カヤックとフラッグ
カヤックで沖に出る際、カヤックにはフラッグ(旗)を立てておかなければいけません。
フラッグを立てる最大の理由は、他船との衝突を避けるためです。
大海原に浮ぶカヤックの船体は、他の漁船などからはかなり視認しにくいものです。
スピードの遅いカヤックが、速く移動する漁船などとの接触を避けるための最大の対策は、とにかく他船から目につくようにしておくことです。
カヤックと漁船がぶつかりそうになったとき、手漕ぎのカヤックでは漁船を避けるのは難しいでしょう。
他船からとにかく早めに発見してもらい、カヤックに近寄らないようにしてもらう必要があります。
もちろんこの話は、漁船や遊覧船などが操業する場所に近寄らないようにした上で、というのが大前提です。
フラッグの作り方
フラッグは既製品もありますが、私は自分の気に入った色の布を使い、旗を自作しています。
ダイソーで売っている竹の釣り竿に、適当な布を留めて作りました。
布を留めるにはケーブルタイを使っています。
布に小さい穴を空けてケーブルタイを通し、竿に固定します。
ケーブルタイを使えば布を縫ったりする必要がありませんし、頑丈に留めることができます。
フラッグの立て方
フラッグをカヤックに立てる方法も色々あります。
私流のカヤックへの立て方を紹介します。
竿の下部にはクッションシートを、これまたケーブルタイで巻き留めます。
このクッション材はホームセンターなどに売っています。
クッションを巻くことで、カヤックのスカッパーホールにフラッグを挿すことができます。
実際にカヤックに乗るとき、これだけではフラッグがグラついてしまいます。
リーシュコードを下の画像のように一巻きして安定させています。
他には、クーラーボックスにくっつけて立てたり、カヤックのロッドホルダーに立てている人もいます。