【御神楽岳・室谷コース】登山記録①・2022/11/21

2023年2月4日mountains,nature,pictures,アウトドア,登山

今回の登山のまとめ


 

登った山・コース:御神楽岳・室谷コース

御神楽岳・室谷コース
御神楽岳・室谷コース

 

標高:1386.5m

登山口から頂上までの標高差:

1077m(御神楽岳登山口310m→御神楽岳山頂1387m) 分県登山ガイド16新潟県の山より


 

所在地:新潟県東蒲原郡阿賀野町

登った日にち:2022/11/20

今回の所要時間:

登山口から山頂まで往復し、約7.5時間かかった(うち山頂での休憩1時間)。

8時に登山を開始し、駐車場に帰ってきたのは15時半。

11月ぐらいになると16時には暗くなり始めるので、時間には余裕をもって行動したい。

 

行程:室谷登山口→(4時間)→御神楽岳山頂(休憩1時間)→(2時間30分)→室谷登山口

 

登山口までの道のり・駐車場:

新潟↔福島間をつなぐ磐越道を、津川ICで降りる。

国道49号を福島側に少し進み、右折して県道227号に入る。

 

常浪川沿いの道をしばらく進んで室谷集落を通ると、道路の左側に焦げ茶色の、御神楽岳を示す看板が出てくる。

看板のところで左折するが、ここで注意が必要で、左折してすぐ正面にある細い道路ではなく、右にある少し大きめの道に右折して進まなくてはいけない。

私はここを間違えてしまい、御神楽岳の登山道に入るための橋が見つからないまま、川沿いの道を延々と戻ってしまった。

看板で左折し、右の道を進むと川沿いの道に出るので、そこを左折して川に沿って進むと、右手に常浪川を渡るための橋が出てくる。

 

橋を渡った後は道なりに進んでいく。

最初は道の左右が木々に囲まれているが、徐々に視界が開けてくる。

下の画像は、御神楽岳登山道入り口から、来た道の方向を撮影したもの。

 

御神楽岳の登山口には、下の画像のような看板が立っている。

看板のそばに車を停めるか、道をさらに進むと駐車スペースがある。

看板からさらに道の奥を見る。

奥に行くと、すぐにこのような林道の終点が見えてくる。

車は、看板の前に2台、林道終点に4台ぐらい停められるだろうか。

さらに道の脇に寄せて数台停められそうなので、全部で十数台停められるだろう。

 

難所・危険な箇所:

御神楽岳の登山道はぬかるんでいる場所が非常に多い。

ネットで御神楽岳について見ていると、道がぬかるんでいるという情報が多かったので、長靴で登ることにしたがこれは大正解だった。

道に小沢が流入しているような場所もあり、水浸しになっているようなところが何箇所かあった。

泥にハマって長靴を取られてしまったり、長靴の丈ギリギリまで泥に浸かるような場所もあった。

御神楽岳山頂に着いたときには、新品だった長靴が泥だらけになってしまっていた。

笹が両脇に生えている道は、泥で非常に滑りやすく、下りは転びやすいので要注意。

尾根に出ても泥道は続く。

 

11月だからかもしれないが、御神楽岳の尾根は風が吹くと非常に寒く、ウインドブレーカーなどは必須。

手袋やグローブもあった方が良い。

尾根に出てからも山頂まで結構長いので、防寒対策は万全に。

 

急登と言えるような急登はほとんどないが、前述の通り泥で滑りやすいので注意が必要。

尾根道では、片側が崩れているような場所が何箇所かあるので、滑落に注意が必要。

 

消費した食料:

朝飯がクッキー3枚だけだったので、山頂間近の尾根道で腹が減ってしょうがなかった。

山頂で尾西食品のアルファ米とカロリーメイトを食べた。


 

消費した飲料:

全体を通して500mlペットボトル1本と半分。

山頂で沢水を使いコーヒーを沸かした。

また、アルファ米を食べるのに水160ml使用。

 

水場:

水場は豊富で、御神楽岳登山口からしばらくは沢沿いの道が続くので、(沢の水を飲むことに抵抗がなければ)水には困らない。

しばらく行くとその沢を渡渉するが、すぐに別の沢と出会う。

2つ目の沢から離れた後、しばらく進んだ所で3つ目の沢に出くわす。

そこが最後の水場で、以降は水場がない。

 

