釣りとキャンプについて




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目次






釣りキャンプの動画






釣りとキャンプを両立させるということ


 釣りとキャンプ。どちらもアウトドア趣味の王道です。

 漫画などで魚を串に刺し、たき火で焼いている場面を見かけます。そんな様子を見ると狩猟本能が刺激されるのか、つい自分もやってみたくなります。

 実際、釣りとキャンプを同時に行うと得も言われぬ満足感を感じることができます。

 釣りは食材を手に入れる活動ですし、キャンプは食材を消費する活動なので両者は相性が良いように思えます。

 このページでは、釣りとキャンプを両立させるコツや達成する上での困難などを書いていこうと思います。





釣りとキャンプの比重


 釣りとキャンプと一口に言っても、釣りのためにキャンプをするのか、キャンプのために釣りをするのかで計画の立て方などが違います。




 まず、釣りのためにキャンプをする場合について。

 これは、例えば一日中釣りをするために、または朝マズメを逃さないことなどを目的として釣り場の近くにテントを張ってキャンプをする場合のことです。

 この場合は釣りがメインであって、キャンプは釣りをするための手段となります。

 釣りがメインならば、キャンプは釣りのため、最低限の寝泊りや休憩の場所を確保するために行います。なので食事や住環境には質を求めない場合が多いでしょう。

 コンビニの食べ物などで食事を済ますことになります。一生懸命釣りをして料理もするとなると、時間がいくらあっても足りません。




 一方、キャンプのために釣りをする場合。

 この場合はキャンプがメインであって、釣りはキャンプに彩を添えるもの、食事を豪華にするなどの目的で行われることになります。

釣った魚を使った昼食

 このページでは主にこちらの、キャンプがメインの場合について書いていきます。





魚を釣って食材にするということ


 当然のことながら、魚は釣れないことがあります。

 前日まではたくさん釣れていたのに、当日はまったく魚が釣れないということもあります。

 なので、よほど釣れる自信がない限り、釣った魚だけでキャンプの食材をまかなうというのはよした方がいいでしょう。魚が釣れなければ食べるものがありません。

 もっとも、その不自由さを楽しむ自信があるならば、釣った魚だけを食材にしたキャンプを計画してもいいと思います。

 何も釣れないまま時を過ごし、夜は腹を空かしたまま眠りに付くのもいい思い出と笑い話になります。




 釣った魚だけでキャンプするのをやめた方がいい理由は、魚が釣れるかどうか分からないということだけではありません。

 魚は身が少なく、腹を満たすのに適していないことも理由の一つです。

50cmのサゴシ

 上の画像は50cmぐらいのサゴシです。50cmといえば、陸から釣れる魚としては大きい方です。それでも1日の十分な食料になりません。

 あくまで食材のメインは別に用意しておき、魚はサブの食材として活用するべきです。




 キャンプの際に用意する食材は、魚が釣れなくても十分食べられるぐらいの量を用意しておくといいと思います。

 魚が釣れたらラッキー、ぐらいの気持ちでいるといいでしょう。

 もしも魚が大量に釣れたなら、キャンプ場で保存食にすれば無駄になりません。

サゴシの干物作り




釣りキャンプの行程と計画


 冒頭の動画の時の行程を紹介します。

 この日は早朝4:00に起床し、朝5:00から新潟東港第二防波堤・ハッピーフィッシングという場所で魚を釣りました。

早朝ドライブ
ハッピーフィッシングでの釣り

 そして9:00ごろに釣り場を離れ、PLANT4という大型ショッピングセンターで食材を買いました。

 その後、島見という場所にある新潟市海辺の森キャンプ場に行き、1泊のキャンプをしました。

