【スワンナプーム国際空港で両替とsimカードの購入】バンコク七日間紀行・その4
タイの首都バンコクを、七日かけて歩いた時の記録です。
このページでは、タイのスワンナプーム国際空港で、両替とsimカードの購入を済ませるまでを書いています。
・文章を書いている現在、1バーツは約4.4円ですが、手数料なども考えて1バーツ5円として計算しています。
初の海外に降り立つ
入国審査が終わった。
預け荷物もなかったので、アライバル(到着)ゲートをそのまま通過し、空港のロビーへ。
海外では、空港などの軍事にかかわる施設では、写真を撮ってはいけないと聞いたことがある。
ここも撮影禁止なのか分からないが、撮らないでおいた。
空港は蒸し暑く、人であふれている。
背の高い欧米の人たちが多い。
ロビーは4階建てぐらいの、横に長い建物だ。
なだらかなエスカレーターで上下がつながっている。
各階には飲食店やカフェが並んでいる。
初めての海外に降り立ったという実感が湧いてくる。
荷物を整理するスペースがあった。
利用させてもらおうとすると、係りの人が座りながらカップラーメンをすすっていた。
ATMに苦戦
まずはタイのお金、バーツを入手しなくてはと思い、ATMを探す。
いくつか見つけたが、人が並んでいるところと並んでいないところがある。
空いているATMにカードを入れてみると、タイ語しか表示されないのでさっぱり分からない。
てきとうに表示されているボタンを押してみると、カードが返却されてきた。
What’s happened??
ATMはよくわからないので、両替所で日本円をバーツに替えることに。
両替所で日本円をタイバーツに
日本とはレートの表示が逆になっているので、得なのかどうかが分からない。
(日本では「1バーツが4.9円」というふうに表示されていたが、ここでは「1円が0.~バーツ」と表示されている)
どちらにしても、お金がないと何もできないのだ。
ここで替えておこう。
係りの人に、「I want two thousand(2000) baht.」と言ってみた。
聞いてくれているようだが、そのまま黙っているので、さらに「from Japanese yen.」と言ってみる。
すると、「10 thousand ~~ yen」と言われた。
~~の部分は聞き取れなかったが、2000baht手に入れるには、言われたお金を支払えばよいのだ。
そこで、日本円で1万2千円を渡してみた。
「~ passport」と言われたので、パスポートも渡す。
おつりがもらえるのかと思ったのだが、渡したお金が全額バーツになって返ってきた。
細かい紙幣と硬貨もあるので、この方が都合が良い。
そうか、これが両替所の使い方なのだ。
事前にほしいバーツを決めておくのではなく、替えたい分の日本円を決めておくのだ。
替えたい日本円を渡し、「baht please.」とか伝えれば、全額をバーツに替えてくれるのだろう。
ともかくバーツが手に入り、空港でやろうと思っていたことが、一つ完了した。
次はsimカードを手に入れたい。
simカードの購入
空港内を歩き回るが、simカードと書かれているような店舗が見つからない。
代わりに、「5G」と書かれている店舗がいくつかある。
たぶんここでsimカードを購入できるのだろう。
店の一つに行き、「simカード」と言おうとして、つい「SDカード」と言ってしまった。
店の人に怪訝な顔をされながらも、「sim card please.」と言い直し、ほしいプランの物を指さす。
この旅では、ずいぶん指さし注文が活躍した。
パスポートとスマホを渡し、設定までしてもらえた。
選んだのは、8日間で15GBのプランだ。
料金は300バーツほど。
日本円で約1500円ということになる。
最後に店の人から何か言われたが、全く聞き取れない。
何度か聞き返し、それでも分からないので「sorry」とか言っていると、「money」とダイレクトに言われた。
よくよく考えれば、あと残っている手続きは、お金の受け渡しだけではないか。
書いてある金額のバーツを渡し、simカードの購入と設定も完了。
これで空港でやりたかったことが全て完了した。
市街地へ向かおう。