【鍛冶師への憧れ・孫惣刃物鍛冶】新潟観光

2020年12月11日

鍛冶師への憧れ・孫惣刃物鍛冶

 

鉄に聞け 鍛冶屋列伝


 

最近巷では鬼滅の刃が流行っています。

発端は無限列車編の映画でしたが、今や連日様々なメディアで鬼滅の刃が取り上げられています。

釣りに行くときに自動販売機で飲み物を買おうとしたのですが、鬼滅の刃のコーヒーが売られていました。

もはや一つの社会現象になったと言っても差し支えないでしょう。

 

私もメディアに取り上げられたあたりで興味を持ち、単行本を買おうとしたのですが、どこにも売られておらず悲しい思いをしました。

飛び飛びで単行本を買えたのですが、まだ全巻そろっていません。

早く全巻読みたいものです。

 

さて、そんな鬼滅の刃の作中で、刀鍛冶の里という場所がでてきます。

鬼を滅するためには特殊な刀が必要なのですが、それを作る刀鍛冶たちのいる里です。

 

その話を読んでから何となく鍛冶に興味を持っていたのですが、書店で鉄に聴け 鍛冶屋列伝という本を見つけ、一も二もなく購入しました。

 

筆者の方が尋ねた、職人気質の鍛冶師たちの様子が赤裸々に綴られています。

また、鍛冶小屋を作り刃物を打つ様子なども書かれていました。

 

この本を読んで、無性に鉄を打って道具を作ってみたいと思うようになりました。

釣りやキャンプに使う道具を自作し、実際に使ってみることを考えるとロマンがあります。

将来自分で道具をそろえ、鍛冶をすることが夢になりました。

 

村上の孫惣刃物鍛冶


 

新潟県村上市は、各地に歴史的な町並みが保存されています。

村上市内の鍛冶町もその一区画で、古き良き家々が並んでいます。

 

その町家の中孫惣刃物鍛冶という博物館があります。

鍛冶屋熱に浮かされた私は、すぐさま見学に行きました。

 

建物の入り口を見ると、見学ができるという札があったので入ってみました。

これらの道具はもう使われていません。

 

奥からご主人が出てきたので、色々と話を伺いました。

 

左にふいごがあり、作動させるとコークスの下から風が出て火力が増します。

 

手前の穴に入って作業を行います。

右下の玄翁は一つ一つ手作りだそうです。

 

右上の支柱はベルトで各機械につながっています。

動力で支柱を回転させ、それぞれの機械を動かします。

 

 

時が止まったような作業場を見ながら当時の様子に思いを馳せ、鍛冶師への憧れを深くしたのでした。

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Posted by 無郷庵