笹川流れ馬下沖でマダイをゲット!!・2020/10/11

2024年1月30日

笹川流れ馬下沖でマダイをゲット!!10月11日

 

笹川流れ馬下沖へ


 

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台風が日本列島の南を通過している。

せっかくの日曜日なのにと思ったが、幸い日本海側は気候が荒れずに済みそうだ。

波も高くない様子。

 

カヤックを積んで笹川流れに出発。

今回は馬下の沖で釣りをする。

前にアオリイカを釣った辺りの沖だ。

 

当初の狙いはアオリイカで、キャスティング用の竿に30gのエメラルダス ボートIIグリーンオイル-オレンジパープル杉カラーをセット。

 

また、落とし込み用の竿にはタイガーバクバクの45g・レッドゴールドをセットした。

 




出航と一匹目


 

準備ができたのでいざ出航。

今回は魚探のガーミン ストライカー4を積んでいる。

 

沖へ向けて漕ぎ出す。

 

ここら辺は急深のような気がする。

少し沖に出ただけで結構深くなった。

 

魚探を見ると良い反応が出ている。

フィッシュイーターが小魚を追っているのだろうか。

少し沖の方で魚が跳ねるのも見えた。

だが、前に青物がたくさん釣れた時のようにナブラが長くは続かず、単発的ですぐに消えてしまう。

 

エギからムーチョ・ルチアのブルピン・35gに変更。

とりあえず真下に落としてみる。

底まで落とし、アクションはつけずにただ巻きする。

 

底より少し上で何かがヒット!!

かなり強い引きだ。

 

持続的な強い引きに耐えつつ、水面まで巻き上げる。

イナダだ。

アシストフックに掛かっている。

 

イナダを締めてハリを外す。

締めるときはフィッシュピックで脳天を突き刺し、脳締めをする。

残酷なようだが、魚を生かしておいて長く苦しませるよりは良いと思う。

ストリンガーにつないでエラを切り、血抜きをする。

 




念願の魚をゲット


 

再びムーチョ・ルチアを真下に落とす。

 

底に着いて巻き上げてすぐ、また何かが掛かった!!

竿が大きく曲がる。

引きはさっきのイナダと似ているが、違うような気もする。

さっきよりも弱いし散発的な引きだ。

 

上がってきたのは・・・

 

マダイだ!!

初めて釣ることができた。

 

ヒレや目の周囲がコバルトブルーに染まっている。

非常に美しい。

大きさは30cmちょっとだろうか。

 

カヤックフィッシングでの一つの目標はマダイを釣ることだった。

始めてから約2年、ようやく達成できた。

 




ベイトフィッシュとフィッシュイーター


 

マダイが釣れたので今度はタイラバを落としてみる。

落としながら魚探を見てみると、魚がタイラバを追ってきているのは見えるがヒットしない。

またムーチョ・ルチアを落とす。

 

もう一匹イナダをゲット。

今度のは大きい。

50cmぐらいありそうだ。

ストリンガーにつなぐ。

 

先につないでいたマダイがプカプカ浮いている。

浮き袋があるからだろうか。

フィッシュピックを浮き袋に刺して空気を抜いておく。

 

釣れたイナダの口から小魚が出てきた。

数センチ程度の大きさだ。

魚たちがこれを追っているならば、タイラバには喰ってこないだろう。

こういうときはムーチョ・ルチアが強い。

 




さらなる大物


 

今日は魚の活性が高い。

ルアーを落とすと毎回下の画像のような反応が出てくる。

真っ直ぐな軌跡はルアーの軌跡だ。

底から中層まで巻き、もう一度底まで落としている。

それを何匹かの魚が追ってきている。

 

だが、このような反応の時は何をしても釣れなかった。

追ってきている魚が小さいのか。

 

海面は穏やかだが、時折沖の方で魚が跳ねている。

 

中々魚がヒットしないので、沖に向けてカヤックを漕ぐ。

魚探で小魚の群れを見つけてムーチョ・ルチアを落とす。

底まで落としてただ巻きする。

 

すると、ガツガツとしたアタリの後に急激な突っ込みが!!

強い引きを何度もこらえながら巻き上げる。

 

上がってきたのはまたマダイだ!!

今回のはかなり大きい。

非常にうれしい。思わず笑みがこぼれる。

 

ブルーのアイシャドウが綺麗だ。

 

小魚の反応を探しながらカヤックを漕ぐ。

上のような薄い帯状の反応が小魚らしい。

こういった反応のときにルアーを落とすとよく魚が釣れる。

 

帯の中にブーメラン反応が見えた。

小魚の群れに大物が突っ込んだのかもしれない。

 

今回は魚探が大活躍だった。

小魚の反応を見つけてムーチョ・ルチアを落とす。

 

すぐさま魚が掛かり、竿がしなる!!

 

3度目のマダイだ。

 

追い求めていた魚がこう何匹も釣れるとは。

今夜の夕食は豪華だ。

嬉しくてしょうがない。

 




最後のヒット・・・


 

再びルアーを落とす。

すると中層でアタリが!!

 

ところが針掛かりしなかった・・・

 

そのときの魚探反応が下の画像。

画面中央辺りの乱れている部分が、魚がルアーにアタックしている様子を表している。

 

魚探で小魚を探しながらカヤックを漕ぐ。

小魚を見つけてルアーを落とす。

 

すると、また何かがヒット!!

強烈な突っ込みに竿が大きく曲がり、ドラグがジジ―っと鳴っている!!

 

竿をためてこらえようとしたところ、ふとテンションが抜けてしまった。

針掛かりしなかった・・・

 

あの引きの強さから、相当な大物が掛かったと思われる。

とても悔しい。

 

疲れたのでそろそろ陸に戻ろう。

岩場の沖ではマダイやイナダなどのフィッシュイーターが群れていた。

頑張れば岩場からも釣れるかもしれない。

 

陸に上がって魚を取り出す。

マダイ3匹にイナダが2匹。

満足できる釣果だ。

 

海は透き通って綺麗だ。

静かな海岸線を眺めていると、沖の海中でフィッシュイーターがベイトを追い回していることなど想像できない。

 

帰ってから一番大きなマダイを測ってみた。

体長は40cmちょっと。

思っていたより小さかった。

 

マダイとイナダは刺身とカルパッチョにした。

マダイの炊き込みご飯も作ってみたが、どれも美味しく言うことなしの一日だった。

 




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Posted by 無郷庵