【はじめに】初めての海外バンコク七日間紀行

2024年11月7日海外の旅,*バンコク七日間紀行*,1日本を出発~スワンナプーム~パヤータイ,全ページ

バンコク七日間紀行

これから続く一連のページは、私が初の海外旅行で、タイの首都バンコクを約七日かけて歩いてきたときの記録です。

 

2024年・7/8(月)の夜に自宅を出発し、7/16(火)に帰国しました。

 







行程

 

バンコクで歩いたルートは、大まかに以下の通りです。

PhayaThai駅周辺から出発し、西のカオサン、南へ行ってチャイナタウン、東のバンコク駅と回ってきました。

 

途中で路地を歩き回ったり、ワットプラケオやワットポー、ジムトンプソンの家、タニヤ通りなどの観光地も訪れています。

 

最後にバンコク駅から、電車でドンムアン空港に行って帰国しました。

 




ページの内容について

北海道一周の時と同様、帰国してからページを書いています。

臨場感を出すため、文体を現在系にしていますが、意図して過去形にしている部分もあります。

 

また、写真についてですが、北海道一周のときよりもページに載せる写真は少なくなります。

 

私は写真を撮るとき、できるだけ人を写さないようにしているのですが、街中で写真を撮るとどうしても人が入り込んでしまうので、バンコクではあまり写真を撮りませんでした。

 

人の写真を無暗に撮らないのは、プライバシー保護という目的もありますが、もし自分が知らない人からカメラを向けられたら良い気分がしないと思うからです。

 

人を写真に入れるときは、許可を得てから撮るようにしています。

また、写真に人が写り込んだ場合、写真から人が特定できそうな場合は、モザイクをかけるようにしています。

 




バンコクに行こうと思った経緯

私にとって、今回が初の海外旅行となります。

 

大学生のころ、何人かの友人たちが一人で海外に行ったというのを聞いて、私も海外旅行をしてみたいと思っていました。

ですが、(当時も今も)英会話が全くできないため、踏ん切りがつかず、結局行かずじまいになってしまいました。

 

大学を卒業し、仕事を始めてからは休みが取れず、海外どころか国内旅行に行くことも難しくなりました。

次第に海外のことは頭から追いやられていき、仕事に忙殺される日々が続きました。

 

私の海外熱が再び高まったのは、蔵前仁一さんの、ホテルアジアの眠れない夜という本を偶然手に取ってからでした。

できるだけお金をかけず、かつ、現地に長期間滞在するようなスタイルの海外旅行について書かれていました。

日本では経験できないような、アジアでの出来事も、面白おかしく書いてあります。

 

この本を読んでから再び海外への興味が湧き、海外旅行、特にバックパッカー系の本を探して読みました。

 

たくさん本を読む中で、私の海外熱を急騰させたのは、沢木耕太郎さんの深夜特急シリーズでした。

元々、こういったノンフィクションっぽいものは好きではなかったのですが、この本は例外で、熱中して6冊ともすぐに読んでしまいました。

 

主人公が、香港やバンコクに立ち寄りながら、インドのデリーからロンドンまでバスで向かう旅の様子が綴られています。

道中で出会う人や出来事の描写が面白く、主人公と一緒に旅をしているような気分にさせてくれる本でした。

 

海外の本を読み始めてからというもの、四六時中、海外のことが頭から離れなくなりました。

 

見たことのないものを見て、知識や見分を広げたい。バックパッカー旅をしてみたい。

そんなことばかり考えていました。

 

ですが、今の仕事では長期の休暇が取れず、望むような旅をすることができません。

そこで仕事を辞めることにしました。

 

当初は長期の旅をしようと考えていましたが、家の都合により、あまり長い期間出かけることができなくなりました。

本当はインドに行きたかったのですが、初めての海外旅行ということもあるので、とりあえず一週間を目安に、やや近場のタイ・バンコクへ行ってみることにしました。

 




旅行記を書いた目的

 

実際にバンコクへ行ってみると、親切な人が多く、言葉の壁はありましたが快適に過ごすことができました。

初の海外で考えることも多く、自分の人生にとって良い経験になったと思います。

 

30歳を越えての初海外でしたが、この歳でも新鮮な驚きが多くありました。

若いうちに見分を広めよ、とはよく言われますが、必ずしもそうは思いません。

この歳になったから分かることや想像できることも多く、このタイミングで行って良かったと思います。

 

ただ、やはり20代ぐらいのうちに、一度は海外に行っておくのも良いと思います。

その年代だからこそ楽しめることもありますし、何より、長い休みを取れるのは学生のうちだけだからです。

 

私が大学生の時、海外に興味はあったものの、不安が多かったので行かずじまいになってしまいました。

 

言語などに不安があって海外行きを躊躇している人がいたら、その背中を後押ししたいというのが、この紀行を書いた理由の一つです。

そのため、どのように意思疎通をしたのかということや、実際に体験したことなどに多く文章を割いています。

 




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