新潟市海辺の森キャンプ場



 この時のキャンプでは釣り場とキャンプ場が離れていました。車で片道45分くらいです。

 そのため、早朝に魚を釣って早めにキャンプ場に向かうという計画を立てていました。

 早朝に釣りを済ませたおかげで、キャンプ場に着いてからはゆるゆると準備ができました。

 サゴシバーガーや潮汁などの手間のかかる料理を作りましたが、それでもハンモックで昼寝したり、ダラダラする時間がとれました。

サゴシバーガー
潮汁

 このように、釣り場とキャンプ場が離れている場合、釣りは朝早くに済ませてしまうのがいいでしょう。




 場合によっては釣り場とキャンプ場がとても近かったり、キャンプ場と釣り堀がセットになっているような所もあるでしょう。

 そのようなところで釣りキャンプをするならば、ゆっくり釣りを楽しむことができます。

 釣りとキャンプの順番も、釣りを済ませてからキャンプを始めるだけではなく、昼ご飯を食べてから釣りに行ったり、キャンプの合間に釣りをすることができます。

 なので、できれば釣り場とキャンプ場が近いような場所を選ぶといいでしょう。




 キャンプに行く前に、どんな料理を作るかを計画しておきましょう。

 魚によっては焼いただけでは美味しくなかったりと、ひと工夫が必要なものがあります。

 例えば、アジはどんな食べ方でも美味しいですが、サゴシなどの淡泊な魚は料理にひと工夫が必要です。塩を振って焼いただけでは美味しくありません。

サゴシの燻製

 ひと工夫する場合、調理道具や調味料などの事前準備が必要になります。

 これから、キャンプ場でできる魚料理と、調理道具について考えてみましょう。





魚料理と必要な料理道具


 キャンプ場でできる魚料理と、必要な道具を見ていきましょう。




 釣った魚を料理するときは、魚を捌くところから始まります。なので包丁やナイフなどは最低限必要です。

サゴシを捌く

 なお、魚や料理法によっては包丁が要らない場合もあります。

 イワシは手で捌けますし、アユなどを串焼きにするときは内臓を出さなくても食べられます。




 キャンプ場で料理するときは調理場を汚さないようにしましょう。

 魚から出た水分は臭いのでふき取っておき、飛び散ったウロコも集めて捨てましょう。

 新聞紙の上で捌けば、内臓などを出した後に新聞紙を丸めるだけで簡単に後始末できます。新聞紙が水分を吸い、においの発生を抑える効果もあります。




 肝心の料理法ですが、まず、包丁だけで作れる魚料理を考えてみましょう。

 料理道具が必要なく、釣ったばかりの魚の鮮度を活かせる料理といえば、刺身です。

 釣ったばかりの魚を刺身で食べることができるのは釣り人の特権です。

 特に美味しい魚と言えば、アジ、イワシ、サバ、イナダ、マダイ、ヒラメなどでしょうか。どれも陸から狙うことができます。

アジ
アジ
イナダ
イナダ
ヒラメ
ヒラメ

 この中で特に釣りやすいのは、アジやイワシです。シーズンになればほぼ確実に釣れます。

 サゴシは淡泊なため、刺身にするには味気ないですが、皮を炙ると美味しく食べられます。

 包丁の他にガスバーナーが必要ですが、ガスバーナーは色々な場面で役に立つので持っておいて損はありません。下の画像はサゴシの炙り刺しです。

バーナーで炙る
サゴシの炙り刺し



 釣った魚を刺身にするなら、鮮度を保つように心がけましょう。釣ったらしっかり血抜きをし、冷やして保管しましょう。

ヒラメの血抜き

 魚の中でも、特にサバは傷みが早いので、刺身にするなら気を付けなければいけません。できれば生で食べない方がいいです。




 また、イナダやサゴシなどの青物は、アニサキスという寄生虫が付いていることがあります。これは普段、魚の内臓についていて、魚が死ぬと身の方に移動してくるそうです。それを人間が食べると、激しい胃痛を起こします。

