksが出版されました。

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE Official Artworks [ 電撃ゲーム書籍編集部 ]

隻狼ファンの私もすぐに購入し、何度も目を通しました。

A4サイズで全302ページの大型本です。

カバーも独特で、重厚感があります。

 

SEKIROといえばとても美麗なグラフィックが特徴的ですが、

このアートワークにはその画稿が余すところなく載っています。

 

目次と説明を抜粋すると、

一 イメージボード

戦国の世、血で血を洗う時代の空気。

焼ける空、煙る夕闇、画稿の数々が、人外魔境の地に至るまでを現出せしめる

二 登場人物/忍具 画稿

狼と御子、彼らの物語に登場する人々、あるいは怪異の者。

開発初期稿も交え、設定用のデザインスケッチを多数収める。

三 アイテム&関連情報

『SEKIRO』の世界を象る武器、忍具をはじめ作中の書や武技、体術などを整理。

個々の詳細なるフレーバーテキストと共に。

となっています。

それぞれ実際に見た感想を書いていきます。

 

なお、この本はこれまでのダークソウルシリーズやブラッドボーンの画集と同様、

SEKIROの世界がより分かるような、真新しい説明などが書かれているわけではありません。

あくまで画集です。

 

一 イメージボード


 

写真は奥の院の外観で、屏風の猿たちが一緒に写っています。

このように、作中で登場した場所のイメージ画が載っています。

 

イメージの中には、狼が敵と対峙している絵を載せていたりして、

ゲームを進めている時のような臨場感と共に、画稿を楽しむことができます。

 

上の画像は、竜泉川端 平田屋敷の中にある屏風が描かれたページです。

他にも、源の宮の天井画・屋根飾り・掛け軸など、

作中に出てくる道具や小物などのイラストも、たくさん載っています。

ゲーム中にあまり気にしなかったかもしれない小道具たちも、

かなり細かくデザインされていることが分かります。

 

イメージボードの中で、私のお気に入りは金剛山 仙峰寺の画稿です。

仙峰寺は、実際のプレイ中でも目を奪われる美しさを持ったロケーションでした。

やはりと言うか、イメージボードで見ても圧巻の美しさです。

 

二 登場人物/忍具 画稿


 

上の画像は、人気の登場人物である葦名弦一郎のイメージです。

 

主要人物はたくさんページを割いて描かれています。

中には、初期稿が描かれている登場人物もいて、

現在の人物とのデザインや設定の違いを楽しめます。

特に上記の葦名弦一郎の初期稿を見ると、最初はこういう設定だったのかと驚きます。

 

登場人物は脇役や敵まで載っており、七面武者など、

ゲーム中にはじっくり見ることができなかったキャラクターを細部まで見ることができます。

 

また、仙郷に行くために調べる巫女の立ち姿など、

本編では見ることのできないキャラクターの姿も載っています。

 

忍具のページでは、忍義手に取り付けられた忍具が詳細に描かれています。

忍具の仕組みや使い方まで描かれており、

正直、これは本当に実現できるのかと思う物もありますが、

面白く読むことができます。

 

三 アイテム&関連情報


 

ここでは、アイテムのアイコンと説明文が載っています。

アイテム画も説明文もゲームと同じで、入手し損ねたアイテムの説明文を見ることができるので、

とても重宝します。

 

私は道策のイベントを面倒で進めなかったのですが、

そのときに手に入る手記などの文をアートワークスで見ることができたので、満足しました。

 

ゲームを周回していると、あまりアイテムの説明文を見直すこともなくなりますが、

改めて見直してみると、色々と面白い発見があったりします。

 

本の最後にはスキルの画と説明文や、葦名や平田屋敷・楔丸などの家紋、葦名の地図が載っています。

最後まで満足のいく画集でした。

 

興味を持たれた方は、ぜひOfficial Artworksを手に取ってみてください。

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE Official Artworks [ 電撃ゲーム書籍編集部 ]

 

2020年9月23日ゲーム,全ページ,覚え書き

Posted by 無郷庵