装備:

上はドライメッシュに化繊の長袖2枚。


下はワークマンのクライミングパンツ。

 

足元はミツウマの長靴


この長靴はつま先に樹脂製のガードが付いており、ウレタン地で温かく、それでいて軽量なのが良い。

今回の登山では、泥の地面以外では滑らなかった。

欲を言えば、折り畳み式のスパイクが付いていると良かった。

 

長靴で登る際の問題点は、長靴というのは大体ブカブカなので、登りや下りでは靴の中で足がずれてしまうことだ。

特に下りでは、つま先が長靴の先端の方にいってしまうので、つま先が痛くなる。

足が長靴の中でずれるのを防ぐため、両足のくるぶしに手拭いを巻いてみた。

前方の玉結びした部分がおさえの役割をし、長靴の中で足がずれないようにしてくれる。

これが結構うまくいき、下りでつま先が痛くなることはなかった。

 

残りの装備は、グローブ・杖・ザックなど。

トレーニングのため、ザックにはテントや防寒具・予備の水や食料などを詰め、10kgぐらいの重さにしてある。

 

疲労度・大変さ:

今までに角田山灯台コース・焼峯山・風倉山と登ってきたが、一番きつかった。

これまでの登りは2時間半~3時間ぐらいだったが、御神楽岳は4時間登り続けた。

ザックを降ろしての休憩はほとんどせずに登ることができ、息が切れることもそれほどなかったが、ひたすら登り続けたことで足の筋肉への負担が大きかったらしく、山頂付近では一歩一歩足を上げるのが辛かった。

帰ってからは、足を上げるのが辛いぐらいの筋肉痛が何日も続いた。

これが最初の山登りだったら、絶対に山頂にはたどり着けなかっただろう。

 

尾根に出て、くたびれながら歩いていると、はるか向こうにピークが見える。

このピークを越えると、果てしない向こうにようやく山頂が見えてくる。

これが精神的にきつく、腹が減ったこともあり、何度も引き返したいと思った。

 

人の多さ:

私が登った時は日曜日だったが、私の他に2人しか見かけなかった。

11月も終盤に差し掛かり、山頂付近では少し雪が積もるぐらい寒かったからか、午後から少し雨が降る予報だったからか、それとも元々このぐらいの人の少なさなのか。

紅葉の見ごろが終わったからというのもあるだろうか。

 

御神楽岳登山記録


 

御神楽岳に向け、早朝の阿賀野を車で走る。

高速を津川ICで降り、国道49から県道227号へ右折する。

 

県道227号は常波川沿いの高い位置に設けられており、左右には山々が連なっている。

紅葉の盛期は過ぎ、所々山肌が露出しているが、山々の中腹には朝靄がかかり、幻想的な雰囲気を醸し出している。

 

国道49号から、県道227号の奥にある室谷集落までは結構な距離がある。

御神楽岳登山口までは、道を示す看板が何箇所か立っている。

最初の看板は、たしか室谷の集落手前にあったと思うが、御神楽岳まで〇kmというような表示だったと思う。

〇の部分はよく見えなかった。

 

室谷の集落を通り過ぎるあたりで、御神楽岳登山口を示すこげ茶色の左折看板が見えてくる。

このページの最初に書いた通り、ここで道を間違えてしまい、時間を大きくロスしてしまった。

 

橋を渡って林道を進み、御神楽岳登山口に到着した。

滑落等の遭難事故が多発していると書いてある。

 

アミノバイタルプロをエナドリで流し込む。


 

準備していよいよ登山の開始だ。

出発時間は8時過ぎ。

 

登山口~ススキ平まで


 

御神楽岳の登りはじめは沢沿いの道を行く。

 

地面はぬかるんでおり、先行者の足跡が付いている。

 

沢はこのような様子。

 

御神楽岳に登った記録を見ていると、道がぬかるんでいるという記述をよく見かけた。

対策のため長靴を履いてきたが大正解だった。

普通の靴を履いてきていたら、靴の中までびしょ濡れになって辛い山行になっていただろう。

 

 

もう少し早い時期であれば、紅葉が見事だったのだろう。

紅葉は美しいが、私はこのぐらいの時期の物寂しい感じも好きだ。

 