 アニサキスによる食中毒を避けるには、身にしっかり熱を通すか、魚を釣ってすぐ、内臓を取り出すなどしなければいけません。刺身で食べるならしっかり対策をしましょう。




 刺身の他に、道具をあまり使わない料理といえば、魚の串焼きでしょうか。このページの冒頭で、漫画のキャラが魚を串に刺して食べる話をしましたが、そのことです。

 アウトドアショップやホームセンターに行けば、竹串が売られています。竹串は太くて頑丈なものを買いましょう。

 魚を捌いたら、エラの下から竹串を入れ、背骨を竹串に巻き付けるようにして、刺していきます。そうしないと、焼いている最中に身が落ちてしまいます。

 串を刺したら多めに塩を振り、火に当てて焼きましょう。

 火はたき火でもいいですし、炭火でもいいです。火に魚を近づけすぎないようにして、じっくりと、中まで火を通しましょう。




 バーベキュー料理の定番は、網や鉄板で焼くような料理です。

 塩を振って焼く塩焼きや、カレーパウダーと塩を振って焼く、カレー焼きが簡単で美味しいです。

 下の画像は燻製したサゴシを焼いたものです。

燻製サゴシの網焼き

 カレーパウダーを振れば、臭みの強いボラなどの魚や、淡泊な魚でも美味しくいただくことができます。

 バーベキュー道具の中にカレーパウダーを忍ばせておくと良いでしょう。




 網や鉄板を使ってひと手間加えた料理といえば、ホイル焼きです。

 アルミホイルに魚の切り身を入れ、キノコや玉ねぎ、バター、醤油を入れ、アルミホイルでふたをして、網や鉄板の上に置いておくだけです。

 香ばしい香りがしてきたら完成です。




 網や鉄板では焼くことしかできないので、料理の幅が狭いです。

 深めのキャンプ用鍋などがあれば、本格的な煮物を作ることができます。魚を切り身にして、野菜とともにコンソメを入れて煮込めば、洋風スープができます。

 サゴシのアラで潮汁を作ることもできます。魚の汁物を作る時は、最初に魚の身を焼いておくのがコツです。そうすると魚の臭みが消え、美味しくなります。

潮汁の下準備

 鍋の水を沸かすのは、炭火でできないこともありません。ですが火を安定させておくのが大変ですし、時間がかかります。

 コンパクトバーナーなどを用意しておくと良いでしょう。




 私のおすすめする魚料理は、サゴシバーガーです。

サゴシバーガー

 サゴシを焼き、タレで煮た後に野菜とパンで挟んだものです。これもコンパクトバーナーで作ることができます。

 やや手間は掛かりますが、その分味は保証します。

 ここに材料と作り方を書いておきます。



材料(一人分)
  • サゴシ(半身)

  • レタス(一枚)

  • トマト(半分)

  • 玉ねぎ(少々)

  • チーズ

  • サゴシにつけるタレ(それぞれ同量)

  • 酒・みりん・醤油・砂糖
  • 食パン(2枚)



作り方
  1. 野菜の下準備をする。レタスは葉っぱを一枚、トマトは輪切りで3枚ほど、玉ねぎも3枚ほど薄くスライスしておく。

  2. サゴシをさばく。三枚におろし、半身を使う。もう半身は燻製、アラは潮汁に使うのでとっておいた

  3. サゴシをフライパンで焼く。

  4. サゴシにかけるタレの準備。酒、みりんを火にかけ、沸騰させる。そこに醤油と砂糖を入れて混ぜる。

  5. 焼いたサゴシをタレに漬けておく。

  6. ホットサンドメーカーに食パンを乗せる。ホットサンドメーカーがなければ食パンに具材を挟むだけでよい。できればパンを焼いておくと良い。

  7. パンの上にレタスを乗せ、その上にスライスしたトマトと玉ねぎを乗せる。

  8. さらにその上にチーズを乗せ、タレに漬けたサゴシを乗せる。

  9. ホットサンドメーカーを閉じ、火にかける。

  10. パンが焦げやすいので、こまめにホットサンドメーカーを空け、パンの様子を見ながら火であぶる。

  11. 両面が程よく焼けたら完成。






 魚を保存しておくなら、塩水に漬けた後、ネットで干して乾燥させましょう。そのまま干物にしてもいいですし、表面だけ乾燥させたら燻製にしてもいいでしょう。

サゴシの干物作り



 燻製を作るには燻製器が必要です。燻製器は折り畳み式の安い物で十分です。ダンボールで自作することもできます。

燻製器

 燻製器の他に、火をつけて煙を出すためのチップが必要です。後は食材をそろえれば、簡単に燻製を作ることができます。

燻製チップ
火の着いた燻製チップ

 魚を燻製するついでに、食材を燻製しても美味しいです。お勧めはウィンナーとチーズです。チップの香りが付いたきつね色の食材は、食欲をそそります。

燻製ウィンナー
スモークチーズ




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