ウキフカセ釣りに挑戦!!
ウキフカセ釣りに挑戦!!
ウキフカセ釣りに挑戦!!
5月に入るがまだ水温が冷たく、青物を釣るにはもう少しだけ時期が早いようだ。
前にキャンプに行ったときにクロダイのウキフカセ釣りをしている人を見かけ、ウキフカセ釣りをやりたくなってしまった。
その思いが日に日に大きくなり、つい本屋でウキフカセ釣り入門
よし、ウキフカセ釣りを始めよう。
ちなみに、ウキフカセ釣りとウキ釣りの違いは、ウキフカセ釣りというのはウキとハリにガン玉などを付けた仕掛けで釣る釣り方であり、ウキ釣りというのはウキにコマセカゴやサビキ仕掛けなどごてごてしたものを付けた釣り方の総称らしい。
なので、普通ウキ釣りと呼んでいるものは実際はウキフカセ釣りだということになる。
ややこしい。
ウキフカセ釣りの道具
ウキフカセ釣りを始めようと発起し、釣具屋で道具を買いそろえることに。
コマセを入れるバッカンに、ひしゃく、コマセミキサー、バッカンを洗うためのブラシなどを集めた。
真ん中のビニール袋は、撒きエサに混ぜる秘密兵器だ。
エサは冷凍オキアミ2kgに配合エサ、一応練りエサも用意した。
本では半日釣りをするならオキアミ3kgが必要と書いてあった。
配合エサの袋にも3kgに一袋と書いてある。
オキアミは3kgが基準の量のようだが、釣り場でコマセがなくなったらルアー釣りに切り替えようと思うので、2kgにした。
付けエサは冷凍オキアミを切り出して付けエサにする。
オキアミは冷凍庫に入れているが、釣りに行く数時間前には出して置き、釣り場で半解凍状態になるようにする。
仕掛けはオーソドックスなウキフカセ釣りの仕掛けを作る。
チヌバリ3号にハリスはフロロカーボンの1.5号。
釣り場がそれほど深くないので、ハリスは1ヒロちょっとにし、真ん中にガン玉を打つ。
1ヒロというのは、腕を広げた分の長さのことで、約1.5mぐらいだ。
今回は2mちょっとにした。
竿は昔買った4.5mで1.5号の磯竿。
3000番のリールに道糸はフロロカーボンの3号を巻いている。
コマセの準備
釣り場に着いてコマセの準備をする。
バッカンに冷凍オキアミを入れる。
あらかじめ冷凍庫から出しておいたので、ミキサーでサクサク切れる。
ミキサーで切り出して付けエサを用意する。
オキアミに海水を加え、ブロックを砕いていく。
オキアミの大部分を細かく砕き、丸のままの物が少し残った状態にする。
本に書いてあった通り、オキアミを潰して海水にエキスを染み出させる。
そこに配合エサを半量加え、混ぜる。
混ぜている途中の状態。
様子を見ながら海水を継ぎ足しつつ、配合エサの残りも加えて混ぜる。
そこに秘密兵器の黄色い液体、ガルプ!アライブ!リチャージジュース
ガルプのワームといえば集魚効果のある強烈な臭いが有名だが、その臭いの液体をボトルに詰めたものが発売されている。
コマセにリチャージジュースを入れ、さらに混ぜ合わせる。
程良い固さになってきた。
これで釣りを始めてみよう。
ウキフカセ釣りの開始
ハリに付けエサを付ける。
オキアミの頭からハリを刺し、尻尾からハリ先を出して背ガケにする。
今まで小物のウキフカセ釣りを何度かやって学んだことだが、尻尾の堅い部分から針先を出すと餌が落ちにくく、また取られにくくなる。
コマセを撒いて仕掛けを投入する。
これもウキフカセ釣りで学んだことだが、コマセは一回の量を少なく、回数を多くして撒くのが良い。
今日は波が高く、時折足元まで波が来る。
付けエサが波を被ってしまった。
そうこうしているうちに、ウキがぴょこぴょこと動いているのに気付いた。
ウキが3Bのウキなので、小物が掛かっても沈まない。
仕掛けをあげてみる。
掛かっていたのはアジだ。
割と良いサイズ。
とりあえず一匹掛かったことで安心し、釣りを続ける。
エサ取りが多く、仕掛けを投入してもすぐに付けエサがなくなってしまう。
フグが時折掛かってくる。
海にはとても小さいイワシの姿が見える。
本には付けエサが残り始めたら大物が寄ってきた合図と書かれていた。
しばらく釣りを続ける。
釣り座の右側に、沖に潮が払い出す場所があってサラシができている。
そのサラシの際を狙う。
コマセが少なくなり、バッカンの底が見え始めたころ、突然大波がきてバッカンが倒れてしまった。
コマセの大部分が流されてしまっている。
全身も水浸しだ。
これでは続けられないと思い、撤収することに。
本日の釣果はアジ一匹だけだった。
本格的にクロダイを狙うなら、エサ取りの猛攻に耐えられるだけのコマセを用意しなければいけない。