一つ目の渡渉点にやってきた。

 

画像ではよく分からないが、沢に下りるまでに結構な高低差がある。

 

沢は問題なく濡れずに渡ることができる。

 

沢を渡って少し行くと、もう一つの沢に行き当たる。

 

沢を左手に、ブナ木立の中を進む。

もう少しで雪が降り始めそうな雰囲気だ。

 

御神楽岳の登山道には、ルートを示す赤い矢印が所々にあり、迷う心配はない。

 

沢沿いの道をひたすら進む。

 

途中、浸水している道に出た。

このような箇所がいくつかあり、場所によっては長靴の縁ギリギリまで水位があったりした。

落ち葉で水位は見えないので、杖を刺して道の様子を確かめながら進む。

できるだけ道の外側を歩くか、浮いている木などを渡って進むと良いようだ。

 

ブナの木に、蛇のように他の木が巻きついている。

 

御神楽岳登山道の前半は、このように勾配の少ない道が多い。

新緑の頃はまた違った様子になるのだろう。

 

所々にこのようなピンクのテープも巻いてあり、先ほどの矢印と合わせて良い目印になっている。

 

歩きながら後ろを振り返る。

気付けば段々と高度が上がってきている。

 

道に水が流れている。

 

登山道も少しづつ険しくなってきた。

 

ここで大体9時頃だ。

 

ここまで休憩を入れなくても歩き続けられている。

まだしばらくは大丈夫そうだ。

 

キノコを発見。ツキヨタケだろうか。

 

これは何の実だろうか。

 

登山道の勾配もきつくなってきた。

 

たぶんキクラゲを発見。

 

道は次第に藪に覆われ始める。

 

途中、ススキが密生している場所に出た。

 

一本一本が長い。2mぐらいはありそうだ。

 

ススキが多い平らな場所なので、ススキ平と勝手に名付けた。

ここから高度を上げていく。

 

ススキ平~3つ目の沢まで


 

木のうろがこちらを向いている。

 

開けた場所に出た。

 

結構歩いた気がするが、道はまだまだ長そうだ。

気が付けば、全く音がしていなかった。

風がないので木々がざわめく音もない。

沢から離れているので水音も聞こえない。

動物の鳴き声も聞こえず、辺りは静まり返っている。

 

上向きの矢印。

 

御神楽岳登山道は、全体的に踏み跡が明瞭に残っており、目印も多いので迷う心配はないと思われる。

 

杉林に出た。

 

心を折る標識が、、、

御神楽岳の頂上まで、まだ2時間40分もかかるようだ。

さすがに誇張だろうと思ったが、私の足でピッタリ2時間30分ぐらいだった。

 

この時点で時間は9時30分ぐらい。

 

ここら辺から藪の密度が濃くなってくる。

 

山頂までこのような笹薮が何度も現れる。

道は粘土質で、非常に滑りやすい。

下りでは何度か足を取られて滑ってしまった。

 

2本目の沢からしばらく歩いたが、ここで3本目の沢と出くわした。

御神楽岳登山道は、この沢を渡渉した先に続いている。

 

今回は山頂で湯を沸かそうと思っていたので、どこかで水を汲もうと思っていた。

2本目の沢を離れてからしばらく沢が無かったので、この先水場があるか心配だったが、もう一つ沢があって良かった。

 

御神楽岳登山道では、合計3本の沢と出会うことになる。

3本目の沢を渡渉するともう水場は無いので、ここで水分補給をしっかりしていかなければいけない。

 

沢の上流を見ると小さな滝がある。

できるだけ上流で水を汲みたかったので、登山道を少し外れて小滝まで行ってみることに。

 

 

岩肌を水が流れている。

スポドリが少し残っていたので、それを飲み干してここの水を詰めていく。

 

水は非常に冷たい。

何の気なしにグローブをつけたまま水を汲んでしまったので、グローブがびしょ濡れになってしまった。

これが大失敗で、山頂までグローブが乾かず、稜線で風に吹かれたときに手が冷たくなって辛かった。

スペアの手袋を持ってきていたので大丈夫だったが、グローブが濡れるのは極力避けた方が良いというのが今回の教訓となった。

 

滝の上部。

落ち葉と水のコントラストが美しい。

 

ここまでで10時15分。

 

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