初めてのカヤックフィッシングで分かったこと①

2023年10月26日

~初めてのカヤックフィッシングで分かったこと①~

 


1.カヤックを漕ぐのはどうにかなる


 

カヤックに乗って釣りをしてみて、

いろいろと分かったことがあるので書いてみようと思います。

 

私はカヤックの体験などをしたことがないまま、いきなり一人で海に出ました。

 

カヌーワールドなどの雑誌はたくさん読んで、

パドリングの仕方や沈起こしの仕方などを頭に叩き込み、

ライフジャケットなどの安全対策もしっかりしていました。

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そうして海に出たのですが、

海の上でパドルを動かしていると、なんとなく動かし方が分かるもので、

結構自在に前進・後退・方向転換などができました。

 

前方が見えなくなるぐらいのうねりが来ても、

カヤックが沈したり(ひっくり返ったり)カヤックの中に水が入ってくることもありませんでした。

 

もちろんうまくいったことばかりではなく、

波打ち際からの出艇や、船酔いに苦労しましたが、

全行程を通して問題なくカヤックに乗ることができました。

 

十分に危険を想定し、安全対策をしっかりして、波の穏やかな内湾などで練習をしていけば、

初心者から始めてもカヤックを楽しむことができると思います。

 





2.波打ち際からの出艇の難しさ


 

本で波打ち際からの出艇が難しいと書いてあったのですが、本当にその通りでした。

 

打ち寄せる波でカヤックが進まないのと、波がカヤックに入ってくるのとで、結構焦ります。

 

出艇のコツは、波がカヤックに入って水浸しになっても、

気にせず漕ぎ続けることだと思います。

水はスカッパーホールから出ていきます。

また、カヤックを波に浮かべてから乗るとバランスを崩しやすいので、

浜辺でカヤックに搭乗し、手で地面を押し、カヤックを前に押し出しながら海に出ると良いです。

 

水が入ったのを気にして外に水を出そうとしていると、

打ち寄せる波に押しやられ、いつまでたっても波打ち際から抜け出せません。

 

最悪カヤックが沈するか、自分が海に放り出されます(実際に出されました)。

 

ずぶ濡れになるのは当然のことと割り切って、

まずはひたすら漕ぎ続け、波打ち際から脱出しなければいけません。

 

波打ち際から脱出してカヤックが安定したら、

ビルジポンプを使って排水します。

 





3.カヤックに乗るとどうしても濡れてしまう


 

カヤックに乗ると、海水で濡れてしまうのは避けられません。

 

特に波打ち際では波をかぶりやすく、全身びしょ濡れになってしまいました。

 

ずぶ濡れになってもいいように、

財布やスマホなどの濡れてはダメなものは防水バッグに入れておきましょう。

財布やスマホなら2Lのバッグで入ります。

 

バッグに入れたらカヤック内に収納するか、

ライフジャケットに入れておくと良いでしょう。

 

また、ウェットスーツを着て乗ると良いと思います。

このスーツは裏起毛になっていて、濡れても寒さを感じにくいのでおすすめです。

水中遊泳にも使えます。

ウェットスーツを着ると、水に浮きやすくなるという利点もあります。

 

足元はマリンシューズなどを履いておくと良いでしょう。

 

マリンシューズを裸足で履くと靴擦れしやすいので、

靴擦れ防止にダイビングソックスを履いておくとさらに良いです。

 

初めてのカヤックフィッシングで分かったこと②へ続きます。


2023年10月26日覚書,全ページ

Posted by 無郷庵