フェンネル・チャービルの特徴と香りや味について:自家製ハーブを育てる

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自家製ハーブを育てる


 

最近、自家製ハーブを育てることに熱中しています。

 

釣った魚の料理に使おうと思って植え始めたのですが、色々な種類を植えすぎていしまい、収集がつかなくなりそうな気がしています。

 

植えてからまだ日が浅いものの、植物の種類によって育ち方に結構違いがあります。

また、同じような見た目の植物でも味が違ったり、逆に異なる見た目の植物同士が同じような香りや味を持っていたりと、色々な発見がありました。

 

これから何ページかに渡り、育て始めたハーブたちの特徴や香り・風味などについて書いていこうと思います。

まず、このページではフェンネルとチャービルについて述べていきたいと思います。

なぜこの2種を一緒のページで紹介するのかと言えば、両者には共通点があるからです。

それをこれから述べていきます。

 

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フェンネルの見た目について


 

フェンネルの見た目は下の画像のとおりです。

鉢で育てていますが、地植えのほうが手間がかからず簡単だと思います。

 

フェンネルは何本か枝分かれしたやわらかい茎が伸び、とても細い葉っぱが幾本もついています。

 

ところで、フェンネルによく似たディルというハーブがあります。

下の画像がディルです。

フェンネルのほうがディルよりも大きくなりやすいという違いはあるようですが、見た感じでは両者を見分けるのは難しいです。

このように並べてみると、どちらがどちらか分からなくなってしまうぐらい似ています。

ちなみに、左がフェンネルで右がディルです。

 

葉を比べても、両者とも剣状の葉っぱで、付き方や細さも似ています。

 

見分け方としては、育った環境に依るかもしれませんが、ディルのほうが茎の緑が濃いことがまず一つ。

また、フェンネルの方が葉がこんもりと茂っているのも特徴です。

左のフェンネルのほうが葉が密集しています。

ディルは葉の隙間が大きく葉同士の重なりが少ないです。

 

フェンネルとディルの見た目はよく似ていますが、味や香りは全く違います。

後述しますが、フェンネルは爽やかな甘い香りがするのに比べ、ディルはハンバーガーについているピクルスのような香りがします。

後味も、フェンネルは後に残りにくいのに比べ、ディルはいわゆる葉っぱの味のような、酸っぱい味と少々の苦味が後に残ります。

 

フェンネルは大きく育つので、大きい鉢で育てるか、場所を広く取って地植えにすると良いと思います。

水が切れるとすぐにしなびたり、葉っぱが黄色く枯れてきたりするので、地植えの方が手間がかからず簡単だと思います。

 

今は日が当たりにくい半日陰で育てていますが、今の所順調に成長しています。

 

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チャービルの見た目について


 

フェンネルに対し、チャービルはこのような見た目です。

こんもりと全方位に育ち、下の方の茎や葉は地を這うように伸びています。

 

育てるには、水分が多く冷涼であまり日の当たらない場所が良いらしいので、軒下に地植えしています。

とても順調に成長し、どんどん大きくなってきています。

 

チャービルは「フレンチパセリ」や「美食家のパセリ」と呼ばれており、日本で揚げ物などの口直しについてくるパセリや、イタリアンパセリと似た姿をしています。

 

下の画像は写真AC様より拝借したパセリの画像です。

イタリアンパセリは下の画像です。

 

いわゆる普通のパセリは葉が固く縮れています。

イタリアンパセリは下の画像のように、葉は全く縮れていません。

食味もほんのりとパセリのような味がするという感じなので、口直しよりはサラダに入れるような使い方が合っていると思います。

 

チャービルの葉はこんな感じです。

イタリアンパセリに比べて葉に細かく切れ込みが入っています。

両者を比べたのが下の画像です。

サイズもイタリアンパセリのほうが大きいです。

 

ご覧の通りここまでフェンネルとチャービルの姿をお見せしましたが、あまり似ていません。

ではこの2種の共通点が何かと言えば、食べてみると、どちらも八角のような甘い香りがすることです。

 

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八角について


 

八角といえばアジアでよく使われているスパイスで、中華料理の煮込みなどにもよく使われています。

八角はトウシキミ、もしくは大茴香(ダイウイキョウ)と呼ばれる木の果実を乾燥させたものですが、星のような形が特徴的で、スターアニスとも呼ばれます。

 

独特なふんわりとした甘い香りが特徴ですが、その香りに慣れていないと八角が入った料理を食べるのに苦労します。

料理にほんの少し入れただけで強い香りが出てくるのも特徴です。

以前、中華スープを作ったときにほんの一片入れてみましたが、スープが八角の香りに支配されてしまい、食べるのが大変でした。

 

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フェンネルの味や香りについて


 

さて、フェンネルに話を戻します。

フェンネルは元々、茴香(ウイキョウ)とも呼ばれています。

先程の八角(大茴香の果実)と名前に共通点があるように、同じような香りを持っています。

大茴香は果実を利用しますが、フェンネルは葉や茎も利用します。

 

実際にフェンネルの葉や茎をそのまま水洗いして食べてみると、確かに八角のような甘い香りと爽やかさがあります。

甘い香りも、ふんわりと抜けていくような感じでくどさがありません。

 

生の葉っぱは爽やかさの方が強く感じるので、肉や魚料理に使うと良さそうです。

噛んでいると植物特有の酸っぱさが出てくるので、料理の最後に入れて少しだけ火を通すと良いような気がします。

サラダにしても良いと思います。

 

ちなみに、フェンネルの果実を乾燥させて粉末にしたものはカレーなどにスパイスとして使われています。

 

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チャービルの味や香りについて


 

前にチャービルは「フレンチパセリ」や「美食家のパセリ」などと呼ばれていると書きました。

私が実際に食べてみた感じだと、最初に八角やフェンネルのような甘い香りが強く来て、そこにパセリのような爽やかさが少し感じられるような味わいです。

甘い香りが食味の大部分を占めており、パセリとはまた違った味です。

 

そのため、このチャービルは口直しに使うよりも、サラダに入れるか料理に混ぜて使うような使い方が良いと思います。

 

ちなみに、チャービルは別名「茴香芹(ウイキョウゼリ)」とも呼ばれています。

茴香というのはフェンネルの中国名でしたが、チャービルの別名にも茴香という単語が入っています。

 

茴香・八角・アニス・甘草、これらは同じような甘い香りが特徴ですが、その甘い香りの主成分はアネトール(Wikipediaより)と言うそうです。

フェンネルもチャービルも、このアネトールが含まれているため同じような甘い香りがするのでしょう。

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