隻狼 SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE Official Artworksの紹介
~隻狼 SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE Official Artworks~
Official Artworks
このサイトでも紹介した、フロム・ソフトウェアのゲーム、
SEKIRO: SHADOWS DIE TWICEのOfficial Artworksが出版されました。
SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE Official Artworks [ 電撃ゲーム書籍編集部 ]
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隻狼ファンの私もすぐに購入し、何度も目を通しました。
A4サイズで全302ページの大型本です。
カバーも独特で、重厚感があります。
SEKIROといえばとても美麗なグラフィックが特徴的ですが、
このアートワークにはその画稿が余すところなく載っています。
目次と説明を抜粋すると、
一 イメージボード
戦国の世、血で血を洗う時代の空気。
焼ける空、煙る夕闇、画稿の数々が、人外魔境の地に至るまでを現出せしめる
二 登場人物/忍具 画稿
狼と御子、彼らの物語に登場する人々、あるいは怪異の者。
開発初期稿も交え、設定用のデザインスケッチを多数収める。
三 アイテム&関連情報
『SEKIRO』の世界を象る武器、忍具をはじめ作中の書や武技、体術などを整理。
個々の詳細なるフレーバーテキストと共に。
となっています。
それぞれ実際に見た感想を書いていきます。
なお、この本はこれまでのダークソウルシリーズやブラッドボーンの画集と同様、
SEKIROの世界がより分かるような、真新しい説明などが書かれているわけではありません。
あくまで画集です。
一 イメージボード
写真は奥の院の外観で、屏風の猿たちが一緒に写っています。
このように、作中で登場した場所のイメージ画が載っています。
イメージの中には、狼が敵と対峙している絵を載せていたりして、
ゲームを進めている時のような臨場感と共に、画稿を楽しむことができます。
上の画像は、竜泉川端 平田屋敷の中にある屏風が描かれたページです。
他にも、源の宮の天井画・屋根飾り・掛け軸など、
作中に出てくる道具や小物などのイラストも、たくさん載っています。
ゲーム中にあまり気にしなかったかもしれない小道具たちも、
かなり細かくデザインされていることが分かります。
イメージボードの中で、私のお気に入りは金剛山 仙峰寺の画稿です。
仙峰寺は、実際のプレイ中でも目を奪われる美しさを持ったロケーションでした。
やはりと言うか、イメージボードで見ても圧巻の美しさです。
二 登場人物/忍具 画稿
上の画像は、人気の登場人物である葦名弦一郎のイメージです。
主要人物はたくさんページを割いて描かれています。
中には、初期稿が描かれている登場人物もいて、
現在の人物とのデザインや設定の違いを楽しめます。
特に上記の葦名弦一郎の初期稿を見ると、最初はこういう設定だったのかと驚きます。
登場人物は脇役や敵まで載っており、七面武者など、
ゲーム中にはじっくり見ることができなかったキャラクターを細部まで見ることができます。
また、仙郷に行くために調べる巫女の立ち姿など、
本編では見ることのできないキャラクターの姿も載っています。
忍具のページでは、忍義手に取り付けられた忍具が詳細に描かれています。
忍具の仕組みや使い方まで描かれており、
正直、これは本当に実現できるのかと思う物もありますが、
面白く読むことができます。
三 アイテム&関連情報
ここでは、アイテムのアイコンと説明文が載っています。
アイテム画も説明文もゲームと同じで、入手し損ねたアイテムの説明文を見ることができるので、
とても重宝します。
私は道策のイベントを面倒で進めなかったのですが、
そのときに手に入る手記などの文をアートワークスで見ることができたので、満足しました。
ゲームを周回していると、あまりアイテムの説明文を見直すこともなくなりますが、
改めて見直してみると、色々と面白い発見があったりします。
本の最後にはスキルの画と説明文や、葦名や平田屋敷・楔丸などの家紋、葦名の地図が載っています。
最後まで満足のいく画集でした。
興味を持たれた方は、ぜひOfficial Artworksを手に取ってみてください。
SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE Official Artworks [ 電撃ゲーム書籍編集部 ]
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