【パヤタイ駅周辺でホステル探し】バンコク七日間紀行・その6
タイの首都バンコクを、七日かけて歩いた時の記録です。
このページでは、Phaya Thai(パヤタイ)駅近くのRestiny(レスティニー)ホステルに宿泊したときのことについて書いています。
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ホステル探しに苦戦
とりあえずパヤタイ駅の周辺を歩き、今日の宿泊場所を探す。
事前にスマホで調べた限りでは、駅周辺には多くのホステルがあるようだった。
だが、実際に歩いて探してみると、hostelの文字が中々見つからない。
周りはタイ人や白人の外国人だらけ。
熱気にあてられ、汗をかきながら歩き回る。
次第に焦りが出てきた。
1件目のホステル
もう18:00過ぎ。
このまま宿が見つからないのではと不安になる。
ようやくhostelの文字を見つけ、建物の中に入ってみる。
3階にホステルがあるという表示だった。
1階はカフェのようになっており、上階に上がる階段も付いている。
店員っぽい人にホステルのことを聞いてみても、よく分からないというポーズをされ、すごすごと引き返した。
1階のカフェと上階のホステルは、運営が違ったのだろうか。
文章を書いている今にして思えば、そのまま3階に行ってみればよかったのかもしれない。
2件目のホステル
近くにもう一軒hostelを見つけた。
入ろうとするとドアがロックされていたが、中の人が開けてくれた。
「I want to stay」とか、「ドミトリー」などの単語を並べてみると、ドミトリーはいっぱい(full)で、ツインのルームしかないと言われた。
ツインルームは高めだ。
何となく、バックパッカーはドミトリーに泊まるものだという先入観があり、断って他を探すことにした。
別のホステルの場所を教えてもらい、「Thank you very much」と言って外に出る。
3件目のホステル
教えてもらった所を訪ねると、やはり鍵がかかっており、受付の人が開けてくれた。
最初に色々と何かを言われたのだが、さっぱり聞き取れない。
合間に「ドミトリー」と言ってみると、英語が聞き取れないことを察してくれたのか、ゆっくりの英語で話をしてくれる。
だが、ここでもやはり「full」だと言われた。
また、近くにホステルがあると教えてもらったのだが、さっき訪ねたホステルだった。
お礼を言って外に出る。
なんだか疲れた。
別にドミトリーに泊まることにこだわらなくても良いのではないか。
そう思い、余裕もないので、ツインルームが空いていると言われたところをもう一度訪れることにした。
レスティニーホステルに宿泊
それがレスティニーホステルだった。
受付の人につたない英語で、教えてもらったホステルはフルだったと伝え、ツインルームに泊まりたいと伝える。
ついでに、明日はこのパヤタイ駅周辺を歩いてみようと決めていたので、ドミトリーにもう一泊したい旨を伝えた。
明日の12時以降、ドミトリーに案内してもらうことになった。
2泊分のお金を前払いし、パスポートを渡してコピーを取ってもらい、部屋の鍵を受け取る。
だいたいどのホステルも、デポジットと言われる預り金のシステムを導入している。
鍵を受け取る代わりに、部屋代とは別に、ホステルごとに決められた預り金を支払わなければいけない。
チェックアウト時、鍵を返すときに、この預り金(デポジット)を返してもらえるようになっている。
もし、翌日の早朝など、受付がいない時間帯にチェックアウトする予定の場合は、その旨を伝えれば融通を効かせてくれることもある。
部屋に案内してもらい、ようやく人心地がついた。
壁に書いてあるこの言葉が、心に染み入った。